人間生活学部 児童教育学科 ニュース

2020年8月アーカイブ

小学校教育実践研究

児童教育学科では、4年生の「小学校教育実習」が9月から公立小学校において始まります。

大学は夏季休業期間中ですが、8月24日(月)から8月28日(金)の間、小学校教育実習に向けた模擬授業を実施しました。

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密を避けるため、午前と午後に学生3人ずつで行い、学生1人が教師役、学生2人と指導教員が児童役を担当しました。

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教師役の学生は学習指導案と板書計画、配布プリント、教科書を用意し、児童役の学生は学年に合わせて予想される児童の反応をします。どの学生も、準備を整え、真剣で誠実に授業に臨んでいました。自宅で本番に向けた練習をしてきた成果が現れていました。

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授業後は、担当教員から模擬授業者に対して「発問、板書、配布プリント、児童対応、机間指導、ペア活動、グループ活動、発声、声掛け、目線、字体」といった多角的な視点から、良かった点や改善点について指摘があり、丁寧な指導がなされました。

残暑が厳しい中、一所懸命に頑張った成果を実習で表してくれることでしょう。

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8月23日(日)に高大連携講座が行われました。一般社団法人教育ネットワーク中国が主催する高大連携事業は、高校と大学との有機的な接続を図ることを目的に、高校生のために企画した大学の講座を、広島県内および山口県岩国地区の高等学校生徒に提供するもので、2020年度は20大学が授業を提供する予定です。

児童教育学科からは、心理学と運動発達領域から「子どもの心の不思議と運動遊び」というテーマで2つの授業を提供しました。新型コロナウィルス感染防止予防対策を行いながら、多くの高校生に参加していただきました。

前半は、加藤先生による「子どもの心の不思議」の講座でした。
子どもが何を考え、どのように感じているのか、「子どもの世界」を発達心理学の視点からのぞいて、その不思議を体感してみるという内容でした。忘れてしまった子どもの頃の考えや感じ方について知り、思いを馳せることの大切さを実感しました。

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【授業「子どもの心の不思議」】

後半は、青山先生による「子どもの運動遊び」の講座でした。

子どもの運動発達の基礎を学んだうえで、子どもの運動発達に沿った環境づくりを実際に考える授業内容でした。
知識だけに留まらず、実際に子どもたちの指導にどう生かすのかという具体的な支援について考えました。

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【授業 子どもの運動遊び】

子ども理解の重要性と学びのデザインの実際について、高校生が一生懸命に講座を受けていました。
大学での授業内容に興味をもっていただき、少しでも役に立てたなら幸いです。
受講を申し込まれたみなさん、お疲れ様でした。

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小学校教育実践研究

8月20日(木)から8月30日(日)の間に広島県・市小学校教員採用試験が実施されています。

本年度は新型コロナウィルス蔓延防止のため、小学校全科のペーパー試験と面接のみで行われました。

「小学校教育実践研究会」に所属する学生に対する面接指導に関しては、7月までにGoogle Classroomの「Meet」を使用して複数回行いました。そして、対面による面接指導も教員とキャリアセンターが連携して、一人当たり2時間近く実施しました。

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<面接練習の様子①>

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<面接練習の様子②>

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<面接練習の様子③>

対面指導後には、「先輩方が94.1%の高い合格率だから、自分も先輩方と同じように合格したい」、「絶対に教員採用試験に合格し、来年の4月に教壇に立ちたい」、「小学生の時から小学校の先生になりたいと思っていたので夢を叶えたい」、「今まで膨大な時間を採用試験に向けてかけてきたので、必ず結果が出ると信じている」、「家族や先生方が支えてくださったから今の自分がいる。良い知らせを伝えたい」という熱意溢れる声を聞くことができました。

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<コロナ禍以前に「小学校教育実践研究会」のメンバーで学習会をしていた時の様子>

体調管理に万全を期して、自分の力を発揮し、夢の実現に向けて扉を開いて貰いたいです。

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