人間生活学部 児童教育学科 ニュース

感染拡大防止のために、12月15日からグーグルクラスルームによる遠隔授業が始まりました。
今回の記事は11月に行われた「保育内容(環境)」授業の紹介です。

1年生の授業に「保育内容(環境)」があります。担当教員はゲーンス幼稚園の高田憲治園長先生です。

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大学の敷地内にあるゲーンス幼稚園の現役の園長先生から、実体験に基づいた幼児教育に関わる様々な話を聞くことができ、学びを深めています。

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学生がグループに分かれ、それぞれ主体的に活動する模擬保育も行いました。

先日の授業では、前半の15分間、学生が書いたアンケート結果に基づき、前回の模擬保育(ねらい「数量に親しみをもつ。いろいろな形にふれて楽しむ」)の評価を行いました。

そして、今回は、あんぱんまんチームの模擬保育(ねらい「いろいろな道具を使って楽しむ」)が始まりました。

まず、手遊び「はじまるよ」を行い、大型絵本『ねずみのさかなつり』(作:山下明生・絵:いわむらかずお)の読み聞かせをしました。

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続いて、本日の活動の概要を伝え、各グループに材料を渡して、「さかなの切り絵」・「釣り竿」の作成をします。

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制作が終了したグループから、輪ゴムが付いている「さかなの切り絵」を「釣り竿」で釣って遊びました。

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後半の15分では、今回の反省(アンケート記入)と、次回の模擬保育の予告を行いました。

児童教育学科の授業の特色として、1年生からゲーンス幼稚園の園長先生の講義を受講することができることのみならず、ゲーンス幼稚園での観察実習、広島市立牛田小学校の授業観察実習(今年度は3名の先生方から講義をしていただきました)があります。

園長先生の仕事も、大学の授業の仕事も、幼稚園の先生としての仕事もできてしまう高田園長先生の授業が受けられるのはとても幸運なことです。さあ、皆さんも保育の世界を楽しんでみませんか?

★児童教育学科の紹介動画はこちら
https://youtu.be/8mKRWH_8Kfw

★インスタグラムはこちら (校門前のツリーをごらんください)
https://www.instagram.com/child_jogakuin_u/?hl=ja

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11月に児童教育学科の学生が、「牛田学区社会福祉協議会」の「こども福祉・教育部会」が主催する「牛田小学校で遊ぼう」(毎月第2土曜日に開催)のボランティアに参加しました。第2回目のボランティア活動でした。

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木原政弘会長(牛田学区社会福祉協議会)の挨拶の後、晴天の校庭で、ドッヂボール・サッカー・ペタンク・縄跳び・鉄棒で遊ぶ児童の支援を、体育館ではバスケットボール・カプラ・剣玉等の遊びのサポートをして、最後に校庭や体育館を清掃しました。活動に参加した学生は小学校教員への進路を希望しています。

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参加した学生の感想を次に掲載します。

今日「牛田小学校で遊ぼう!」に参加してみて、縦割り活動の大切さを感じました。ついさっきまで名前も顔も知らない子ども同士がほとんどであるにも関わらず、上学年の児童がリーダシップをとり、下学年の児童も楽しく遊ぶことができるよう、協力しながら和気藹々とドッヂボールやサッカーをする姿を見て、こういった経験が協調性やコミュニケーション能力を養うのかな、と思いました。ゲームなどの室内遊びが子どもの遊びの中心になりつつある今、「牛田小学校で遊ぼう!」のような取り組みはとても重要だと感じました。

ボランティアに参加したのが久しぶりだったため、子どもたちとたくさん触れ合えたのが嬉しかった。子どもたちは自分たちでルールを決め、またその決めたルールを改善しながら楽しく遊びを展開しているということを実際に体験することが出来たのでよかった。

コロナの影響で久しぶりの参加になりましたが、子どもたちは相変わらず元気いっぱいで私も元気をもらいました。みんなが楽しく遊べるように子どもたちが自らルールを変えて、上の子が下の子に優しくしてあげていて、これまでたくさん色々なことを学んできているのだろうなと思いました。私も、将来、人に優しくできるクラスを作りたいなと思いました。

縦割り活動を小学校で経験することは、地域で異年齢の関わりが減少している今の小学生にとっても貴重な機会だと思います。授業ではみられない異年齢の関わりを観察し、縦割り活動のよさを実感することができた学生の様子が伝わってきました。みなさんも、牛田小学校に足を運んでみませんか?

