1月11日(水)に就職内定者報告会を開催しました。今年度もリアルタイム配信型のオンラインでの実施になりました。報告を担当する4年生6名は来学し、担当教員と一緒に後輩へのアドバイスをしてくれました。
3年生は卒業後の進路選択と就職活動を意識する時期、1年生は児童教育コースと幼児教育コースのどちらに進むかを選択する時期です。先輩たちは「自分の就職活動の体験が、後輩たちの進路選択や就活の役に立ってくれれば嬉しい」と事前にパワーポイント資料や原稿を準備してくれました。

前半は1年生、3年生参加の全体会、後半は3年生参加の「一般企業」「社会福祉施設」「公立保育所」「私立保育園」「私立幼稚園」「小学校」の進路別の分科会でした。
報告会に参加した1年生の感想は次のとおりです。
●先輩のお話を聞き、こんなにもいろんな選択肢があることが分かりました。自分の将来について考える参考になりました。
●大学生活の中で将来について考え、ボランティア活動やいろいろな活動に参加することが大切だと分かった。また、就職試験に備えキャリアセンターや先生方のアドバイスをもらうことも大切だと分かった。
3年生の感想は次のとおりです。
●就職活動を始めようと思っても、何から始めたらいいのかがわからなかったりするのはみんな同じなんだなと思いました。今まではなんとなくで就職先を考えていたけど、就職についてちゃんと考えるいい機会になりました。春休みからは本格的に力を入れて頑張りたいです。
●実際の先輩の貴重な体験談を聞くことができて、どのように就職活動をしていけばいいのかをイメージすることが出来た。キャリアセンターを利用していきたいと思った。
●自分から動いて行動していくことが大切だと感じました。キャリアセンターに行って情報を集めたり、見学に行かせていただき自分の目で見て決めることが大切だと思いました。就活では実習が近くて忙しいので、早めに計画を立てて始めようと先輩方の話を聞いて思いました。
先輩たち、体験談とアドバイスをありがとうございました。

学生たちは、将来を見据えて今この時間を過ごすことが大切であること、進路は多様で自分の考えや行動しだいで道を切り開いていくことができることを改めて意識することができたようです。
教員、キャリアセンターの職員ともに、進路や就職活動について迷いや不安に寄り添いながら、みなさんの「やりたい」を応援します。いつでも相談に来てくださいね。
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3年生は卒業後の進路を意識する時期になりました。そこで、1月12日(水)に「就職内定者報告会」を開催し、4年生から就職活動の体験談、アドバイスをいただく機会を設けました。

(写真1:今年度もリアルタイム型のオンライン配信での開催となりました)
全体会では、私立保育園、私立幼稚園、公務員保育士、児童福祉施設、小学校、一般企業に内定をいただき、就職予定の6名の先輩たちから就職活動の報告をしていただきました。
①内定先の「業種」を決めた理由と決めるまでの経緯
②内定先を決めた理由と決めるまでの経緯
③就職活動の流れ、いつ、どのようなことをしてきたか
④キャリアセンターをどのように利用したか、他の就職斡旋機関を利用したか
⑤就職活動に際して、誰に相談してきたか
⑥内定先の就職試験の内容と受験に際して対策(事前準備)したこと
⑦後輩に伝えたいこと
について報告をしてもらいました。

(写真2:全体会で4年生はオンラインツールを使って後輩に就職活動について報告しました)
全体会後に6つの分科会に分かれ、就職活動に関する疑問や不安を先輩に伝えて回答していただきました。

