12月8日(水)に管理栄養学科の内定者報告会を開催しました。
今回報告した学生は、病院、ドラッグストア、食品会社に内定を頂いている管理栄養学科4年生の4名です。管理栄養学科の3年生に向けて、就職活動のスケジュールや試験内容、就職活動に向けての心構えとやっておくべきこと、就職活動を終えた今の気持ちなど報告をしていただきました。
内定者からのコメント
「就職活動で大切なことは、深く自己分析をすること、早く行動に移すことです。限られた時間の中で自分自身の将来を考えるのは大変ですが、早くから自分自身に向き合うことが重要だと思います。」
全体に向けた報告の後は、各ブースに分かれ、先輩からより詳しく話を聞くことができました。
管理栄養学科の就職先は幅広く、就職活動の時期や選考方法も様々です。これから就職活動を始める3年生にとって、先輩のお話は大変参考になったようです。
3年生からの感想(一部抜粋)
「就活のこと、自分のことにもっと向き合おうと思いました。」
「自己分析をして、自分の考えていること、今までのことを振り返ろうと思いました。」
「施設に就職する上でどのようなことを意識したらよいのかなどを教えていただいたり、国試をする上でどうやって勉強したら良いのか教えていただき、とても勉強になりました。」
「今日の話を聞いて、就職活動はもちろん日々の勉強や学外のことも頑張ろうと改めて感じることができ、良い刺激を頂きました。」
4年生になると、卒業研究、臨地実習、教育実習、国家試験の勉強と忙しくなります。自分の将来をしっかりと考え、就職活動を頑張ってください!
広島女学院大学では、1年生からキャリアプランニングなどの授業で自己分析を行っており、綿密な就職サポートを展開しています。
2021年度の管理栄養学科卒業論文発表会が開催されました。
卒業論文は、大学4年間の集大成として、これまで学んだ知識や技術を用いて実験や調査、研究を行い、議論を重ねながらまとめてきました。
皆、引き締まった表情でこれまで取り組んだ卒業研究の成果を発表していました。質問にもしっかりと受け答えできており、一段と成長した姿に頼もしさを覚えました。
感染対策のため、3年生はライブ中継された別教室で卒論発表を視聴しました。例年以上に3年生から積極的な質問があり印象に残りました。
これも下級生に理解してもらえるよう、分かりやすい発表を心がけた4年生と、4年生の発表を興味深く熱心に聴いた3年生の学び合う姿勢の賜物ですね。大変よい議論の場になったと思います。
最後は、管理栄養士養成課程主任の佐藤先生からのご挨拶と各指導教員からのメッセージがありました。
卒業まで、残り4カ月です。国家試験に向けてラストスパート!悔いのない大学生活になるよう、最後まで全力で進みましょう!
<2021年度 管理栄養学科 卒業論文題目>
- 好中球性アレルギーを制御する食品栄養素の探索を目指した研究~遺伝子発現の変化について~(野間研究室)
- 豚肉および鮭切り身における低温調理の熱殺菌に関する食品衛生学的考察(村上研究室)
- 運動負荷による食材及び料理のおいしさの変化について(石長研究室)
- においに対する快・不快の変化とpHの関連(石長研究室)
- 混合臭を嗅いだ際に認知できる食材の種類の特徴について(石長研究室)
- ジュニア期における栄養教育方法の検討(下岡研究室)
- 公式野球クラブチームに所属する中学生男子における身体および食生活の実態把握(下岡研究室)
- 幼児期の操作方法に関する実態把握と食育の検討(下岡研究室)
- 豚肉の物性・嗜好性に及ぼす加熱調理条件の影響(渡部研究室)
- とろみ調整食品の調整方法の検討(渡部研究室)
- 新型コロナウイルス感染拡大防止による新しい生活様式への変化が女子大学生の食習慣に与えた影響(2)(市川研究室)
- 女子大学生における野菜摂取向上に関する研究方法の検討(市川研究室)
- アイスクリーム食を通しての食の可能性を広げる研究(佐藤研究室)
- 植物性ミルクを用いた低エネルギーアイスクリーム調整に関する研究(佐藤研究室)
- 高齢者・嚥下困難者用アイスクリーム調整に関する研究(佐藤研究室)
- 転写活性非依存性のRelAによるNF-kBのネガティブフィードバック機構(土谷研究室)
- RelAの転写活性型ドメイン(TAD)によるIKKβ活性の抑制機構(土谷研究室)
- 小児食物アレルギーデイキャンプでの取り組みと課題~第12報~食物アレルギー患者の旅行における現状把握と環境整備への課題(妻木研究室)
- RBL-2H3細胞におけるアミノ酸枯渇状態がヒスタミン合成能に及ぼす影響(妻木研究室)
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管理栄養学科 妻木ゼミの学生と3年生のボランティアの学生とで、オンラインでのデイキャンプを開催しました。
今年で12回目になるデイキャンプ。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止としましたが、今年は初のオンライン形式で開催しました。
しらお小児科・アレルギー科クリニック院長 白尾謙一郎先生による講演会、参加者同士の意見交換を行うおしゃべり会など3時間のイベントでした。
学生は、食物アレルギーに対応したレシピを作成し動画配信したり、子ども達に自宅で遊んでもらえるようにゲームを作成したりと、オンラインでも楽しんでもらえるように工夫しました。
当日の様子や、デイキャンプで紹介したメニューなど、詳しくは こちらから ご覧ください!!