人間生活学部 児童教育学科 ニュース

オープンキャンパス

照りつける太陽の光を感じる一日でしたが、児童教育学科にも多くの来場者がありました。

まず、スパイラルな3つの学びや少人数教育の特色等について学科紹介があり、次にオープンセミナーと自己アピール入試について説明がありました。

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次に赤ちゃんについて講義を受けた後、在学生に教えてもらいながら、乳児人形でおむつ交換や沐浴体験に挑戦しました。
ひまわりを制作したり、紙コップで蝉を創ったりしながら順番に体験しました。

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学生の活動が見える、在校生の製作物が展示されていました。ペットボトルで創るマラカスは光に当たるととてもきれいです。
ジャバラ絵本やお気に入りの1シーンを描いた絵も、爽やかな制服姿の高校生を迎えていました。

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ご来場くださった皆様、暑い中どうもありがとうございました。
次はオープンセミナーで実際に私たちの授業を受講してみてください。

オープンセミナー申し込みはこちら

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よるのとしょかん

児童教育学科の「子どもふれあいサークル・くれよん」では、7月8日・10日、第8回目となる「よるのとしょかん」を開催いたしました。前日からの雨も小ぶりとなり、10組27名の親子に参加いただきました。
「よるのとしょかん」とは、地域の子どもたちにお気に入りのぬいぐるみを図書館にもって来ていただき、学生たちが「ぬいぐるみのお泊り会」を開催するというイベントです。ぬいぐるみたちが夜の図書館で冒険している様子を写真におさめ、おすすめ絵本の紹介とともにアルバムにして、子どもたちにプレゼントしています。

ぬいぐるみをお預かりする前に、手遊びや大型絵本の読み聞かせ、パネルシアター「ねこのお医者さん」を楽しみました。

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一人ひとりのお名前を読んで、ボランティアの学生がぬいぐるみを預かります。

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ぬいぐるみたちは、図書館内で楽しい一夜を過ごしました。

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月曜日、子どもたちが図書館にぬいぐるみをお迎えに来てくれました。アルバムを渡した後、子どもたちも一緒に図書館見学に行きました。

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参加した保護者からは、次のようなコメントをいただきました。

アルバムを読み進めるごとに歓声をあげたり「こんなことしてる!」とくすくす笑ったり、図書館でどう過ごしたのか想像を巡らせながらとても喜んでいました。遊び心と愛の詰まったアルバムを本当にありがとうございます。お迎え後も「うさちゃん、一緒に遊ぼう。大好きだよ!」と何度も話しかけて遊び、ぬいぐるみへの愛着が深まったようです。」

「娘がどのぬいぐるみを選ぶだろうと、始まる前から私も楽しませてもらいました。今回は私にとっても思い入れのあるぬいぐるみだったこともあり、今まで一緒に過ごしてきたぬいぐるみにもう一度命が吹き込まれたようで、胸が熱くなりました。〝いつも一緒にいるぬいぐるみがお泊まりにいく〟というワクワクする体験はもちろん、前後にお姉さん達と共に過ごした時間や、最後に自分の選んだ絵本を一緒に読んでもらえたことがとても嬉しかったようです。アルバムで紹介していただいた絵本も、娘の好きそうなものばかりで今後読んであげるのが楽しみです。」

このイベントをきっかけに子どもたちがますます本や図書館が好きになってくれることを願っています。
参加いただいた親子のみなさま、本当にありがとうございました。

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7月8日(土)の13:00~15:00に「第4回 ものづくりチャレンジラボ!~科学の不思議を楽しみ、失敗から学ぶ~」(公益財団法人 マツダ財団市民活動支援事業)を開催しました。今回は、子どもたち7名(男子4名、女子3名)と学生5人で「オリジナルペットボトルロケット」を作りました。

前回は、ペットボトルロケットの基本的な作り方を子ども達に伝えて、その作り方に沿って一人ひとりがペットボトルロケットを作りました。
今回は、そのペットボトルロケットを大学の広いグラウンドで飛ばす予定にしていたのですが、雨が降っていたため、前回の学びを活かして「オリジナルペットボトルロケット」を作ることにしました。

その前に、まずは、子ども達が前回作ったペットボトルロケットを大学の体育館で水を入れずに飛ばすことにしました。空気ポンプは子ども達に押してもらいました。20回押して空気を入れるのですが、10回押すことも大変で、学生が空気ポンプを支えながら何とか空気を入れて飛ばすことができました。水を入れていないのであまり飛びませんでしたが、それでも自分の作ったペットボトルロケットが飛ぶ様子を見て、子ども達は喜んでいました。

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その後、教室で「オリジナルペットボトルロケット」を作りました。まずは、子ども達一人ひとりが設計図をかきました。前回作ったペットボトルの翼は4枚でしたが8枚にしたり、翼を取り付けるシートの下をギザギザにカットしたり、ペットボトルの中にダンゴムシの絵を描いて入れたりするなど、いろいろと工夫した設計図を子ども達は作成していました。

