人間生活学部 児童教育学科 ニュース

映画上映会を開催しました
学会

6月29日(水)に、2022年度の春季児童教育学会総会と講演会が催されました。
総会の議事内容は、2021年度活動報告や2022年度活動計画、決算予算及び役員の承認などがありました。

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学生による進行

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学生役員

続いて春季講演会として、筒井勝彦監督の「こどもこそミライ」という映画を上映しました。
1・2年生、3・4年生に分かれ、一堂に会して鑑賞しました。
保育士、幼稚園教諭、小学校教諭をめざす学生にとって、3つの保育の姿を率直に伝えるドキュメンタリー映画は、心動かされる体験になりました。

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映画の一場面

また、映画鑑賞後には、筒井監督に遠隔からトークタイムをとっていただき、感想を伝えたり質問に答えていただいたりしました。

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筒井勝彦監督

120人以上の学生から寄せられた感想文から、一部感想を紹介します。


複数の幼稚園の特色ある取り組みをリアルな視点から観察することができる映画で、とても多くのことを学ばせていただきました。1番印象に残ったのが円になって心のもやもやを互いに話し合う様子で、保育者は子どもの話の展開や発言をさり気なくサポートしていて、それだけでも高度なことなのに、時には子どもだけで話すよう促すその大胆さに感銘を受けました。(3年)

子どものミーティングがあることで、子どもどうしで相手の気持ちを考え合うことができ、自分の気持ちを言葉にしようとすることで、様々な思考力を養えると思った。 また、障害のある子どもも、そうでない子も共に支えながら成長することで、偏見や差別がなくなり、温かい心が育っていくと思った。(2年)

子どもたちにどう育ってほしいかを大人が押し付けるのではなく、子どもが主役で子どもの姿ありのままを受け止められる人になりたいと思いました。また、禁止ばかりするのではなく、活動をすることで子どもたち自身で危ないところの判断をできるようになることが大切だと思いました。(1年)


児童教育学会の学生は、場所の確保、機材の準備、座席指定などの会場設営及びちらしやポスターの制作などの広報活動、司会や機器操作、監督や情報管理職員とのやり取り、当日の司会原稿や配布物、学会誌編集等の役割を果たして、また一つ大きく成長した姿を見せてくれました。

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役員と学科教員

これからは3年生が主体となって秋の講演会を創っていきます。

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