★幼児教育に関心がある人は、こちらの記事をどうぞ
https://www.hju.ac.jp/faculty/life-design/cep/news/cat67/

★今、女学院大学はクリスマスモード
校門前のメインツリーだけでなく、あちこちにツリーやリースが飾られています。トナカイさんも。↓

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授業紹介

児童教育学科2年生対象の「子どもの遊び」の授業では、子どもの運動発達や運動遊びに関する事柄を実践的に学修しています。今回はその授業の一部をご紹介します。

受講生は、就学前の子どもの運動発達に関する講義を受け、幼児を対象とした運動遊びの場を仲間と協力して知恵を出し合いながら制作に取り組みました。

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多様な動きができ、遊びの要素が満載の運動遊びの場が出来上がりました。

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広島女学院大学と同じ敷地内にある広島女学院ゲーンス幼稚園の年長クラスに受講生が制作した運動遊びの場を体験していただきました。

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体験後、ゲーンス幼稚園の先生方から各チームに貴重なアドバイスをいただきました。先生方からの感想を紹介します。

<A先生による感想>
園の教員からのアドバイスを反映してくれていて、受講生の努力が見えてよかった。子どもと一緒に遊ぶことや保育者の言葉がけの大切さを実感していただけてよかった。ひらめいたことをそのまま即実践するのではなく、アイデアを整理してストーリー性をもって実践するとよりよくなると感じた。

<B先生による感想>
園児のために一生懸命運動遊びの場を考えてくれて感謝している。本番前の準備の段階で、不測の事態をいろいろと想定してそれに備えるということも大切な視点です。子ども理解をより一層深めていってほしい。

<C先生による感想>
子どもが実際に楽しそうに遊ぶ姿からも、また、終了後子どもたちの楽しかったという言葉からもよい体験になったと思った。様々な子どもがいるので一つの遊びでもその子に合わせた遊び方が工夫されていてよいと思った。

<D先生による感想>
子どもの主体性を育もうとする保育者としての視点は大切であるが、今回の体験のような場合は、ルールをまず園児に理解させて、守らせるというのも大切であると思う。臨機応変に対応することも重要で、活動の目的があればその目的を意識することが求められると思う。

単元学修後の学生の感想を紹介します。

「私たちのグループはボールを投げたり橋を渡ったりと"物を操作する動き"や"体を移動する動き"の多い運動遊びの場を考えました。男の子は投げることが好きなのか、ボールがよく箱の中に入っていたように思います。女の子もしっかりとルールを理解して、ボールを投げたり、橋を渡ったりして楽しそうに遊んでくれていたので安心しました。しかし、ライオンと猿それぞれの箱に投げていいよと最初に説明したが何故かみんな、ライオンの方に投げていたのでそこが不思議でした。利き手が関係しているのかなと疑問に思いました。けれど、子どもたちが「楽しいこの遊び」と言ってくれた時は本当に嬉しくて、頑張って作ってよかったなと思いました。また、こういう機会があったら今回よりもハードルを上げていい作品が作れるといいなと思いました。いい体験が出来ました。ありがとうございました。」

「最初は楽しく滑っていた子どもたちだったけれど、ずっと同じことの繰り返しなので最後の方は飽きていたので、事前に色々な滑り方を考えておけばよかったと思いました。また、最後のチームになるにつれて滑り台が壊れてきて残念でした。背の高い子どもには少しビニールの屋根が邪魔そうでした。しかし、頭から滑ってみようとか、仰向けで滑ってみようなど子ども同士で楽しそうに会話していて嬉しかったです。今回滑り台を作ってみて、どうしたら子ども達が楽しめるかを考えてビニールの屋根をつけてみたり、星を貼ってみたり、滑り台が崩れないように中にペットボトルをいれて補強したり、たくさん考えて、保育者は子どもと遊ぶ時にこのようにたくさんのことを考えていると知ることが出来てよかったです。」

