人間生活学部 児童教育学科 ニュース

授業紹介アーカイブ

児童教育基礎セミナーⅡという授業は、1年生の必修科目で「子どもの表現」「子どもの造形」「子どもの伝承遊び」で構成されるアクティヴな授業です。担当教員3名のオムニバス授業なので、教員の専門性を活かした内容を展開することができます。

授業がハイフレックス型(同じ内容の授業を、対面とオンラインで同時に行う授業方法)になったので、対面で受講したり、遠隔で受講したりとスタイルは様々ですが、手や身体を動かし、頭で工夫しながら楽しい体験活動を行うことを通して、幼児教育や学校教育の実践者として必要な知識及び技能を身に付けています。

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【写真:「子どもの表現」より"山の音楽家をリズムや身振りで表現"】

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【写真:「子どもの造形」より"クリスマス人形を粘土で創ろう"】

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【写真:「子どもの伝承遊び」より"ボール運び鬼"】
※撮影時に近寄っています。

みんなでいろいろな鬼遊びをしました。「ボール運び鬼」では、仲間と協力して攻めることで、得点する学生が多くいました。
作戦を考えて攻めるよさや、仲間と共に運動する楽しさをしっかりと味わい、それらを様々な場面で子どもたちに伝えてほしいと願っています。


児童教育学科では、自分の「好奇心」から始まった自分の「好き」で受験できる「自己アピール入試」があります。ぜひ、自分の「好き」を育ててください。

自己アピール入試の詳細は こちら

公募制推薦入試受験者のために、10月10日(日)に対策講座を準備しています。面接講座はすべての受験に役立ちます。

公募制推薦入試対策講座(事前予約制)の詳細は こちら

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児童教育学科では、9月19日に「卒業論文中間発表会」を行いました。
中間発表会は、グループに分かれて4年生が卒業論文の途中経過について発表し、参加者との間での質疑応答を行うものです。こちらには、来年度、中間発表会を行う3年生も参加しています。
なお、感染状況を考慮して、中間発表会はインターネットを使った遠隔形式にて開催しました。
4年生からは「幼児の歯みがきに関する研究」、「いじめの原因とその対策について」、「絵本の魅力ーレオ=レオニに焦点を当ててー」などの発表があり、なかには自作の歌を披露してくれた発表もありました。
また、発表を聞いたみなさんからは3年生も含めて、積極的なコメントや核心をついた質問が寄せられました。
4年生はこれからの卒論執筆のいっそうの頑張りを、3年生は卒論執筆のためのこつこつとした準備を期待しています

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  写真 中間発表風景


広島女学院大学では、事前予約制で公募制推薦入試対策講座を開催します。
★ 2021年10月10日(日)14:00~16:00
課題に応じた小論文対策や、面接対策を行い、面接対策講座からの受講も可能になっています。
これらの講座は、高校生のみなさんにとって今後大いに役立つと思います。
ふるって参加いただき、入試へのスキルをアップしてください。
↓↓↓

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コロナ禍応援!学費優遇制度もチェックしてください。

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 9月の緊急事態宣言前に行った授業について紹介します。コロナ禍で学生たちにとってもさまざまな活動が制限されている中、同じ敷地内にある広島女学院ゲーンス幼稚園(以下、ゲーンス幼稚園)の協力を得て、6月中旬よりボランティア活動を実施することができました。

 今年度は5月半ば~6月半ばまで緊急事態宣言下にあったため、ボランティア活動を実施することはできませんでした。しかし、6月中旬から7月まで学生たちは授業のない空き時間にゲーンス幼稚園に行き、毎週ボランティア活動を行いました。また、ボランティア活動期間の授業で、それぞれが感じた自分の課題を教室に持ち帰り、改善策について話し合い、次の活動につなげました。

 受講生の声を一部紹介します。

 「この授業がなかったら、子どもたちと関わる機会が作れなかったので、ボランティアに参加できてよかったです。子どもと遊ぶだけでなく、午睡の援助をさせてもらえるなど、貴重な経験ができたのが1番嬉しかったです。ボランティアに行って感じたことをグループで話し、相談して、いろんな意見が聞けました。また、自分も意見を言うことができたのでみんなで考える活動はよかったと思いました。」(3年)

 「コロナ禍であまりボランティア活動をすることができなかったので、幼稚園でボランティアをできたことが嬉しく思った。4回しか行くことはできなかったけれど、その中でどういう性格の子どもなのかを回数を重ねるうちに知ることができた。また、3歳児と関わった経験がなかったので、発達の様子を身近に感じることができてよかった。特に学ぶことができたのは、保育者の言葉がけである。実際に保育者の言葉がけを観察したり、グループワークで様々な話し合いをしたりして学ぶことが多かった。決して否定することなく、第一に子どもの思いを大切にしているということを感じることができた。子どもが自分の気持ちを伝えることができるのは、保育者のつくる温かい環境があるからこそだと思った。私も子どもの理解者になれるよう、今回のボランティア活動で学んだことを実習で実践し、将来の保育につなげていきたい。」(3年)

 「幼稚園で子どもたちと関わることができて、たくさんのことを学ぶことができました。なかなか子どもと関わる機会がなかったので、このような機会をいただき嬉しく思います。」(3年)

 昨年から続いているコロナ禍で、学外のボランティア活動など、子どもたちと関わる活動を思うように行うことができなかった学生たちにとって、毎週のゲーンス幼稚園の子どもたちとの関わり、先生方や園に流れるキリスト教保育の空気に触れさせていただけたことは、大変貴重な学びの機会となりました。

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子どもたちのノートチェックのお手伝い

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午後の睡眠の援助

 このように、広島女学院大学とゲーンス幼稚園は、継続的な関りをもって将来の保育者を育成しています。オープンセミナーでも、ゲーンス幼稚園の園長先生から直接高校生にコメントをいただくことができました。また、広島女学院大学の先生が、ゲーンス幼稚園でワークショップを行うこともあり、互いに高め合いながら子どもに寄り添うことについて考えています。

 その他の幼稚園実習の活動はこちら

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