管理栄養学科3年生は給食経営管理実習で特定給食施設を想定した大量調理を実施します。
今年度の最後は、行事食の実習を行いました。
Aクラス:11月22日(水)テーマ「ベジフルクリスマスランチ」
国民健康・栄養調査より、野菜の摂取が不足している人が多いという結果が報告されています。
また、50代の女性で、予備軍を含めると40%近くが高血圧を有していると言われています。
今回は野菜を摂取でき、減塩にも配慮したメニューを提供することになりました。
【メニュー】ライス、ローストチキン~バルサミコソース~、フレッシュサラダ~味噌レモネーズ添え~、豆乳スープ、苺のブラウニー
【切裁・盛り付けの様子】
【栄養指導の様子】
Bクラス:11月29日(水)テーマ「和(wow)・洋(yo) お・せ・ち」
おせち料理に野菜を多く取り入れ、洋風にアレンジして食べやすくすることで、若者世代に日本の伝統的な食文化を知ってもらおうとテーマを設定しました。
【メニュー】花型ごはん、ぶりの香草パン粉焼き、二色松風焼き、胡瓜の明太マヨのせ、煮しめ、紅白マリネ、田作り、栗ームきんとん、黒豆、えのきとほうれん草のすまし汁、兎りんご
【切裁・調理、盛り付けの様子】
【栄養指導の様子】
実習後の報告会を行い、今年度の給食経営管理実習を終了しました。学内の皆さんに喫食の協力を得て、約100食の給食を提供しました。
さらに、学外実習において、対象者に合わせた給食提供の実際を学び、管理栄養士に必要な資質を身に付けていきます。
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後期 給食経営管理実習②(病院給食)
今年は12月6日(水)に秋季管理栄養学会を実施し、昨年度に引き続き、『栄養チャレンジ・ラボ』を履修した1・2年生による発表会を行いました。
学会は15時から開始でしたが、昼休憩の間に1年生はポスターを貼る準備を行いました。どのグループも見る人に分かりやすいよう、創意工夫を凝らしたポスターを作成しています。
まず、講堂で脳科学ラボ・食育ラボ・食品開発ラボ3つの代表グループに、プレゼンテーションによる発表を行っていただきました。
続いて、すべてのグループがポスター発表を行いました。まず2分程度でポスターの内容について説明をし、その後上級生や先生の質問に回答しました。これまでの経験や学んだことを踏まえ、しっかりと答えていました。
上級生にとっても、後輩の研究成果の発表はとても良い刺激になったそうです。
この栄養チャレンジ・ラボの発表会は今後も秋季管理栄養学会の時期に実施される予定です。
発表者のみなさん、お疲れ様でした。この経験を今後の大学生活に生かし、学びを深めていただけるよう応援しています。
12月2日(土)に県立広島大学広島キャンパスで、「第2回広島県大学生地域連携活動発表会」が開催され、県内15大学の学生が地域連携活動の発表を行いました。本学からは、人間生活学部管理栄養学科食育サークル「~広げよう!安芸太田町の宝~祇園坊柿プロジェクト」メンバーの学生3名が発表者として参加しました。
本プロジェクトは、安芸太田町の地場産物である「祇園坊柿」の規格外品を有効活用した商品開発を目指す、地産地消と食品ロス削減を目的とした取り組みです。この商品開発を通して、安芸太田町の地場産物をより多くの人に伝える食育活動に取り組んでいます。
発表会では、約1年間の取り組みや今後の展開についてのプレゼンテーション発表を行いました。安芸太田町での情報収集、規格外品を使ったスイーツ開発、大学食堂での提供や学外での試食会、そして学生達が考案した柿あんを活用した今後の展開について等を来場者に向けて発表しました。
プレゼンテーション終了後のポスターセッションでは、来場者の質問に答えながらこれまで苦労した話や祇園坊柿の魅力を発信しました。
参加学生の感想
●他大学の方と交流し、様々な取り組みについて知る事ができました。それと同時に祇園坊柿についても知って貰う事ができ良かったと思います。とても貴重な機会になりました。(H.E)
●他大学で初めて食育サークルの活動発表をして、とても緊張しましたが、「面白い活動内容だった」とたくさんの方に言っていただけて、興味を持たれたことがとても嬉しかったです。他大学の方の活動内容も面白いものが沢山あり、地域連携の仕方や広め方がひとつやふたつでは無いことを知る良い機会になりました。(Y.K)
●私たちが今まで頑張ってきた活動を他大学の方と共有することができ、良い経験になりました。どのグループもスライドの構成や流れが凝っており、勉強になりました。(H.K)
発表会に参加して、自分たちのプロジェクトの振り返りだけでなく、他大学の発表を聞くことで刺激をもらい今後の活動の改善につながる機会となりました!!