人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

2021年度の全国栄養士養成施設協会会長から吉田なつめさんが表彰され、学長から表彰状が授与されました。

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吉田さんは、広島女学院大学人間生活学部管理栄養学科において優秀な成績を収められ、賞を授与されることになりました。
日々のたゆまぬ努力が、4年間の集大成として大きな成果につながりました。

この達成感をさらなる飛躍に繋げられることを期待しています。
本当におめでとうございます。

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今年度もウオクニ株式会社マツダ給食センターにおいて、給食経営管理臨地実習のご指導をいただきました。女子大生コラボ企画として、「HERO(疲労)回復弁当」を提供させていただくことができました。

テーマ「HERO(疲労)回復弁当」

献立名
① 豚肉と舞茸のレモンブラックペッパー炒め
② 厚焼卵
③ 根菜のカレーマリネ
④ 白菜の塩昆布和え
⑤ 大根ときゅうりの梅おかか和え
⑥ シューマイ
⑦ ミックスビーンズのトマト煮

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献立を作成した学生のコメント

コラボ弁当は、働く人の疲労回復をテーマに献立を考えました。実際に、ウオクニ株式会社の従業員の方にも食べていただき、さっぱりとしていて良い、酸味があり食べにくいなどのご意見をいただきました。献立作成時に、疲労回復というテーマにこだわりすぎて、レモンやお酢などの酸味がある料理を多く取り入れてしまったため、にんにくを用いて味に変化をつけるなどの工夫が必要だったと気付きました。献立作成では、栄養面だけでなく、食べる人の気持ちを考え、味のバランスにも配慮することが重要であると改めて学ぶことができました。
また、外部販売では、コラボ弁当のテーマや魅力を伝えながら行いました。「コラボ弁当を楽しみにしていた」と利用者様がお弁当を手にとってくださった時には、とても嬉しく達成感を得ることができました。

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貴重な機会をありがとうございました。

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食育サークル

管理栄養学科の食育サークルでは、昨年度からJA広島市様のご協力により、味噌づくり体験を行っています。昨年は米麹の味噌に挑戦し、とてもおいしい味噌ができあがり大好評でした。

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 昨年作った味噌と味噌汁


今年は、米麹味噌と米・麦の合わせ麹味噌の2種類を作ってみることになり、1年生と3年生の計4名が、JA広島市やレディースクラブ福木支部の皆さまにご指導いただきながら作業を行いました。

こちらは圧力なべで大豆を蒸しているところです。蒸気の様子を確認しながら、火加減について教えて頂きました。

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大豆が蒸しあがったらボウルに移して、マッシャーでしっかりつぶしました。

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つぶした大豆は、米麹または合わせ麹と混ぜ、野球ボール状に丸めていきました。

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この丸めた味噌だねを、空気が入らないようにしっかりと樽につめ、仕込みは完成です。雑菌が繁殖しないように、きれいに消毒しながら作業を行いました。

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詰め終わった2種類の味噌樽が下の写真です。左側の白い味噌だねが米麹味噌、右側が合わせ麹味噌です。見た目からもずいぶん色が違いますね。樽に仕込んだ味噌だねは、6か月間冷暗所で発酵させて、9月上旬に完成予定です。

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参加した学生達の感想

 初めての味噌作りだったので、最初は作り方が複雑なのかと思っていましたが、それほど難しい作業はなく簡単にできました。麹の種類によって味が異なるというお話は、とても興味深かったです。雑菌を増やさないための注意点も知ることができました。また、レディースクラブのみなさんと楽しくお話しながら味噌を作れたことも良かったです。家でも挑戦してみたいと思いました。今回は米麹と合わせ麹の2種類の味噌を作ったので、半年後に食べ比べをするのが楽しみです。

食育サークルの活動は、インスタグラムでも発信中!ぜひチェックしてみてくださいね!

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