「自分達で作った遊び場でゲーンス幼稚園の子ども達が楽しく遊んでいる様子を見て安心し、私自身も楽しく授業に参加することが出来た。子ども達が私達の遊び場の説明を聞き、きちんと順番、ルールを守って遊んでくれたので楽しい遊びが成立したのだと感じる。予想していた動きよりもしゃがむことや振りかぶって投げることだけでなく、狙いを定める時に必要な集中力等も身につく力があるのではないかと感じた。ヘビやワニにも可愛い!やヘビさんだ〜!と反応してくれたので嬉しかった。ゲーンス幼稚園の先生方は、途中で入ってきた子どもに対し順番を守りなさいと退かせるのではなく、適切な言葉掛けをしていて、伸び伸びと自由に保育していたように感じた。子どもは満足し、自分の位置に戻っていた。今回の自分達で作った遊び場を遊んでくれていることを通じて充実感を得ることができた。他のチームの遊び場もたくさんの工夫がされており、遊んでみたいと思った。」

子どもの体力・運動能力低下が長年問題となっています。また、コロナ禍の自粛生活で子どもたちの運動をする機会が少なくなっています。

幼稚園教諭、保育士、小学校教諭を目指す受講生が、子どもの体力・運動能力を高めるためにどうすればよいのか考えるよい機会となりました。

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授業紹介

3年生の保育士資格必修科目「障害児保育」では、障害の有無にかかわらず、全ての子どもの発達を促進させる保育の在り方について勉強しています。

今回は、教科書に出ていた手遊び歌「カレーライスのうた」と「キャベツのなかから」を題材として、障害児と共に楽しめる手遊び歌教材の作成です。

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「カレーライスのうた」は、とても人気のある手遊び歌です。子どもにとって大好きなメニューの1つがカレーライスであることが親しまれる要因となるのでしょう。

「キャベツのなかから」は、学科で最も人気のある手遊び歌です。作詞・作曲者不詳(著作権フリー)なので、歌詞を紹介します。

♫ キャベツのなかからあおむしでたよ ピッピ(親指)おとうさんあおむし

 キャベツのなかからあおむしでたよ ピッピ(人差し指)おかあさんあおむし

 キャベツのなかからあおむしでたよ ピッピ(中指)おにいさんあおむし

 キャベツのなかからあおむしでたよ ピッピ(薬指)おねえさんあおむし

 キャベツのなかからあおむしでたよ ピッピ(小指)あかちゃんあおむし 

 キャベツのなかからあおむしでたよ ピッピ(両手)ちょうちょになりました

教材を作りながら、学生はどんなことを考えているのでしょうか。 

(にんじんやたまねぎは、どんな表情にしたらいいかな。)

(歌詞にあわせて、ここでマジックテープを剥がそう!)

(どれぐらいの速さで歌ったら、共に楽しめるかな。)

子どもの発達を考えることで、学生自身が成長していくのが楽しみです。

★12月13日(日)クリスマスオープンキャンパスにおこしください!

 事前予約制です。お急ぎください。14:00~16:30

 ミニミニクリスマスリースを作ってお持ち帰りくださいね。

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昨年の様子

★児童教育学科の学科紹介動画はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=8mKRWH_8Kfw&feature=emb_logo

★インスタグラムもお楽しみください。

https://www.instagram.com/child_jogakuin_u/

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オンラインエール第14弾は、卒業生から届いた素敵なエールです。

みなさんこんにちは!
幼児教育心理学科第2期卒業生の酒井のぞみです。

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私は社会人8年目で、現在、広島県の産業振興・地域振興支援を目指して日々奮闘中です。

卒業してからあっという間に年月が経ちましたが、今大学生活を振り返ってみて改めて私が感じる、【女学院のオススメ!】【現在の取り組みについて】のご紹介させてください。

その1《日々現場でさまざまな課題と向き合っている専門性の異なるユニークな先生方》

広島女学院大学の先生方は、現役の医者、カウンセラー、園長先生など、日々現場と向き合っている方が多くおられます。それぞれの先生の、現場のリアルな話を交えた授業は、その情景が浮かぶようで、非常に面白く、考えさせられました。

