人間生活学部 児童教育学科 ニュース

学校インターンシップ

1年次後期の科目「学校インターンシップ」で、広島市立牛田小学校の指導教諭(先生を指導する立場の先生・広島市に2名しか在籍していません)の福永佳栄先生から、模擬授業を通して、小学校教諭に求められる資質・能力や授業づくりのポイント、学級経営のコツ、プロフェッショナルとしての小学校教諭の在り方などについて伺いました。

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福永先生は、普段の授業を擬似的に体験させながら、学生に深く考えさせる素晴らしい講義をしてくださいました。

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学生の感想を紹介します。

「教師がどんな人であるかっていうのが模擬授業をうけてみてわかった気がした。小中高の時はなんにも考えずに、授業を受けていたけど教師がどんなことをしているかというのを聞いて、大変だけどやりがいもあるということが分かった。」

「今回、私たちが色んな学年になって実際の授業を受けて教師とは何なのかを改めて知る機会になりました。児童の興味を引き出す様な教材を用意したり、それぞれの教科で問題を出したりして、児童たちが出来る部分と出来ない部分を見つけ出し、1つ1つの児童の行動を見逃さないということが分かりました。」

「私は"学校で学ぶ意味"を感じる授業をすることの大切さを学ぶことが出来ました。『グループになることで、自分の思いを伝えやすくする』『問題を子どもが見出し、授業で解決していく』など、先生は子どもたちが対話的に、主体的に学んでいくことが出来るように、資料を提示したり、様々な発問をしたりして、工夫をされていることが分かりました。」

「今回の模擬授業を受けて、とても楽しい授業だと率直に思いました。そして、授業に入る際、いきなり本題に入るのではなくひと工夫することで、子どもが自ら進んで学びたいと思うようになり、45分間飽きずに授業を受けることができることが分かったので、将来クラス担任を受け持った時に試してみようと思いました。」

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*広島市立牛田小学校には本学のOGが2名勤務しており、福永先生から、「非常によく頑張っています」と評価していただいています。

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福永先生、私たちの学科に現場の空気や、授業の在り方について教えていただき、本当にありがとうございました。
目指すモデルを提示していただいたことで、学生たちの意欲もますます高まったと思います。
これからも素敵な先生になれる学生を、学科総力を尽くして育てていきたいと思います。

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10月10日(土)9時前から、児童教育学科の学生12名が、「牛田学区社会福祉協議会」の「こども福祉・教育部会」が主催する「牛田小学校で遊ぼう」(毎月第2土曜日に開催)のボランティアに参加しました。

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最初に、牛田学区社会福祉協議会の木原政弘会長から、「今年度はコロナウイルスの影響等で、今回が初めての『牛田小学校で遊ぼう』になります。子どもたちと積極的に関わってサポートをしてください」という言葉を頂戴しました。牛田小学校の宅見政子校長先生もお越しになり、「近所の広島女学院大学の学生がこんなに来てもらい、嬉しいことです」と話されていました。

今回は、児童が集合する9時前から準備をして、体育館でドッビー・カプラ・剣玉等の遊びのサポートをし、最後は体育館をモップで綺麗に掃除しました。この活動に参加した学生は小学校教諭への進路を希望しています。

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参加した学生の感想を下に掲載します。

「実際に児童と遊ぶと、はじめはみんなで同じ遊びをしていてもそれぞれ遊び方が違っていて上手にまとめることができませんでした。しかし、その後、私が遊び方を決めたら、子どもたちが理解してくれてみんなで楽しく遊べ、とても嬉しかったです。」

「子ども一人一人性格が異なるので、それぞれに合った対応をするのがとても大変だと思った。声を掛けてもなかなか集合してくれなくて、どのように声掛けをすればちゃんと集まってくれるのかなと思った。また、あちこちに子どもたちがいるので、どこを見ればいいのかとても迷ったので、大勢の児童をまとめることができる先生方はすごいなと、今回の体験を通して、改めて感じた。」