(写真3:分科会は先輩と教員から就職活動のアドバイスを受けました)
<報告会に参加した3年生の感想>
*どのタイミングで就職活動を始めるべきなのか内心焦っていましたが、先輩方のお話をお聞きして、自分の中での考えや振り返りを行ったうえで就職活動を始めていくと良いというアドバイスをいただいたので、前向きに検討していきたいと思います。まだ、悩んでいることは多くありますが勇気をもらうことができました。とても良い時間となりました。
*様々な就職先の話を聞けたので、比べることができて参考になりました。分科会で先輩に質問させていただくことが出来たので、これから活かしていきたいと思いました。
*就職活動について分からないことが多く、最近とても不安になっていたため、先輩方のお話を聞いてこれからどうすれば良いのか、まず何から始めれば良いのかなど聞くことができてとても参考になりました。
*沢山質問させていただきましたが、丁寧に答えてくださったので本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。これから就職活動をするにあたり参考になりました。
*先輩が一つひとつの質問に丁寧に答えてくださった。何冊もの教科書や参考書に手を出す傾向があるので、1冊に絞って何回も解いていこうと思った。面接対策は事前にしっかり行っておくことやマインドマップを活用すること、実習内容について聞かれるなど、初めて聞く内容も沢山あり大変貴重なアドバイスを頂いた。
*これから春休みまでの期間の中でやるべきことや、一次試験、二次試験に向けてどのように勉強したら良いかなど、具体的に聞くことができたのでよかった。また、これからの試験や実習に対して不安な気持ちが強いけれど、試験本番前や実習中に焦らないように対策や練習を頑張りたいと思った。
*実習など大変な中での就職活動になる可能性があるので、春休みから園探しを始めて見学にも早めに行きたいと思いました。また、キャリアセンターに直接行ったことがないので、就職活動の時にはしっかりキャリアセンターの方に相談をしながら進路を決めていきたいと思いました。
*就職が決まった先輩の言葉すべてが前向きでキラキラとしていて、私も1年後こうなっていたいと感じました。私の質問に対しても真剣に向き合って考えて下さり、とても嬉しく思いました。将来について不安に感じている部分がまだ沢山あり悩んでいる途中なので、自分のやりたいことをしっかり固めれるよう私も前向きに取り組みたいと思います。
<後輩にアドバイスをした4年生の感想>
後輩に伝えたいことがたくさんあり、時間いっぱい話をしました。これから就職活動をしていく後輩たちの不安が解消し、励みとなり背中を押すことができたのであれば嬉しいです。
広島女学院大学児童教育学科は、みなさんの「なりたい」を応援しています。
昨年度の就職内定報告会の様子はこちら
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1月13日(水)に3年生全員が参加した就職内定者報告会が開催されました。
全体会では、小学校、公務員保育士、私立幼稚園、社会福祉施設、一般企業に就職が決まった4年生が、①業種を決めた理由や経緯 ②就職先を決めた理由とその経緯 ③就職活動の流れ ④就職試験の内容とその対策 ⑤後輩に伝えたいこと、を話しました。
その後、分科会に分かれて、3年生の「どのような視点で受験先を選ぶのか」「いつどのような準備をすればいいのか」などのより具体的な質問に対し、4年生が経験をもとにアドバイスをしてくれました。今年度はオンラインのリアルタイム配信による開催でしたが、4年生は後輩へ思いを込めて体験談を語り、3年生は先輩のエールをしっかりと受け取ることのできる会になりました。

写真1 就職内定発表風景(4年生)
3年生の感想(全体会)
「私はまだ進路を迷っているので、こういう機会に様々な業種の就職の体験談を聞くことが出来て良かったです。どの職業に就くにしても就職活動に早めに取り掛かって損は無いとの事だったので、早めに取り掛かることが大切だなと思いました。」
「児童教育学科で同じように勉強をしても、人それぞれ就職先が違って、それぞれのやりたいことがはっきりしていると思いました。私自身、まだはっきり決まっていなくて少し焦っていたけれど、これからある実習などを通して、これからじっくりと考えてもまだ大丈夫なんだと思うことができました。 」
「それぞれ就職先や目指す場所は違っても、早めに準備しておくことが大切だと改めて感じた。どういう所を重視するのかを自分で考え、それに合ったものを選択していく必要があると学んだ。何になりたいか迷ったり、どうしたらいいのかわからなくなってしまった時は、キャリアセンターやゼミの先生に頼ったり、興味のある説明会に参加してみようと思った。」
「先輩方のお話を聞いて、すべての先輩が色々なことに努力をされてるなという印象を持ちました。自分の夢を実現するために、工夫しながら勉強したり、試験に向けて面接の練習をしたりとたくさん努力をされたからこそ自分が就職したい場所に就職できているのだと感じました。何事も早めに行動し、情報を集め、メリハリをつけて行動することが大切だと学びました。」
「どの就職先の先輩方も、キャリアセンターや学科の先生方に相談するなど、ひとりで考え込むのではなくて分からないことがあれば些細なことでも質問をすることが大事だと学びました。また、早すぎることはないので早い段階で、普段の生活で勉強する習慣を身に付けておくことが大切だと学びました。」

写真2 就職内定発表風景(4年生・桐木先生)
4年生の感想(分科会)
「1年前、自分が就職活動について不安に感じていたことを思い出しました。その時の自分が知りたかったことと今の3年生の知りたかったことは同じでした。後輩たちの不安を拭い去り、就職活動や試験対策の準備への後押しになればと思い、自分が経験してきたことをアドバイスとして話しました。」
それぞれの進路に向かう4年生の姿が頼もしく感じられました。また、自分の進路に向かって不安をもちながら歩んでゆく3年生に、心からエールを送ります。

写真3 就職内定発表者(4年生)
児童教育学科では、このような企画だけでなく「保育内容(環境)」という授業で、ゲーンス幼稚園の園長先生がリモート模擬授業を行ったり、「子どもの生活と遊び」という授業でオンライン手遊び発表会をしたり、「初等生活科教育法」という授業で、模擬授業の動画をやりとりしたりするなど、コロナ禍でも、授業の質が低下しない取り組みに邁進しています。
社会からのニーズの高い保育・教育職は、これからも安定した仕事となることは間違いありません。学生には子どもに寄り添う楽しさを感じて欲しいと思っています。
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