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そして、設計図をもとにペットボトルロケット作りをしました。前回はペットボトルを2個使いましたが1個で作ることにしたり、翼を大きくしたり、翼の形を変えたり、ロケットにパラシュートを付けたりと、子ども達は自分だけの「オリジナルペットボトルロケット」を作り始めました。

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子ども二人に対して一人の学生がついて一緒に作成したのですが、学生が厚紙を切ったり、ビニルテープを一緒に貼ったりするなど必要に応じて手伝ってくれたおかげで、子ども達全員が素敵な「オリジナルペットボトルロケット」を作ることができました。

次回は、8月5日(土)に行われます。次回は、前回と今回作ったペットボトルロケットを大学のグラウンドで思い切り飛ばそうと思います。どのくらい飛ぶか楽しみです!

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最後に、子どもと学生が書いた感想を一つずつ紹介します。

子どもの感想

ロケットのせっけい図などを考えるとき,おねえさんがいろいろなことや考え方を教えてくれたのでやさしくいいなと思った。ロケットを組み立てたり、絵をかいたりして楽しかったです。私のロケットは、けっこうとんだのでうれしかったです。

学生の感想

子どもが納得して作ることができるように、手伝うときは手伝い過ぎずに見守ることが子ども達の学びになると感じた。また、アイデアがあまり出てこない子には、少し考えが広がるように声をかけてあげると、自分なりの作品ができて完成した時に達成感を感じることができると思った。

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オープンキャンパス
6/18(日)に、第2回オープンキャンパスが開催されました。
学科イベントでは、大学の授業で制作したぴかぴかのどろ団子や、学びのプロセスや集大成として発表された作品に囲まれながら、児童教育学科の説明と入試説明が行われました。

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模擬授業会場のミュージックルームで大学3年生と一緒に、手の動きをモニター画面で確認しながら「かえるジャズ」等、季節のうたをアレンジして弾きました。

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ピアノを弾いた後はリズム室に移動して、音楽交流をしました。
かえるの手遊びをしたり、色々な打楽器をローテーションで演奏したりしながら、みんなで一緒にあわせて楽しみました。

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「子どもチャレンジラボ」は、学科独自の楽しい研究会で児童教育学科の特色です。
展示室では、子どもチャレンジラボの活動の写真や製作物も並んでいました。

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幼児教育や児童教育への進路を考えている高校生のみなさんは、ぜひ本学のオープンキャンパスに足を運んでください。個別相談もできます。

次回のオープンキャンパスは7月2日(日)の午後に開催します。交通費補助制度もあるので、遠方からのご参加もお待ちしています。

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児童教育学会は、学科の学生・卒業生・教職員が、幼児・児童に関する研究を行うことを目的としている学会です。3年生、4年生の学生役員を中心に、1年生、2年生も企画・運営に参画し、学生が主体となって、毎年講演会や研修会、学会誌の発行などを行っています。さまざまな活動を通じて、社会人基礎力や、保育者・教師としての専門的学びとともに求められる力を総合的に身につけていくことをめざしています。

今年度の前期講演会は6月24日(土)にNachiketa Das先生およびその配偶者で本学卒業生でもある今本静香先生ご夫妻をお迎えして、「子どもたちと考えたいSDGsと保育者・教師に求められる多様性の理解」というタイトルでご講演をいただきます。

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Nachiketa Das先生は、地球科学がご専門で、スコットランドのグラスゴー大学でPhDを取得後、ハーバード大学でのポスドク研究員を経て、母国インドや、オーストラリアの政府機関でご活躍の後、大学でも教鞭をとられ、ラベンシォウ大学地質学部での学部長職を経て来日されました。広島では、広島大学での特任准教授、広島国際学院大学での客員教授を経て、現在は広島エナジー&ミネラルズの代表取締役として多忙な日々を送っておられます。

今本静香先生は、広島女学院大学日本文学科を卒業後、社会人経験を経て渡豪し、シドニー工科大学で学び、マッコーリー大学の修士課程を修了されました。オーストラリアの永住権を取得し、JTBのオーストラリア支社での勤務や語学学校での日本語教師経験を経て帰国され、現在は、ご自身の豊かなご経験とご専門を生かして、県内の複数の中学校・高等学校での英語科・国語科の講師を務めておられます。

両先生が、それぞれのご専門の研究ならびに国際結婚のご経験等を通じて感じてこられた、今、保育者・教師をめざす若者に伝えたい、子どもたちとともに考えていくべきSDGsや多様性の理解についての大切なお話をしていただきます。

引き続き感染対策にも留意しつつ、今後少しずつコロナ禍以前の開かれた講演会となっていくよう、新役員が心を込めて準備をしています。引き続き児童教育学会の活動にみなさまのあたたかいご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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