人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

海外フィールドワークアーカイブ

海外フィールドワーク
6日目 2月24日

今日は、ハリス合同メソジスト教会の日曜礼拝に参加させていただきました。学生が日本語礼拝と英語礼拝ともにしっかりと讃美歌を歌い、教会の皆さまに喜んでいただきました。讃美歌は「主よ、み手もて(My Jesus, As Thou Wilt)」を日本語と英語で歌いました。

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礼拝のあと、教会の皆さんとランチに行き、交流を深めることができました。

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ワイキキビーチへも行きました。

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明日はチョコレート工場の見学と小学校での研修です。

引率:土谷

参加学生の感想

今日は、ハリス教会での日曜礼拝でした。早めに教会へ行き、発声練習を行い、また茶話会でも一人一人が率先して行動できていました。礼拝では、広島女学院大学とハリス教会とのつながりについてもお話ししてくださり、女学院大学とハリス教会との関係の深さを再確認し、また先輩たちが築き上げてきたものの素晴らしさに改めて気づきました。

ハンドベルは、音色の美しさに感動しました。このハリス教会で、賛美歌を歌うことで私たちとハワイの人々が繋がった気がしてとても嬉しかったです。

礼拝の後は教会のデイビーさん、ボブさん、山中さん、ジョーさんと昼食を食べに行き、楽しい雰囲気の中で、この関係がずっと続いてほしいと強く感じ、来年のフィールドワークに参加する学生にも頑張ってほしいと思いました。

午後の残った時間で、ウォールマートという巨大なスーパーへ行き、自分の研究課題を進めました。自分たちの研究課題であるベビーフードとベビーミルクの品揃えや種類の多さに驚きました。実際に購入したので、日本に帰ってさらに研究をしていきたいです。明日は、小学校に行くので、小学校の給食について調べ、いろいろな疑問をもって明日に臨みたいと思います。

管理栄養学科2年生 秦さん、池田さん

日曜礼拝では、教会の方々に喜んでいただけたようで良かったですね。この管理栄養海外フィールドワークは、学生の皆さんが築き上げてきたものです。

これまでの学生一人ひとりが研修に対して真摯に取り組み、その姿勢を見せてきたことにより、ハリス教会や関係機関と良い関係を築くことができ成り立っています。来年へと繋がることを期待しています。

研修もあと少し。後悔のないよう、しっかりと学びを深めて下さい。

管理栄養学科:市川、妻木

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5日目 ホームステイ

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7日目 スーパーマーケット・チョコレート工場・小学校での研修

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海外フィールドワーク
5日目 2月23日

昨日から学生はホームステイに行き、夕方ホームステイ先から無事に戻ってきました。3グループとも充実した表情をしており、別れの時には感極まる学生もいました。初めての環境ということで不安がある中、言葉だけでなく表現力をフルに使って交流することで、ご家族の方と意思疎通をとることができた結果だと思います。それぞれホームステイの貴重な体験を通して、また一段と成長できたと思います。

明日の日曜礼拝では、成長とした学生達の姿を教会の皆様にお見せできるのではないかと期待しています。

引率:土谷

学生のホームステイ感想

昨日の夜から今日にかけてホームステイをさせていただきました。私たちがホームステイをさせていただいたところは、North ShoreのWaialuaというところで、パイナップル畑や広い草原があり、常に鳥のさえずりが聞こえるほどの大自然に囲まれた場所でした。

最初は緊張していましたが、ご親切にしていただき徐々に話せるようになりました。私たちが行ったお家は日本人のお母さんとアメリカ人のお父さんの間に2人の小学生の子供がいらっしゃいました。お父さんはあいにく旅行に出かけており、お会いすることができませんでしたが、子供たちと英単語ゲームなどをして英語を教えてもらいました。子供たちは日本語も英語も喋れるので分からないとすぐに英語の意味を日本語で教えてくれました。ホームステイ滞在中は、子供たちの通う日本語学校の様子を見に行かせていただいたり、お母さんとショッピングを楽しんだりしました。小学校では、服装などに縛りがなく、自由な感じで、一人一人の個性が生かされている感じでした。