大学1年のときは、社会に出ることに対して漠然とした不安がありましたが、先生方の話を通して、社会への理解が深まり、社会に対して明るい期待を抱けるようになったことを覚えています。

その2《親身になってサポートしてくださる先生方》

非常に面倒見の良い先生方が多くおられます。就活・卒論に限らず、個人的な些細な悩みも含め、いつもいろいろな悩みに親身に相談に乗ってくださり、全力で応援してくださいました。

やりたいことを前向きに励まし応援してくださる先生のおかげで、様々なまなびと貴重な体験をさせていただくことができました。いつもあたたかく励ましてくださり、応援してくださったこと、本当に感謝しています。

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平和公園にて(野外コンサート)

その3《尊敬できる友人たちとの出逢い》

日常の悩みから、人生や将来について様々なことを深く話しあえる、人間として非常に尊敬できる友人たちに恵まれました。毎日、友人たちと遊び、語り、青春の日々を過ごしました。かけがえのない思い出を与えてもらったことに感謝です。

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表現の授業での発表メンバーと一緒に

その4《広島女学院大学図書館》

広島女学院大学図書館は蔵書数約28万冊だそうで、様々なジャンルの専門書と出逢うことができます。購入してほしい本のリクエストもでき、卒論作成時にはとても助かりました。純粋に、学びたい人を応援してくれることが非常に有り難かったです。

その5《キリスト教の時間、講演会》

キリスト教の時間や講演会では、社会で活躍されている多種多様なゲストのお話を伺うことができ、とても良い刺激を受けました。講演会では、なかなかお目にかかれないような、すごい講師を招いてくれることもありました。
私が3年の時に、100歳を超えてもなお、現役の医師を続けられた故日野原重明先生の講演会がありました。力強いお話にとても勇気をいただいたことを今でも覚えています。

卒業後、社会へ出て

さて、私は大学を卒業してから、経営コンサルティング会社、観光協会、地域おこし協力隊などを経て、 2018年6月に
①産業振興:事業者の支援
②地域振興:地域の魅力発信
③教育+α:将来の広島を担う子どもたちへの様々な現場体験機会の提供
を3つの柱とする、(一社)産業振興支援センターおなし福寿畑を立ち上げました。

様々な事業者様と出逢い、課題や問題に対してお力になれ、「ありがとう」と言っていただけるこの仕事に日々、やりがいと面白みを強く感じています。

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現在の取り組み《広島ギフトいちばん屋》について

2020年9月、広島県の事業者さんの販路拡大サポートのための通販サービス《広島ギフトいちばん屋》をスタートしました。

2020年春から観光地の竹原市では、新型コロナウイルスの影響で多くの事業者さんが売上が激減し、大変な思いをされているのを目の当たりにしました。

一方で、コロナ渦においてネット店舗での売上が3倍になり、インターネット通信販売の可能性を体感しました。どの事業者さんにも同じようにネット販売での販路拡大のチャンスが開かれていますが、高齢でデジタルが苦手な事業者さんや、小規模で忙しく、通販に手が回らない事業者さんも多くおられます。

そんな事業者さんの販路拡大のお手伝いとして、
◎月額コスト無料 
◎完全成果報酬型の料金体系
◎顧客対応もすべて弊社が代行
が特徴の通販サービス《広島ギフトいちばん屋》をスタートさせました。

日々、広島県の逸品"ええもん"をアップしているので、どうぞ、皆さん遊びに来てください!
そしていっしょに広島県の事業者さんを応援してください!

広島女学院大学につながる皆さんに楽天市場店で使える【5%OFFクーポン】をプレゼントします!
↓こちらへアクセスしていただくと、クーポンが取得できます。
https://coupon.rakuten.co.jp/getCoupon?getkey=NUxXOS1VVjFTLU1XRDctQzJZSw--&rt=

最後になりましたが、今、はっきりと将来やりたいことが見つかっている方も、そうでない方もおられるかもしれません。本当にやりたいことや適性は、様々な出逢いと経験を通してわかっていくことも多いと思います。広島女学院大学では、たくさんの出逢いと学びの機会が広がっています!

どうぞ、女学院で、多くとの出逢いや経験を通して、たった一度きりの大学生活を楽しんでください!皆さんのご活躍をこころから応援しています^^!!

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