人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

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 夏休み終わり、9月20日に後期オリエンテーションが行われました。後期の履修やレポート等の課題作成上の注意点などについて、詳しい説明がありました。3年生は夏休み中も授業がありましたが、この日も元気な姿を見せてくれました。

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 大学では自分自身で時間割を作り、受ける授業を登録します。いろいろなことを自分で管理していく生活になります。オリエンテーションでは、日頃の生活や学修で大切なことを、これから始まる日々に向けて、再度確認することになりました。

③使用サイズ.jpg またこの日は、今春まで実験実習助手で活躍されていた山岡先生の、後期からのラーニング・アドバイザーとしての復帰が紹介され、学生たちからは喜びの声が上がりました。学生の皆さんは、学修を含めて、これから色々相談できるとよいですね。水曜日には大学におられるので、これからも気軽にお話にいってみましょう。

④使用サイズ.jpg それから、10月27日に開催される『ハロウィンフェスタ』のボランティアや、サークル活動としてのハロウィンプロジェクトのメンバー募集のお知らせが、活動している学生たちからありました。ハロウィンフェスタは今年も学生たちが準備しており、10月27日金曜日は終日、学生も教職員も自由にコスプレをしたまま学内で1日を過ごせます。皆の楽しい思い出作りのために活躍してくれているのは、とてもありがたいことです。当日は、皆でいい日にしたいですね。

⑤使用サイズ.jpg 4年生のクラスでは、時間の終わりにチューターの先生方から、今後の生活、特に国家試験に向けての激励のことばが伝えられました。3月の卒業式に、皆が笑顔で来れるように、先生方が思いを込めたお話をされました。

 皆が健康で、一人ひとりのゴールに向けて、日々の喜びと共に邁進されることを祈ります。

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8月27日(日)に管理栄養学科妻木陽子教授の主催による、食物アレルギーを持つ子どもとその保護者を対象としたデイキャンプを本学で開催しました。

今年で14年目を迎える「食物アレルギーっ子のDAYキャンプ」。リピーター参加もあり、交流の輪が広がっています。
食物アレルギーは、食事制限など日常生活のなかで管理が必要な疾患です。小児での発症が多いため、患者だけでなく保護者のフォローや周囲の理解が求められます。
このデイキャンプの目的は、食物アレルギーに関する知識や情報提供を行うことと、参加者同士の交流の場を設けることです。

プログラムは、講演会、昼食、おやつ教室、ママ会、レクリエーションでした。
午前は、しろくまサンの小児科アレルギー科院長 白尾謙一郎先生の講演会と意見交換会を行いました。

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保護者の方が講演会に参加している間、子どもたちは学生スタッフと一緒に遊びました!

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デイキャンプで提供する昼食やおやつは、8大アレルゲン(卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに、くるみ)を全て除去した献立で、参加者みんなが同じものを食べることができます。使用する食器や調理器具もすべてアレルゲン除去食材専用とし、通常の調理実習で使用するものと分けて管理しています。

メニューはこちらです!!

【昼食】☆ハッピーわくわくセット☆
・ハンバーガー ・夏野菜サラダ ・かぼちゃスープ ・シャリもちアイス
【おやつ】チュロス

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午後からは家族でウォークラリーを楽しみました!大学の建物を回り、謎解きクイズに答えてシールを集めました。とても暑かったですが、子どもたちは元気に走ってクイズを楽しみました。

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ウォークラリー後は、おやつ教室でチュロスを作りました。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりのおやつ教室の開催となりました。

子どもたちとお父さんがチュロスの生地を絞って、妻木ゼミ生が揚げたものにグラニュー糖をまぶして美味しく食べました。子どもたちは自分たちの好きな形に絞り、楽しんでいました!

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おやつ教室の間、お母さん達はママ会で普段の悩みや不安を共有しました。アレルギーを持っているご家族の悩みや不安を実際に聞くことでゼミ生たちの学びにもなりました。

デイキャンプの運営にあたって、昼食やおやつの献立作成をはじめ、レクリエーションの準備や会場の飾りつけ、会の進行などまで、妻木ゼミの学生が主体となって春から企画し、準備を進めました。将来、管理栄養士をめざす学生が、食物アレルギーを持つ子どもやその家族と触れ合い、患者や家族の気持ちを知ることができる貴重な教育の場となっています。

最後に全員で集合写真を撮りました!

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妻木ゼミの学生から

今回のキャンプは、コロナウイルスの制限が緩和された状況下での開催となりました。今年は旅行をテーマに開催しました。そのため、レクリエーションはさまざまな国の遊びを取り入れ、昼食は外食を想定して持ち運びができるものを考えました。当日は、参加者の方々から嬉しい感想を頂き、やりがいや達成感を感じました。保護者の方の悩みを聞くことで、管理栄養士としてどのような支援ができるか、改めて考えるきっかけになりました。

デイキャンプで提供された献立レシピについては下記をご覧ください。

食物アレルギーっ子のデイキャンプ2023 レシピ.pdf

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 管理栄養学科では3年生の秋から学外での臨地実習が始まります。いよいよその季節が迫ってまいりました。先日9月12日に、前回の7月15日に引き続き、学外での実習に向けての臨地実習ガイダンスがありました。

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 ガイダンスでは再度、社会生活の基本となる挨拶や服装、心構えを確認し、まもなく臨地実習に臨もうとしている自分自身に向き合うこととなりました。

