人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

11月28日(土)に2020年度管理栄養学科 卒論発表会が開催されました。

今年は感染症対策のため、発表の様子は複数の教室に同時配信され、3年生は別の教室で4年生がこれまで取り組んだ研究成果を聴きました。

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卒業論文の作成と発表までの準備は、どの学生にとっても簡単なことではなかったと思いますが、研究成果を詳細かつ分かりやすくまとめ、充実した研究活動を行えたことが伺えました。

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先生方からの様々な質問にもしっかりと答え、学生達の成長ぶりが感じられた発表会となりました。

次は、いよいよ国家試験ですね。身体に気を付けて頑張りましょう。

<2020年度 管理栄養学科卒論題目>

  • 好酸球性アレルギーを制御する食品栄養素の探索を目指した研究~食品栄養素の機能評価系の構築~(野間研究室)
  • 発達期嚥下調整食の調製作業における衛生管理の評価と留意点(村上研究室)
  • 混合臭を嗅いだ際に認知できる食材の種類の特性についてー第1報ー食材の認知と特性(石長研究室)
  • 混合臭を嗅いだ際に認知できる食材の種類の特性についてー第2報ー混合臭を嗅いだ際に感じる快・不快の情動の変化とにおいの特性(石長研究室)
  • 運動の負荷によるニオイに対する気分の快・不快の変化(野村希代子研究室・石長研究室)
  • 幼児期の箸の操作方法に関する実態把握と食育効果(下岡研究室)
  • ジュニア選手に対する栄養教育教材の検討(下岡研究室)
  • 嚥下調整食の動画共有サービスにおける調理動画配信の現状と課題(渡部研究室)
  • 嚥下調整食の普及に向けた調理動画製作の検討~調理条件が物性に及ぼす影響~(渡部研究室)
  • 新型コロナウイルス感染拡大による生活様式の変化が女子大学生の食習慣に与えた影響(市川研究室)
  • 野菜を混入したアイスクリームによる栄養素摂取の可能性に関する研究(佐藤研究室)
  • カルシウム補給のための豆乳アイスクリーム調製に関する研究(佐藤研究室)
  • クルクミンによるアポトーシス誘導機構(土谷研究室)
  • RBL-2H3細胞におけるヒスチジン輸送経路の検討(妻木研究室)
  • 食物アレルギー対応における周囲の認識と外食での現状~小児食物アレルギーデイキャンプへの活用にむけて~(妻木研究室)
  • 一般調理操作における野菜のカリウム溶出についての検討(野村知未研究室)
  • 小豆の百粒重とでんぷんの関係(野村知未研究室)

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学外から講師をお招きして、管理栄養学科1年生のキャリアガイダンスを行いました。

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1年生にとって就職はまだ先のことですが、管理栄養士の専門性を活かした様々な仕事内容を理解することで自分の適材適所を見つけることができると教えて頂きました。

自分は何が好きなのか、どんなことをすると幸せだなと感じるのかを日々考えることで、将来の自分の働き方が変わってきます。

講師の方から1年生のうちから就職活動について情報を入手できるホームページも教えていただき、今から将来の自分を見つめることができそうです。現在はコロナウイルス感染の流行により様々な制限がありますが、今だからできることを見つけることが大切ですね。

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7・8月に開催した3回のオープンキャンパスの様子を紹介します。

学科紹介・入試説明

学科イベントの最初は市川知美学科長による学科紹介が行われました。

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「食」を通して、健康と生活の質の向上に貢献できる管理栄養士を目指すために学科で学べることや卒業生の活躍などが紹介されました。

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また、入試についても詳しい説明がありました。次回は活動評価型入試、推薦入試、一般入試についても紹介します。

模擬授業

第1回 7月5日(日)の模擬授業は土谷佳弘准教授による「食習慣と肥満」でした。

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肥満は、生活習慣病の発症リスクを高めるとされています。食事から摂取している栄養素の特徴について解説し、栄養学の視点から肥満解消のための食習慣について紹介されました。

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第2回 7月19日(日)の模擬授業は石長孝二郎教授による「病める人に寄り添う食のあり方」でした。

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病気の方、要介護の高齢者や家族への食支援には、専門職として何を大切にしないといけないのか、病院の管理栄養士勤務経験をもとに紹介されました。管理栄養士として病気・患者様とどのように向き合うか、やわらかい口調で解説し、終始和やかな雰囲気でプログラムが進んでいきました。

第3回 8月2日(日)の模擬授業は野村知未専任講師による 「食事のマナーを学ぼう」 でした。

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食事を頂く際にマナーが重んじられるのは、なぜでしょうか。授業では、食事のマナーがある意味や、今日からできる基本的な食作法について紹介されました。管理栄養学科の授業では、食事について多角的な視点でとらえることができるよう、マナーについても学びます。 普段なにげなく使っている箸のマナーや、使い方の意味を知った参加者の方の中には、納得したように笑顔でうなずかれる方もいらっしゃいました。

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個別相談コーナー

学科のことや、学生生活についての疑問や心配事について、学科教員が直接お話しをさせていただきました。高校生の皆さんだけでなく、一緒に参加された保護者の方からも多く質問が寄せられ、大変活気のある場となりました。

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展示

学科紹介の展示コーナーでは、資格取得までの道のりについてや、海外フィールドワークなど、広島女学院大学独自のカリキュラムについての紹介を行いました。参加者の皆さんは展示物の前で足をとめ、熱心に見ていただきました。

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次回8月23日の模擬授業は佐藤努准教授による「魚や肉の鮮度と熟成とおいしさ」を予定しています。入試の理科基礎対策についても説明します。活動評価型入試も詳しく紹介します。皆様のご来場をお待ちしています。

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