2日間という短い間でしたが、本当に家族のように受け入れてくださり、最後は涙が止まりませんでした。ハワイの研修で栄養だけでなくホームステイも経験できたこと、一生忘れられない思い出になりました。

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管理栄養学科2年生 藏田さん、竹内さん

私たちのホームステイ先はホノルルでした。

とても広いお家で日本文化が大好きな家族でした。家でも靴を脱ぎ、味噌汁や緑茶を楽しくいただきました。
2日目は手作りのパンケーキ、ハワイの伝統的な果物であるリリコイを食べさせていただきました。リリコイは種まで食べることができ、味はすっぱく日本には無いハワイの伝統的な果物を食べることができ嬉しかったです。またワイキキ水族館やオーガニックストア、最後にはハワイ博物館に連れて行ってくださいました。ハワイ博物館ではホストマザーが英語でハワイの伝統的な物やカメハメハ大王一世から始まったハワイ王国の歴史を教えて下さり、ハワイの伝統的な楽器を実際に奏でたり、歴史を知ることで今あるハワイがどのようにして築きあげられてきたのか理解が深まりました。

本当に楽しい2日間で、私たちを本当の家族のように受け入れてくれたことがとても嬉しくお別れの時には涙が溢れました。短い時間でしたがとても濃く、充実した時間を過ごすことができ私たちにとってこのホームステイは大きな経験となりました。

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管理栄養学科2年生:池田さん、秦さん

私たちのホームステイ先はミリラニでした。

初めは英語を話すことに不安がありましたが、ホストマザーが暖かく迎えて下さり、緊張がほぐれました。お家ではコストコのピザをご馳走になりながら、日本での写真を見せ、自分の言葉で説明することができました。日本に行ったことがあるそうで、習慣や文化について興味を持って話を聞いてくださいました。2日目の午前中はボタニカルガーデンへ連れて行ってくださいました。印象に残ったのは、3日程前に見た、たくさんの枝が垂れ下がっている大きな木について、ホストマザーに説明していただいたことです。その枝が地中に潜り込み、幹を作り出しているということで、別の木に見えても、全てつながっている1つの木だということが分かりました。

その後はハレイワのビーチへ連れて行っていただき、ノースショア・マーケットプレイスという商店街のような所にあるハンバーガー屋さんでお昼ご飯を食べました。これまでの研修では、あの時に聞いておけば良かったと思うことが多々ありましたが、今回はフィッシュバーガーの魚の種類を英語で自ら質問することができたので良かったです。(タラでした。)そして、MATSUMOTO SHAVE ICE というかき氷屋へ行きました。そこで発見したのが牛乳など、アレルギー対応についてのポスターが掲示されていたことです。まさか、アイス屋でアレルギー表示を見るとは思わず、これからの学びにつなげられそうです。

最後に、家に帰って皆で折り紙を楽しみました。息子さんが折り紙が好きで、手裏剣や鶴を折って見せてくださり、驚きました。私たちは教会でのランチ提供の際に紹介した、からくりカードを作り、喜んでいただきました。

英語で話すことに苦労しましたが、No shame, no fear 精神で2日間を楽しく過ごすことができました。この出会いに感謝して、残りの4日間も積極的に学んでいきたいです。

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理栄養学科1年生 上野さん、山下さん、吉田さん

皆さん、それぞれのホームステイ先で素敵な経験ができたようですね。

たった1泊2日でしたが、忘れられない思い出となったことでしょう。

明日はハリス教会での日曜礼拝ですね。成長した皆さんの姿を、教会の方々にお見せできますように。

管理栄養学科:市川、妻木

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4日目 保健センターと農場・チーズ加工工場の見学

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6日目 日曜礼拝

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4日目 2月22日

今日は朝の8:30から、フイアナエコースト総合保健センター、カフマナオーガニックファーム、ネイキッドカウ牧場とチーズ加工工場での見学です。

フイアナエコースト総合保健センターでは、センターで働かれている登録栄養士の先生にハワイにおける医療制度や地域に適した栄養指導の対策方法について教えていただきました。施設の中に入り、特別にEmergency room の見学もさせていただきました。

