人間生活学部 児童教育学科 ニュース

小学校教育実践研究アーカイブ

 10月20日の小学校教育実践研究会では、教員採用試験の合格者(4年生:13期生)が3年生(14期生)に向けて、受験体験談を紹介しました。
 4年生は、前に出て一人ずつ、これまで自分が勉強してきた内容と方法、採用試験までの思い、これから受験をする3年生に向けたアドバイスなどを丁寧に話してくれました。

―友達と協力して勉強すること―

 これまで、4年生は初等教育演習室で、友達と問題を出し合ったり、様々な問題に取り組んだりしてきました。友達と声を掛け合い、多くの面接・模擬授業の練習にも励んできました。友達と学び合い、励まし合うことにより、最後まで頑張ることができました。

 今回の受験体験談紹介により、その様子や思いは3年生にしっかり伝わりました。
 初等教育演習室には、4年生が残してくれた参考書や問題集があり、引き継がれていきます。下の写真は、それらが入れられている場所を教えてくれているところです。

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 3年生は、4年生の話を真剣に聞き、大事なことをノートいっぱいにメモしていました。また、3年生は、今後の生活の仕方や考え方等について進んで質問をし、4年生との交流を深めることができました。

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 これから3年生は、4年生の体験談とアドバイスをもとに、小学校教員になるために、みんなで協力しながら前進していきます!

 当日の様子はこちらからもご覧ください。↓
 https://www.instagram.com/child_jogakuin_u/?hl=ja

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小学校教員採用試験に向けて傾向と対策を学んだり、教師としての実践力を高めたりする場である「小学校教育実践研究会」の14期生の活動がスタートしました。

現場で活躍されている先輩方(1期生~13期生までの合格実績は96.4%)に続こうと、たくさんの3年生のみなさんが参加し大きく意欲を高めていました。

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第1回は、国語科の教材研究や授業の構成、そして、学習指導案の作成の仕方について、国語科教育が専門の細恵子准教授から学びました。

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上の写真は、細恵子准教授による模擬授業を通して、実際の授業づくりの大切なポイントを体験的に学んでいる様子です。

初めは緊張している様子だった学生のみなさんも、「1年生だったら何と言うかな?子どもの気持ちになって考えてみましょう」などと声をかけられるうちに、次第に小学生になったつもりで意欲的に学んでいました。

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小学校実践研究会は、曽川昇造元特任教授、故戸田浩暢教授、神野正喜前教授らが礎を築かれ、その志を受け継いで年々合格者数を伸ばしています。

今期の「小学校教育実践研究会」を指導するのは、国語科教育を専門にする細恵子准教授、音楽科教育の専門であり行政の経験もある森保尚美教授、算数科教育を専門とする瀧ヶ平悠史准教授。いずれも豊かな現場経験を経歴にもつメンバーで指導に当たっています。

高い志のもと、来年度の教員採用試験に向けて、そして、教師としてのスタートに向けて力を合わせて頑張っていきます。

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小学校教育実践研究会では、11月11日に、「小学校教員採用試験の体験談」を聴く会をもちました。
今年度の小学校教員採用試験合格者のうち7名に出席を依頼し、第13期生(3年生18名)に向けて、自分の体験談を語ってもらいました。
その内容は、「一次試験に向けての学習方法、一次試験の様子、一次試験の内容、二次試験(模擬授業面接・個人面接)の様子、二次試験に向けての学習方法、二次試験の内容、及び後輩へのアドバイス」です。
事前に提出されていた、これらの項目についての回答(合格者全員分)を印刷し、当日の資料(A4版46ページ)として配付しました。
4年生の詳細で具体的な話に、3年生はメモを取りながら、真摯に耳を傾けていました。

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最後に、3年生から4年生への質問タイムを設けたところ、来年度の小学校教員採用試験の受験を意識した質問が多く出されました。
その一つ一つに丁寧に答えてもらい、3年生は意欲を新たにしていました。
この「小学校教員採用試験の体験談」を聴く会は、小学校教育実践研究会の恒例行事の一つです。
会に出席して、よい刺激を受けた3年生が、来年度も、小学校教員採用試験の高い合格率を維持してくれるはずです。


自分の決めた目標に果敢にチャレンジした4年生も、これから超えようとするハードルに真摯に向き合っている3年生も頼もしく感じました。
小学校教育実践研究会の過去の記事はコチラ

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