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 臨地実習では、様々な施設にお世話になりながら、現場で働く管理栄養士の先生の業務や責任感を学ばせていただきます。学生はグループごとに、実習先での行動や準備の内容について発表し、フロアの学生たちは、自分たちの視点からフィードバックを行いました。自分自身の行動については、盲点が多いものです。学生と教員が個々の視点から意見を述べ合い、多くの気付きを共有しました。学外施設での様々な状況の下で、自分たちに何ができるのか、7月の時点から更に踏み込んで、現実に即して考えることになりました。 

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 いま培っている力は、一生の財産となります。出来る準備をして足を踏みだし、喜びをもって新たな体験に臨んでいただきたいと思います。

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 この日(9/4)は、先日(8/21)に続き夏休みの第2回目の模試が行われました。前回の結果を受けとめ、約2週間の学修を重ね、受験することになりました。前回よりも合格に一歩近づくため、午前中から問題に真剣に向き合いました。

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 午後も集中しての解答がなされました。管理栄養学科では、卒業研究を終えた12月以降は約2週間ごとに行い、鍛錬を積んでゆきます。今年は夏休みに、2週間の間隔での対策を経験することで、日々の積み重ねの大切さや2週間にできることの限界を、各自が体感できたのではないかと思います。

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 試験時間を終了後の自己採点も、各自ずいぶん手馴れてきました。今回も、入力を終えて助手の先生のもとに向かい、データ解析と結果の印刷をしていただきました。結果はどうだったでしょうか。結果への期待と不安が入り混じります。

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 その後、課程主任面談により、この日も個々の状況に応じた指導が行われました。お話の中で結果を受けとめられ、引き続く学修の日々に対して、思いを新たにできたのではないでしょうか。
 前回から約2週間という準備期間を経て、今回の結果になりました。努力への自負が大きいほど、結果に反映されないと不安になります。しかし、蓄積してきたことの結果への反映には、様々な要因が絡みます。努力していても、自分の思い通りに行かないことも多いため、冷静に結果を受けとめての着実な歩みを探ることが必要になります。気持ちを強く持ち、自分自身が日々成長していることを実感していただきたいです。

 これから11月末までは、卒業研究にも集中する時期となります。
 実りあるよい季節にしていきましょう。

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管理栄養学科の学生を中心に毎月第2・4火曜日に日本福音ルーテル広島教会で子ども食堂のボランティアを行っています。
日ごろは、食事の準備や片付けが主な活動ですが、8月22日(火)は「広島女学院ごはん」を提供しました。

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今回は日本文化学科留学生のタクさんの「水餃子」をメインにして、「中華で野菜を食べよう!」をテーマに献立考案、調理を行いました。
教会のスタッフの皆さんにもご助言をいただきながら、喜んでいただける食事を提供することができました。

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【女学院ごはん、第3弾!】
(ごはん、タクさんの水餃子、みそ野菜炒め、卵そうめんスープ、こふきいも、杏仁豆腐)

当日はタクさんをはじめ、管理栄養学科2年生から4年生までの学生14名が参加しました。

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ミーティングを行い、いよいよ調理開始です。

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提供していただいた野菜がたくさんありました。

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みんなで一緒に餃子を包みました。なんと、570個!!

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提供が始まりました。このたびはご家庭へのレシピ資料も配りました。

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お味はいかがですか?喜んでくれている様子が伝わってきます。

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参加した学生のコメント

今回、「中華で野菜を食べよう!」をテーマとした女学院ご飯に参加させていただきました。普段の子ども食堂でのボランティア活動とは少し異なり、献立の立案や当日の調理などを私達学生が主体となり行う事がとても新鮮に感じられました。
特に印象に残っていることは、今回のメインの料理でもあった水餃子を大勢で包んだことです。包んでいく中で、それぞれ違った餃子が出来ていく様子が分かるのがとても楽しく、完成したたくさんの餃子を見た時は達成感を感じました。
他にも、一度に160人分の食事を作ったことや留学生のタクさんに直接餃子の包み方を教えていただいたことなども、貴重な体験になりました。さらに、活動中に笑顔で料理を受け取ってくださり、終了後には多くの方から、提供した食事や私達に対する感謝の気持ちのお手紙もいただけて、とても嬉しく感じました。
今回のこれらの体験を今回限りのものにするのではなく、これからの活動における様々な場面で活用する事ができるようにしていきたいと思います。ありがとうございました。【H.M】

今回、レシピから考え提供まで行ったことで、自分の作りたいものと他の料理と合うかや、調理工程を単純にすることなど、大量調理は普段の調理実習に比べて考えなければいけないことが多かったことが大変でした。
準備から先生方、ルーテル教会の皆様など多くの方々にたくさん手助けをしていただいたおかけで、私たちの女学院ごはんを提供することができました。
感想で「おいしかった」などのご意見をいただくことができ、改めて料理を作ることができる環境に感謝しなければいけないと思ったのと同時に、とても嬉しく思いました。今回の反省点を活かして自身の調理技術向上だけでなく、大量調理についてしっかり学び、今後の実習や次回の女学院ごはんでも活用できるように頑張っていきたいです。【M.A】

私は今回初めての参加でした。100食以上の食事を作ったことがなかったので不安がたくさんありましたが、色んな人に手伝っていただきながら完成させることが出来て達成感がありました。食事を提供した時に、子どもたちに美味しいと言ってもらえて頑張って良かったなと感じました。また参加したいです。【H.E】

こども食堂に参加したことはあったものの、女学院ごはんの回に参加するのは初めてでした。
打ち合わせから当日まで自分たちでメニューを考え、提供することはとても貴重な体験になりました。自分たちが作ったものを目の前で食べてもらうのは緊張しましたが、子どもたちが美味しいと喜んで食べる姿を見ることができて参加して良かったと改めて思いました。【K.M】

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