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センターで研修を終えたあと、近くにあるカフマナオーガニックファームを訪れました。ここの農場で栽培された有機野菜は、ハワイの各地にあるオーガニックスーパーやレストランに搬送されています。農場を見学しながら、有機野菜の種類や栽培方法におけるルールや注意点などさまざまなことについて教えていただきました。

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農場に併設されているレストランで昼食をとりました。農場で栽培された採れたての有機野菜を使った料理をいただきました。特にサラダで食べた有機野菜は非常に風味豊かな味で美味しくいただきました。学生は日本と比べて野菜の味の違いに驚いておりました。面白いことに偶然、学生の一人の研究テーマであるマヒマヒ料理がスペシャルランチとして提供されていたので、調理方法についても学ぶことができました。

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カフマナ農場を訪れたあと、数百メートル離れたところに位置するネイキッドカウ牧場とチーズ加工工場の見学に行きました。

牧場には、牛をはじめ、馬、羊、鶏など様々な動物が飼育されていました。自然に生えた草を食べ、広大な土地にのびのびと飼育されているのことが印象的でした。草を食べて育った牛からは、脂肪量を多く含む牛乳がとれるということで、バターの出来に影響することを教えていただきました。また、ストレスを与えないように自然に近い環境で育てることも重要であることを学びました。

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次に、牧場に併設されているチーズ加工工場を訪れました。

工場ではバターやチーズを製造しています。工場を経営している方にバターとチーズの加工過程について、実際に器具などを使いながら教えていただきました。バターやチーズ作りに適した牛乳の選別方法や熟成時間、温度管理など加工法のポイントについて細かく学ぶことができました。 この工場で生産された商品は、有機野菜を多く取り扱うホールフーズマーケットで売られているということですので、25日に訪問した時に確認したいと思います。

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学生は、本日訪問したすべての施設で、積極的に疑問点について英語で質問し、なんとか自分の思いを伝えようと努めていました。研修4日目にして、少しずつですが、英語での対応の仕方や社会人とのコミュニケーションに慣れてきていることに感心しています。

夕方18時頃にホストファミリーの方が迎えに来られ、ホームステイ先へ向かいました。学生からは緊張が伝わってきましたが、ぜひ楽しんで過ごしてほしいです。ホームステイ先は3グループに分かれており、それぞれWaialua、Honolulu、Mililani でのホームステイです。

引率:土谷

参加学生の感想

今日はまず、 Wainae Coast Comprehensive Health Centerという、日本でいう保健センターのような場所を見学させていただきました。管理栄養士のクリスティーさんからお話を伺う事ができたのですが、やはりハワイでは、肥満や糖尿病が多く問題になっているそうです。この地域は保険に入れない低所得者の方が多くおられるため、安価で手に入りやすいファストフードを食べる頻度が高く、生活習慣を改善しにくいということで、肥満の方が増加しているとのことです。対策の一つとして、管理栄養士の先生は、一人ひとりに適した栄養指導を考案し、12週間、長期的に指導を行なっているとのことでした。さらに、患者さんは、無料で栄養指導を受けられるということに驚きました。指導したつもりでも、患者さんが納得するやり方をみつけなければ、行動変容に繋がりにくいということを改めて学ぶことができました。

オーガニックファームとチーズ工場見学では、実際に動物や植物に触れることができ、出荷までの過程を学ぶことができました。今夜はホームステイです。泊めてくださるご家族の方に感謝し、コミュニケーションをしっかりととりたいと思います。

管理栄養学科2年生 藏田さん、竹内さん

今日もたくさんの内容の研修でしたね。見学を通して様々な気付きや発見があったようです。有機野菜の味や、マヒマヒの調理方法についても教えて下さいね!

ホームステイ先でも楽しんで来て下さい。

管理栄養学科:市川、妻木

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3日目 ハワイ大学

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5日目 ホームステイ

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