人間生活学部 児童教育学科 ニュース

10月14日(水)、山陽女学園高等部子ども教育コースとの高大連携事業の一環として、高校1年生が本学に訪れ、見学や模擬授業を体験しました。
日頃から大学生にも行っているように、十分なコロナ感染予防策を講じて実施しました。

まずは、森保学科長が、児童教育学科の説明を行いました。

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保育士、幼稚園教諭、小学校教諭等の資格取得に関する説明に加えて、子どもチャレンジラボ(子どもと関わるボランティア活動)や卒業生が保育の現場で活躍する様子について紹介しました。

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また、4つの小グループに分かれて、ピアノ練習個室、ML教室、体育館、保育実習室等の施設を見学していただきました。ML教室には、一人一台の電子ピアノがあり、備え付けられたモニターに映る教師の模範を目の前で見ながら弾くことができます。

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次に、三桝先生による模擬授業「折り紙で子どもとコミュニケーション」を受講していただきました。

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子どもが大好きな折り紙を使って、指人形を作り、顔を描いて、作った指人形を用いてストーリーを考えました。

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それぞれの指人形に愛着をもった高校生の笑顔があふれていました。

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また、パイプオルガンのある荘厳なチャペルを見学し、最後には地上4階、地下1階建で、28万冊の蔵書を誇る本学の図書館を見学し、図書館職員の説明を聞きました。

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次回は、広島女学院の敷地内にあるゲーンス幼稚園の見学を予定しております。

高校生の皆さんに、幼児教育、児童教育の魅力を感じていただけたらと思います。

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児童教育学科では、1年次後期の科目に「学校インターンシップ」という授業が位置づけられています。

この授業では、広島市立牛田小学校に行って、小学校教育の概要や教員として求められる資質・能力に関わる話をお聞きしたり、授業参観をしたりしますが、本年度は新型コロナウイルス蔓延防止の観点から、授業参観は中止となりました。

そこで、今年度は、牛田小学校の現西田直樹教頭先生から、小学校教諭に求められる資質・能力について講話を頂きました。

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以下、受講生の感想です。

「講話を聞いて、先生の雰囲気がクラスの雰囲気に繋がっていることが分かりました。私はクラスを持った時、何事にも諦めないクラスを作りたいと思っています。私自身も大学生活では諦めない心を身につけたいと思います。」

「西田教頭先生には教員に求められる資質の向上について教えてもらいました。教員は一人ひとりの児童を理解し寄り添うことも大事ですが、個人情報の管理や職員内の決まり事など常識的なことにも気を配る必要があることが分かりました。教員は子どものお手本になることが重要だと思いました。最後の質問コーナーで教員の楽しさや大変さも分かりました。私は子どもの良い特性を引き出して、いけないことはしっかり注意できるような先生になりたいと思いました。」

「今回の授業で教師に求められる資質について学びました。教師になれたから終わりではなく、教師になってからが大切なことだと分かりました。貴重な話を聞くことができ、知らなかったことや知りたいことを聞くことができて勉強になりました。」

「今回、西田教頭先生に小学校の先生になるための資質について25項目のお話をして頂き、私は、当てはまっていそうなものもあれば、まだ不足していると思うところも多々ありました。教師にピッタリだと思われるような人になれるように頑張りたいと思いました。」

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小学校教諭を目指す受講生にとって、教頭先生から直接、具体的なお話を伺える貴重な機会となりました。
広島市立牛田小学校の宅見政子校長先生をはじめ、ご講話くださった、西田直樹教頭先生に心より感謝申し上げます。

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広島県・市小学校正規教員合格率「94.1%」を誇る「小学校教育実践研究会」(12期生)が、9月から始まりました。

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12期生は児童教育学科に改称した初めての学生で、17名が会員になっています。

曾川昇造前特任教授(呉市小学校元校長)・神野正喜教授(広島大学附属小学校元副校長)・戸田浩暢教授(広島県元指導主事)・森保尚美教授(広島大学附属小学校元教諭・広島市元指導主事)・青山翔専任講師(昨年3月まで小学校教諭)等の指導の下、研究会の先輩方を見習って、学習指導案作成・模擬授業・一次試験対策などを行い、頑張っています。

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初回は、算数の学習指導案の立案の仕方・発問の在り方、模擬授業の方法など、多くのことを学びました。また、授業外で全員が集まり、勉強会を開いて学びを深めています。

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次回は、単元「平行四辺形の面積」について教材研究を深め、自ら作成した学習指導案をもとにグループ討議を行い、より良い算数の授業づくりについて学びます。

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