3月14日(木)に食育サークルの学生7名が大河公民館の男性料理教室"にこにこクッキング"に参加し、「春の食材を楽しもう!」をテーマに調理実習を行いました。60代~80代の男性18名が参加してくださり、とても賑やかな会となりました。
メニュー
・ごはん
・菜の花と人参の豚肉巻き
・たけのことわかめの酢味噌和え
・かきたま汁
・苺ヨーグルト
今回の料理の中で一番人気だったのは、菜の花と人参の豚肉巻き。切り口の彩りがきれいで春を感じられる食材を使った点がよかったようです。8割以上の方が、また作ってみたいと回答してくださいました。
学生の感想
参加者の皆さんと一緒になって調理することができて大変楽しかったです。お互いに知識を共有しながら充実した時間を過ごすことができました。また機会があればすぐにでも開催してほしいという声をいただけたので大変嬉しかったです。今回の経験を今後に活かしていけるようにこれからも励んでいこうと思います。
管理栄養学科食育サークルでは、災害時でも、より安心・安全な食事をしていていただくためのレシピを考案しています。その中から、"袋レシピ"を紹介します。
食材が限られ、ライフラインが止まった非常時に「誰でも簡単に調理ができる」「野菜が摂取できる」方法である「ポリ袋調理」です。
ポリ袋を使うことで少ない水で調理ができ、食材にほとんど手を触れることもなく、洗い物も少ないので、節水時にも衛生的に調理できます。
家によくある食材を使い、主食、主菜、副菜のバランスよい食事を作る方法を紹介します。
被災時も温かくて美味しい、と感じられる食事で心が落ち着かれますことを祈っております。
※"高密度ポリ袋"を使用してください。スーパーで見かけるタイプの袋は、高熱に強いので調理に向きます。ジッパー付き袋は、低密度なので袋調理には使用できません。
※熱でポリ袋が溶けないよう、鍋の底にお皿を敷いておくと安心です。
◆袋炊きごはん
◆袋炊き込みごはん
◆切り干し大根のサラダ
◆袋蒸しパン
◆りぼんサラダ
災害に備えてーローリングストック術ー
災害に備えて、長期保存が可能な缶詰や乾物、レトルト食品などをご家庭で備蓄しておくことは大切です。しかし、購入したものの「実際に使用する機会がないまま期限が切れて捨ててしまった」という経験はありませんか?
月1回の行事食に、缶詰や乾物を取り入れることで、定期的に消費する「ローリングストック法」を紹介します。
備蓄品を非常食として別に保管しておくのではなく、鮮度を保つためにも日常の食事に美味しく取り入れる方法です。
日頃から缶詰や乾物の活用方法に慣れることができます。
冊子『食品ロスをなくす~ローリングストック術』
非常時への備蓄についての情報も掲載していますので、お役立てください。
5月26日(土)に、管理栄養学科1年生10名が昆虫を守る田んぼ作りの活動で、『田植え』体験のボランティアに参加し、子ども達と一緒に楽しく田植えを行いました。
普段、あまり見かけることの出来ないカエルやヤモリにも遭遇でき、子ども達はとても楽しそうに田植えを行っていました。
田植えを経験したことのある子どももたくさんおり、田植えを終えた後の稲の並びはなかなかの上出来!の様子!!
田植えをしている同じ時間帯に、調理班の学生が昼食のカレーとサラダを作りました。
田んぼから帰ってきた子ども達は、とてもお腹を空かしており、みんな「おいしい」と言いながら、たくさんおかわりをしていました。
お昼を食べ終わった後は、食育クイズを行いました。昼食のカレーに入っていた野菜に関するクイズを出すと、子ども達は大はしゃぎ。活発にクイズに参加してくれました。
クイズの後は、愛媛大学大学院の日鷹先生に、外来生物のお話しを伺いました。昆虫にとても興味を持っている子どももいて、"昆虫博士"のお話しにみんな真剣な眼差しで聞いていました。身近な生き物の中には多くの外来生物がおり、それらにまつわる法律等も教えていただき、広島の生態系についても考えさせられました。
田植えをした稲が、秋には大きな穂をつけます。その姿を見られるのが、今からとても楽しみです。