人間生活学部 児童教育学科 ニュース

授業紹介アーカイブ

児童教育学科では、9月18日(日)に「卒業論文中間発表会」を行いました。

中間発表会は、4年生が副査グループに分かれて卒業論文の途中経過について発表し、参加者との間での質疑応答を行うものです。中間発表会には、3年生も参加しています。

今年度の中間発表会は、台風接近に伴い、その影響を考慮して、急遽、遠隔形式での開催となりました。

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4年生からは「子どもの主体的な活動を育む保育者の援助」、「ICT機器と学力の関係性」、「算数科における『深い学び』を促す単元構想」など、教育の不易と流行を捉えた様々なテーマの研究が発表されました。

また、発表を聞いた3年生からは、積極的なコメントや質問が多く寄せられました。

熱心に取り組む4年生にとっては、これからの研究が、今回の発表を経てよりよいものとなっていくことを期待しています。そして、3年生にとっては、来年度の卒業論文執筆のために、今回の経験が大いに役立つことを願っています。

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大学の敷地はツツジの花が満開です。この環境を利用して、1年生が「保育内容総論」の授業でツツジの花びらを使って色水遊びを体験しました。

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ツツジの花はどんな香り?

まずは、ツツジの花を観察し、香りを嗅いで・・・そして、ビニール袋に入れて手でつぶしながら色水を作っていきます。

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つぶしていくと手触りがどんどん変化するね

水を加えて陽の光にかざしてみると・・・

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色水が輝いて見えるよ

作った色水に紙を浸すと・・・きれいな色水が紙に染み込んでいきました。

遊びを体験した後、色水遊びを「子どもの視点」と「保育者の視点」で振り返ります。子どもたちは何に気づき、何に感動するのかを改めて考えました。
また、子どもたちの遊びを支える保育者として、どのような関わりをすればよいのか、何に留意しておく必要があるのかを考えることができました。

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体験を忘れないうちに書き留めよう

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「まん延防止等重点措置」の適用を受け、児童教育学科でも一部の対面授業を除いて遠隔授業が再開したところです。
受験生のみなさんや成人を迎えたみなさんをはじめ、予定が急変してつらい思いをしている人も多いと思いますが、心を落ち着けて、身近な人たちと一緒に頑張っていきましょうね。児童教育学科一同、今一度感染防止に努めて支援していきます。

さて、今日は12月に行われた授業の紹介をします。
本学では4年生が教職課程における学びの集大成として「保育・教職実践演習」が位置づけられていて、4つのクラスに分かれて学んでいます。
これまでの教職課程で学んだことを振り返りながら、クラスごとに、様々な活動を通して実践力を磨き、現在の自分自身の課題を明確にするとともに、職業生活に向けての自信と意欲を高めています。

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保育指導案発表の様子

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3歳未満児の保育用教材1

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3歳未満児の保育用教材2

これまでの実習での経験を生かして部分実習の指導案を作成し、一部実演を行いながら発表し、工夫されている点や改善点等についてクラスでディスカッションしました。
子どもの姿をふまえた上での望ましいねらいの立て方や、そのねらいを達成するためにはどうすればよいか、そして、子どもに伝わる言葉かけや安全面の配慮等、皆で真剣に議論し、アイデアを出し合いました。具体的な保育技術や対応の仕方だけでなく、幼児教育・保育において何を大切にすべきか、それぞれの保育観についても互いに見つめ直し、保育者として現場に立つための自信をうとともに、現在の自分の強み・弱みや課題も見つかり、現場に出るまでに磨いておきたいことも明確になりました。

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小学校模擬授業の様子

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4クラス合同授業

本学非常勤講師であり、広島女学院ゲーンス幼稚園で長く園長職を務められたご経験もお持ちの、外部講師・菊野秀樹教授より、就職に向けての心構えの講義を受けました。
4月から幼児教育・保育の現場に立つ学生は、幼児の心のありようの実際についての理解を深め、保育者としての心構えを確かなものにすることができ、また、4月から小学校教諭となる学生は、幼児期の学び・育ちの実際についての理解を深め、幼保小連携の在り方への示唆を得ることができました。そして、一般就職をする学生も含め、全員が、メンタルヘルスを保ちながら息の長い職業生活を送っていくための心の持ちようについて、それぞれにヒントを得ることができました。


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