人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

日本福音ルーテル広島教会で毎月 第2・4火曜日に開催される「るうてる食堂クレヨン」にボランティアとして参加しました。

「るうてる食堂クレヨン」は子どもも大人も誰でも食べに来ることができる食堂です。一緒に食べることで心の栄養補給ができる空間になっています。

5月24日(火)は管理栄養学科食育サークルのメンバーに1年生の有志を合わせて8名が活動しました。この日はハンバーグと豆ごはん、スイカ、アンデルセンからいただいたパンもありました。

220601_syokudo_1.jpg

約150名の来場者で、とても忙しい活動になりましたが、先輩ボランティアの皆さんから教えていただきながら、盛り付けや食器洗浄のお手伝いを頑張りました。終了後には次回実施に向けてよりよい食堂運営にできるように反省会が行われました。活動を振り返って、一人ひとりが感想を発表する機会をいただきました。

220601_syokudo_2.jpg

220601_syokudo_3.jpg

子どもたちや保護者の方が楽しく食べておられる様子を見て、食べることの楽しさを共感できる充実した時間になりました。

220601_syokudo_4.jpg

食育サークルではこれからも継続的に活動を続けていきたいと思っています。子ども食堂に興味のある方は一緒に活動しませんか。

  • LINEで送る

広島女学院大学の管理栄養学科では、"国家試験に向けてがんばる"と心に決めて走りきった学生は、全員管理栄養士国家試験を受験します。
学科では、学生のやりきりたいという思いを尊重し、受験当日まで支援します。学生たちは、自分で選んだ道を走りきることで、人格を大きく成長させて卒業してゆきます。

今日は、国家試験対策の一つとして、新学期から始まり、前期の終わりまで続く、4年生の『帯タイム学習』をレポートします。

220525_obi_1.jpg

平日、月~金曜日のお昼時間に、学科4年生が人文館6階まで集まってきます。受付では、助手の先生方の確認や指導のもと、9つの専門分野の中から、今いちばん克服したい分野を選び、その小テスト問題を受け取って、小教室に各自入ってゆきます。毎日、助手の先生たちとお会いして、いろいろ相談もできるので、ホッとする時間でもあることでしょう。

220525_obi_2.jpg

人文館6階という場所は、大学内でも一番高いところにある、小教室の並ぶフロアです。普段は、一人静かに自習したり、友人と一緒に過ごしたりすることもできます。
『帯タイム学習』では、夏休み前までのお昼の時間帯、見晴らしの良いこの場所でひとときを過ごします。4年生たちは、小テストに真剣に向き合うことで、毎日の学修の成果を確認します。

220525_obi_3.jpg

小テストで満点を取るまで頑張り、満点を取れたらまた目標を決めて、克服したい分野の小テストを受け続けます。就職活動や臨地実習で忙しい毎日ですが、何よりも、目標をもって継続していくことが大切です。4年生たちは、昼の『帯タイム学習』に来ることを誘い合い、刺激し合いながら、さまざまな活動の日々の中、がんばっています。

220525_obi_4.jpg

カメラを向けると笑顔で写ってくれました。国家試験に向けて毎日続く学修の日々ですが、笑顔をたやさずに着実に歩んでいるようです。
これからよい季節にしていきましょう。

  • LINEで送る

4月21日の木曜日チャペルは、学科宗教委員の石長先生の司会から始まりました。オルガンの前奏、賛美歌と聖書朗読の時間ののち、石長先生から実験実習助手の山岡由貴先生の紹介がありました。

◎No.1.JPG

山岡先生は祇園北高校のご出身で、岡山県の大学をご卒業ののち、管理栄養士として多くの職場を経験され、現在、教員から絶大な信頼を受けて、管理栄養学科の実験実習助手として勤められています。
この日のお話の題は『管理栄養士を目指す人へ』でした。

◎No.2 (2).jpg
お話では、管理栄養士の仕事の主なイメージは給食ではあるものの、実際のところは、職場により業務が多岐にわたるので『何でも屋』に近い仕事であると語られました。山岡先生ご自身は、最初は給食委託会社に勤められ、そこでは、調理業務や栄養士業務にとどまらない様々な対応をする日々だったそうです。その後、衛生指導業務に移られ、細菌検査業務や報告書作成、従業員の衛生管理や電話対応など、これまでとは違った業務に就かれることとなりました。

◎No.3.jpg

さらにその後、特別養護老人ホームに移られ、栄養マネジメントや食事補助、家族で食べられる介護食づくり、日々の利用者様への細かな対応など、管理栄養士として業務にあたってこられました。
そして現在、大学の実験実習助手として、予備実験を含めた各種実験実習の準備、様々な相談への対応、国試対策準備、ClassroomやMeetの準備など、業務の中で必要性が生じる多くのスキルの修得に臨まれ、日々遂行されているとのことでした。
将来は、これまでの集大成として、カフェオーナーの構想をお持ちとのことです。現在も週末農業をされており、管理栄養士として美味しい食材を作るところから始め、自分で育てた作物を自分で調理して提供することを、日々準備されています。
山岡先生が言われる『食べることは生きること』、『管理栄養士は誰かが生きるサポートができる仕事』は、ここで結実するように思われました。

メッセージの最後には、5名の助手の先生方の写真スライドが紹介されました。助手の先生方一人ひとりが、様々な職場で管理栄養士としての経験を積んできた後に、今大学に勤務されていることが述べられました。一人ひとりの助手の先生方に、管理栄養士としての各々の人生の軌跡があることが思いなされました。学生たちは、先生方との交流から、自身の未来を重ね合わせ、希望をもって前を向く力を得ることでしょう。

◎No.4.jpg今回お話いただいた山岡先生(左)と、司会進行していただいた石長先生(右)

先生方、それから準備や運営に携わってくださった関係者の皆様、ありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。
木曜日のお昼に、素敵な時間をいただきました。

  • LINEで送る