人間生活学部 児童教育学科 ニュース

児童教育学科「子どもふれあいサークル・くれよん」では、下記の要領にて「よるのとしょかん―ぬいぐるみたちの大冒険」を開催します。

「よるのとしょかん」とは、アメリカの公共図書館で子ども向けのイベントとして始まったもので、子どものお気に入りのぬいぐるみが図書館で一晩を過ごす「ぬいぐるみのお泊り会」のことです。ぬいぐるみたちが夜の図書館で冒険している様子を写真におさめ、後日、子どもたちにプレゼントいたします。

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昨年の様子

この機会に子どもたちが図書館や読書を好きになってくれることを願っています。ぜひ、ご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

日 時

2023年7月8日(土)10:30~11:20(受付10:00〜)
2023年7月10日(月)15:00~15:30(ぬいぐるみのお迎え、平日参加できない場合は応相談)

場 所

広島女学院大学 ヒノハラホール5階 アセンブリーホール

対 象

未就学児の親子 15組

そのほか

参加費は無料です。お泊りする「ぬいぐるみ」を一つ持参してください。
ぬいぐるみのお迎えも含み、必ず、保護者同伴でご参加ください。

※当日、発熱、のどの痛み等がある場合、参加をお控えくださいますようお願い申し上げます

申込方法

保護者氏名と連絡先(電話番号)、参加する子どもの氏名、年齢、性別、園名をご記入の上、下記のGoogleフォームで、事前にお申込みください。(きょうだいでご参加の場合は、参加するお子さまの氏名等をすべてご記入ください。)

申し込みフォームは こちら
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※申込受付期間は、6月19日(月)〜6月30日(金)です

【お問合せ先】
広島女学院大学 082-228-0386(代)児童教育学科(担当者 中村)まで
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授業紹介

 「児童教育基礎セミナー」の授業の一環として、児童教育学科2年生が広島女学院ゲーンス幼稚園で観察実習を行いました。
5月のさわやかな晴天の下、戸外で自然と触れ合う子どもたち。入園して間もない年少児クラスでは、初めてのお散歩に喜んだり、戸惑ったり。揺れ動く子どもたち一人ひとりの気持ちに、懸命に寄り添おうとする学生の姿が印象的でした。

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 授業で学んできた子ども理解の視点、エピソード記録について、実践的に習得するため、大学に戻ってから、子どもとの関わりのなかで印象に残った場面を取り上げ、記録を作成します。9月に予定している幼稚園実習にむけて、期待が高まった一日でした。

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 5月13日(土)の13:00~15:00に「子どもとつくる科学遊び研究会」の学生が中心となって「第2回 ものづくりチャレンジラボ!~科学の不思議を楽しみ,失敗から学ぶ~」(公益財団法人 マツダ財団市民活動支援事業)を開催しました。第1回に引き続き、参加してくれた小学生の子どもたち7名(男子4名、女子3名)と本学の学生9名が一緒に「どろだんごづくり」を中心としたものづくりをしました。

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 まずは、ぴかぴかに光るどろだんごを子どもたちに見てもらいました。子どもたちは「すごい!」と声に出して言い、「こんなのつくりたい?」と尋ねると、大きくうなずいてくれました。そこで、今日の活動目標「光るどろだんごをつくろう!」を子どもたちに提示しました。そして、この目標を達成するために前回の振り返りをしました。振り返りはペアの子どもと学生の2人で行い、発表してもらいました。発表では「手に入るぐらいの大きさのものをつくる」「水を入れすぎない」「丸くなるようにさら粉でやさしくみがく」などの意見が出ました。その後、学生が作り方の手本を示しました。

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 次に、子どもたち一人ひとりが好きな量の荒木田土、真砂土、砂をボウルに入れてかき混ぜ、スプレーで水を吹きかけました。「どろだんごづくり」をするのは、前回に引き続き2回目ということもあり、どの子どもも2~4個の丸いどろだんごの芯を作ることができていました。できたどろだんごは、スポンジの上に置いて乾かしました。

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 そして、どろだんごを乾かしている間は「バランスオニヤンマ」を作りました。画用紙に描かれたオニヤンマとほぼ同じ大きさの絵をはさみで切り取り、頭の先を折り曲げて指先に載せるとバランスよく止まります。子どもたちは、この「バランスオニヤンマ」を指先や頭の上に載せて廊下を歩いたり、羽根に色を塗ったりして楽しんでいました。

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 「バランスオニヤンマ」で楽しんだ後は、乾かしていた自分のどろだんごを磨きました。今回は乾燥させて粉状にした荒木田土をボウルの中に入れて磨きました。子どもたちは、前回の振り返りを踏まえて掌や指の腹を使って、どろだんごが丸くなるようにさら粉でやさしくみがいていました。どの子どもも、前回に比べてより満足のいくどろだんごをつくることができました。
 活動の最後には、前回同様に自分の作ったどろだんごと粉状にした荒木田土を袋に入れて子どもたちにプレゼントしました。

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 第3回の「ものづくりチャレンジラボ!」は、6月24日(土)に行います。ここでは「ペットボトルロケットづくり」を行います。ペットボトルを2つ繋げて、厚紙で作ったトップやハネを付けて、自分だけのオリジナルロケットを作ります。活動の最後に書いた、子どもの振り返りと学生の感想を紹介します。

