人間生活学部 児童教育学科 ニュース

幼児教育心理・児童教育学会 秋季講演会「能への誘い」を開催しました
学会

10月31日、幼児教育心理・児童教育学会の秋季講演会を開催しました。

今年は、芸術の秋ということで、今までほとんどの学生が触れたことがない日本の伝統芸能である「能」について、京都の能楽師の吉田篤史氏【重要無形文化財(総合認定)シテ方 観世流】からお話を伺いました。

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また、舞台に7名の学生が呼ばれ、「能」の基本動作を体験したり、「高砂」をみんなで謡ったりと、伝統芸能を身近に感じることができました。

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最後に能楽師の浅井通昭氏の舞を観劇しました。

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学生にとって大変貴重な時間を過ごすことができました。

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秋季講演会の学生の感想を紹介します。

「‪日本の伝統である能の歴史を、時代背景や他の伝統などのお話を交えながら深く広く学ぶことができました。舞台で着用される衣装の構図や着方を見るだけでなく、学生7人が舞台に上がり実際に能を体験するなど貴重な経験ができました。能楽という今までとは全く異なる講演会は、私たち学生一同とても惹き込まれる素敵な時間となりました。」(梶田未生)‬‬

「今回、秋季講演会を通して、日本の伝統文化を知り、次の世代につなげていくことが私たちには必要だと思いました。舞台での雰囲気や、歩きかたや一つ一つの動作で伝わる迫力など、初めて能を自分の肌で感じて、鳥肌が止まりませんでした。能楽は古くからあり、日本の歴史です。日本にはたくさんの伝統文化があり、海外からも高い評価を受けています。そんな日本の文化を私たちは知らず、知ろうともしていません。日本にいることに誇りを持ち、日本の伝統文化を知らなければならないと思いました。今回の講演は、そのきっかけになったと思います。」(飯塚晴香)

「今までは、能に対して格式が高く難しいというイメージがありましたが、今回実際に能に触れてそのイメージがガラッと変わり、親しみが湧きました。そして能を楽しむ上での基礎知識や衣装のことなどたくさんのことを学ぶことができ、能の魅力を感じることができました。中でも、私たちの謡と先生の舞とのコラボレーションは思い出に残る体験となりました。今回講演会を通して、能の素晴らしさ・美しさをもっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。また、今回のように説明を交えて目の前で能を鑑賞できる機会はないので、とても貴重な時間となりました。」(越智麻友美)

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