人間生活学部 児童教育学科 ニュース

高大連携事業アーカイブ

8月23日(日)に高大連携講座が行われました。一般社団法人教育ネットワーク中国が主催する高大連携事業は、高校と大学との有機的な接続を図ることを目的に、高校生のために企画した大学の講座を、広島県内および山口県岩国地区の高等学校生徒に提供するもので、2020年度は20大学が授業を提供する予定です。

児童教育学科からは、心理学と運動発達領域から「子どもの心の不思議と運動遊び」というテーマで2つの授業を提供しました。新型コロナウィルス感染防止予防対策を行いながら、多くの高校生に参加していただきました。

前半は、加藤先生による「子どもの心の不思議」の講座でした。
子どもが何を考え、どのように感じているのか、「子どもの世界」を発達心理学の視点からのぞいて、その不思議を体感してみるという内容でした。忘れてしまった子どもの頃の考えや感じ方について知り、思いを馳せることの大切さを実感しました。

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【授業「子どもの心の不思議」】

後半は、青山先生による「子どもの運動遊び」の講座でした。

子どもの運動発達の基礎を学んだうえで、子どもの運動発達に沿った環境づくりを実際に考える授業内容でした。
知識だけに留まらず、実際に子どもたちの指導にどう生かすのかという具体的な支援について考えました。

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【授業 子どもの運動遊び】

子ども理解の重要性と学びのデザインの実際について、高校生が一生懸命に講座を受けていました。
大学での授業内容に興味をもっていただき、少しでも役に立てたなら幸いです。
受講を申し込まれたみなさん、お疲れ様でした。

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山陽女学園高等部こども教育コースの1年生の皆さんがゲーンス幼稚園に観察実習にこられました。

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最初は高田憲治園長に誘われ、「ぼうけんのもり」で遊びを体験。

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その後、グループごとに各クラスに配属されました。

子どもについて気付いたことについて尋ねてみると、「年長は自主性が高い。きちんと次に何をすればいいのか考えて素早く準備ができる子が多い。年下に優しくできていた。」と答えてくれました。

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また、保育者の姿について「たくさんの子どもがいる中で、一人ひとりが色々なことをしてるので大変だけど、冷静に対応されていた。楽しんでいる子だけでなく、まだ輪に入れてない子に声をかけて一緒に遊びに参加させておられた。」との感想が聞かれました。

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最後に高田園長の幼児教育に関わる話を伺いました。

「高田園長先生の『ありのままの私、僕を、お父さんやお母さんたちは認めてくれている、愛してくれている』という言葉から、ゲーンス幼稚園の園児は、愛されることを感じ、優しくたくましい子供に育つように支援されていることが分かった。子どもが自分らしくできる環境が大事ということを学んだ。」との声が聞かれました。

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これからの自分の取り組みについて、「もっと周りを見る力をつけたいです。」「語りかけるように適切な声で話すということを極めてみたいなと思いました。」「普段の生活でも色んな個性を認めあって生活して行きたい。」という声がありました。

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