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子どもの振り返り

女学院大学のおねえさんたちとなかよくできて楽しかったです。おしゃべりもたくさんできたので、とってもうれしかったです。おねえさんたちが「丸くなるようにしたらいいよ」などのアドバイスをしてくれたおかげで、きれいなどろだんごを作ることができてうれしかったです。

前はつるつるなだけで光ってはいなかったけど、今回はちゃんとつるつるで光るどろだんごを作ることができてよかったです。

学生の感想

子どもたちが楽しそうに活動していたので、見ていてとても気持ち良かった。前回あまり話していなかった子どもが、今日は楽しそうに大学生と話していたのですごく嬉しかった。子どもが安心できるような環境作りをすることがとても大事だと思った。

どろだんごを家に持って帰り、さら粉で磨いて光るどろだんごを持って来ていた子どもがいました。その姿を見て、自分が学んだことを家で活かせているなと感心しました。子どもたちは、前回の失敗や成功を振り返り、失敗した理由を考えていて、どろだんごづくりにとても興味を持ってくれたことをとても嬉しく思いました。

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 4月29日(土)の13:00~15:00に「子どもとつくる科学遊び研究会」の学生が中心となって「第1回 ものづくりチャレンジラボ!~科学の不思議を楽しみ、失敗から学ぶ~」(公益財団法人 マツダ財団市民活動支援事業)を開催しました。参加してくれた小学生の子どもたち8名(男女各4名)と本学の学生10名が一緒に「どろだんごづくり」を中心としたものづくりをしました。
 小学生と学生が出会うのはこの日が初めてということもあり、まずは学生が提案したフルーツバスケット(ゲーム)を行いながらの自己紹介をしました。ゲームをしながら自己紹介を行ったことで、楽しく温かい雰囲気の中でお互いのことを知ることができました。

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 その後、会場を移動して、子どもと学生がペアを組んで「どろだんごづくり」をスタートしました。子どもたちのほとんどが、これまでにもどろだんごづくりをしたことがあると答えてくれました。しかし、学生が作ったどろだんごを見せると、子どもたちは「電球みたい!」と驚いていました。
 まずは、子どもたち一人ひとりが、真砂土や荒木田土、川砂といった土や砂を好きな量だけボウルの中に入れてかき混ぜました。色の異なる土や砂を見て「きれい!」と感動していた子どももいました。
 次に、その土や砂の入ったボウルの中に、スプレーを使って水をかけていきました。子どもたちはペアの学生と協力しながら、どのくらい水を入れたら固まるのか、量を調節しながら水をかけていました。
 そして、何度も何度も握って丸くした後、スポンジの上に置いて20分乾かしました。

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 どろだんごを乾かしている間は、ペアの子どもと学生が協力して「スライムづくり」をしました。
 まずは、コップの中に同じ量のPVA洗濯のりとぬるま湯を入れて、よくかき混ぜました。
 次に、自分の好きな色の食紅(赤,青,黄,緑)を入れてかき混ぜました。いくつかの色を組み合わせる子どももいて、色の変化に驚いている様子でした。
 そして、食紅が溶けた後、子どもと学生が協力してホウ砂水溶液を少しずつ入れながらかき混ぜて、スライムを完成させました。透き通った水色のスライムやイチゴジャムの色に似たスライムなど、いろいろな色のスライムができあがりました。子どもたちは自分の作ったスライムを触って「気持ちいい!」とその感触を楽しんでいました。

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 「スライムづくり」をした後は、乾かしていた自分のどろだんごを磨きました。磨くときに使用した土は、乾燥させて粉状にした荒木田土です。この土を大きなたらいの中に入れて、子どもたちは、学生が磨いている様子を観察しながら、自分のどろだんごを掌や指を使って優しくこすりながら磨いていきました。途中、どろだんごが割れてしまった子どももいましたが、失敗は成功のもと!子どもたちには良い経験になったと思います。
 活動の最後には、自分の作ったどろだんごと粉状にした荒木田土を袋に入れて子どもたちにプレゼントしました。そして、「家で毎日磨くと光るようになるよ」と話をしました。

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 第2回の「ものづくりチャレンジラボ!」は、5月13日(土)に行います。ここでも「どろだんごづくり」を行います。第1回の振り返りをもとに、子どもたち一人ひとりがより満足のいくパワーアップしたどろだんごを作ってくれることを期待しています。今回の活動の最後に書いた子どもたちの振り返りを2つ紹介します。

女学院のお姉さんたちといっしょに作るのがとても楽しかった。今度は、さらこなをつけてみがくことに力を入れたい。自分にあったやり方が一番作りやすかったので、次からはそうしたい。

水が多くて(さらこなをつけたとき)どろだんごがわれたから、今度は水を少なくして、かたくてピカピカ光るどろだんごをつくるためにがんばりたいです。

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来年度実施予定の教育実習に向けて、新4年生を対象にオリエンテーションを行いました。

初めに、教務課の担当者から教育実習の計画や心構えについて説明を受け、提出書類を作成しました。

その後、4月から「先生」になる2名の4年生から、幼稚園・小学校における教育実習での体験談やアドバイスを聞きました。
先輩の話を熱心に記録し、教育実習に向けての気持ちを高めることができました。

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教育実習生を受け入れてくださる園や学校、子どもたちへの感謝の気持ちを忘れず、充実した教育実習になるよう願っています。

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