人間生活学部 児童教育学科 ニュース

リモートによる就職内定者報告会
就職内定者報告会

1月13日(水)に3年生全員が参加した就職内定者報告会が開催されました。

全体会では、小学校、公務員保育士、私立幼稚園、社会福祉施設、一般企業に就職が決まった4年生が、①業種を決めた理由や経緯 ②就職先を決めた理由とその経緯 ③就職活動の流れ ④就職試験の内容とその対策 ⑤後輩に伝えたいこと、を話しました。

その後、分科会に分かれて、3年生の「どのような視点で受験先を選ぶのか」「いつどのような準備をすればいいのか」などのより具体的な質問に対し、4年生が経験をもとにアドバイスをしてくれました。今年度はオンラインのリアルタイム配信による開催でしたが、4年生は後輩へ思いを込めて体験談を語り、3年生は先輩のエールをしっかりと受け取ることのできる会になりました。

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写真1 就職内定発表風景(4年生)

3年生の感想(全体会)

「私はまだ進路を迷っているので、こういう機会に様々な業種の就職の体験談を聞くことが出来て良かったです。どの職業に就くにしても就職活動に早めに取り掛かって損は無いとの事だったので、早めに取り掛かることが大切だなと思いました。

「児童教育学科で同じように勉強をしても、人それぞれ就職先が違って、それぞれのやりたいことがはっきりしていると思いました。私自身、まだはっきり決まっていなくて少し焦っていたけれど、これからある実習などを通して、これからじっくりと考えてもまだ大丈夫なんだと思うことができました。

「それぞれ就職先や目指す場所は違っても、早めに準備しておくことが大切だと改めて感じた。どういう所を重視するのかを自分で考え、それに合ったものを選択していく必要があると学んだ。何になりたいか迷ったり、どうしたらいいのかわからなくなってしまった時は、キャリアセンターやゼミの先生に頼ったり、興味のある説明会に参加してみようと思った。」

「先輩方のお話を聞いて、すべての先輩が色々なことに努力をされてるなという印象を持ちました。自分の夢を実現するために、工夫しながら勉強したり、試験に向けて面接の練習をしたりとたくさん努力をされたからこそ自分が就職したい場所に就職できているのだと感じました。何事も早めに行動し、情報を集め、メリハリをつけて行動することが大切だと学びました。」

「どの就職先の先輩方も、キャリアセンターや学科の先生方に相談するなど、ひとりで考え込むのではなくて分からないことがあれば些細なことでも質問をすることが大事だと学びました。また、早すぎることはないので早い段階で、普段の生活で勉強する習慣を身に付けておくことが大切だと学びました。」

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写真2 就職内定発表風景(4年生・桐木先生)

4年生の感想(分科会)

「1年前、自分が就職活動について不安に感じていたことを思い出しました。その時の自分が知りたかったことと今の3年生の知りたかったことは同じでした。後輩たちの不安を拭い去り、就職活動や試験対策の準備への後押しになればと思い、自分が経験してきたことをアドバイスとして話しました。」

それぞれの進路に向かう4年生の姿が頼もしく感じられました。また、自分の進路に向かって不安をもちながら歩んでゆく3年生に、心からエールを送ります。

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写真3 就職内定発表者(4年生)

児童教育学科では、このような企画だけでなく「保育内容(環境)」という授業で、ゲーンス幼稚園の園長先生がリモート模擬授業を行ったり、「子どもの生活と遊び」という授業でオンライン手遊び発表会をしたり、「初等生活科教育法」という授業で、模擬授業の動画をやりとりしたりするなど、コロナでも、授業の質が低下しない取り組みに邁進しています。

社会からのニーズの高い保育・教育職は、これからも安定した仕事となることは間違いありません。学生には子どもに寄り添う楽しさを感じて欲しいと思っています。

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