「子どもたちの元気の良さにとても驚きました。『外で遊びたい!』『ボール使いたい!』と言っている子どもが多くいましたが、その気持ちを我慢して、全力でみんなでドッチビーで楽しむことができたので、子どもの我慢強さを感じました。子どもたちの世界に溶け込んで一緒に遊ぶのはとても楽しかったです!」

「今年初めて牛田小学校で遊ぼうのボランティアに参加して、元気な子どもたちの様子を見ることができて嬉しかった。久しぶりに子どもたちと関わることができて、将来小学校の先生になって子どもたちと関わっていきたいという気持ちがより増した。」

「初めてのボランティアだったので、最初は子どもたちとうまく接することができるのかとても不安でしたが、遊んでいるうちに、楽しむことができるようになりました。子どもたちからたくさん声をかけてくれて、子どもたちに助けられることが多かったと感じました。」

「今回小学生の子どもたちとの関わりを通して、正直難しいなと思いました。遊んでいる途中で、退屈そうにしている6年生を見て、みんなが楽しいと思える遊びはなんだろうと考えても答えにはたどり着けませんでした。この他にも、このボランティアを通して課題がたくさん見つかったので、これらを解決できるように学校で色々なことを学んでいこうと思いました。」

「たくさんの子どもと触れ合うことができ、勉強になりました。最初はなかなか、遊びができず、悩んでいたのですが、子ども達が集まってくると自然にルールやチームができていき、すごいなと思いました。次回も積極的に参加したいです。」

「9時から、次第に子どもたちが体育館に入ってきて、少しすると続々と子どもたちが増えてきました。奥のコートではドッジビー、手前ではカプラが行われ、けん玉をする子もいました。自分なりに考えて子どもへ関わることができて良かったです。」

「今回参加して、普段子ども達と遊んだり関わったりできないので良い体験ができたと思います。カプラを通して子ども達と楽しく作品を作り上げたり、保護者の方と会話ができたりして、有意義な時間でした。」

「私は今回初めてだったのでとても緊張しましたが、普段接することのない子どもたちと遊んだり、保護者の方とお話することができ、とてもよい経験をすることができました。

「子どもたちがとても元気がよくて、私たち大学生はとても疲れましたが、子どもたちと深く関わることのできる貴重な時間となりました。」

「子どもたちの遊びをまとめることや、元気いっぱいに遊ぶ子どもたちへの休憩への誘いが特に難しく感じました。これほど子どもたちと色々な話をして深くかかわることができる機会はなかなかないと思いました。」

牛田学区社会福祉協議会及び牛田小学校の皆様、貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました。
今年度はスタートが遅かった分、学生たちが有り難さをしっかりと感じることができたようです。
次回「牛田小学校で遊ぼう」も楽しみですね!

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今年度の広島県・市小学校教員採用次試験では、臨時採用のOGを含めて13名が受験し、13名全員が合格しました(追記:11/24 卒業生1名の合格が判明し、14名となりました)。
合格率は「100%」。昨年度同様、児童教育学科は小学校採用試験の高い合格実績を達成しています。

9月から、3年生(第12期生)の「小学校教育実践研究会」が学内で始まりました。3年生も先輩方を見習って、学習指導案の立案・模擬授業・1次試験対策などを行い、頑張っています。

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前回の「小学校教育実践研究会」では、「平行四辺形の面積」の教材研究を深め、自ら作成した学習指導案を元に模擬授業を実施しました。

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模擬授業後は、曾川昇造前特任教授・神野正喜教授・戸田浩暢教授・青山翔専任講師の4人の先生から、丁寧なアドバイスがありました。より良い算数の授業づくりについて学ぶことができました。

4月から教壇に立つ、4年生合格者のみなさん、臨時採用から正規採用になった卒業生のみなさん、本当におめでとうございます。後輩もその後に続くよう、学科全員で子どもたちのために頑張ります。

卒業生のみなさん、躓いた時、悩んだ時にも、大学に足を運んでください。卒業生の集まる場や、経験豊かな先生方と話せる場を準備して待っています。

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