人間生活学部 児童教育学科 ニュース

授業紹介アーカイブ

4年生対象の授業「保育・教職実践演習」では、本学非常勤講師であり、広島女学院ゲーンス幼稚園で長く園長職を務められたご経験もお持ちの、比治山大学短期大学部幼児教育科教授の菊野秀樹先生の講義を受け、幼稚園教育要領のねらいや内容を、児童文化財を通じて実践していくためのポイント等について学び、それぞれが、幼児教育・保育において大切なことについて考えることができました。

菊野先生による「三枚のお札」の語りや「三びきのこぶた」の実演を通して、ストーリーテリングの世界や人形劇の世界の奥深さを感じ、<聞く文芸>と<見る文芸>の特徴や、昔話の構造、子どもたちがそれらをどのように受け止めているのか等について学びました。

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子どもたちに〝教える〟のではなく、自然に子どものこころが向かい、それを通じて子どもたちが様々なことを感じたり考えたりできるような保育のありようについて、それぞれが考え、自身の保育者・教師としてのスキルや資質を磨く必要性を実感するとともに、それぞれが実践家となってからも長く続いていくことになる深い学びへの意欲を新たにすることができました。

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2年生対象の授業「児童教育基礎セミナーⅢ」では、オムニバス(複数の教員が一つの授業の中で別テーマの講義を行う)のスタイルで、実践を意識した様々な授業を行っていますが、そのなかで年齢的発達に合わせた絵本の読み聞かせについてを学び、班ごとに発表を行いました。子どもたちが読み聞かせの際にどのような反応を示すのか、またそれに対して保育者はどのように応じたらよいのかについて意見を出し合い、読み手と子ども役に分かれて実演を行い、クラスで感想・意見交換を行いました。

この班では、3歳児向けの読み聞かせについて考え、発表を行いました。始まる前には手遊びをして子どもの注目を集めたり、必要な場面では、絵本の中に登場するものに指さしをして子どもの内容理解を助ける工夫などもしました。

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この班では、4歳児向けの読み聞かせについて考え、発表を行いました。絵本を読み終わった後に子どもたちから発せられそうな言葉や素朴な疑問をいくつも考え、それに対する保育者の受け答えについても班のアイデアを示すことができました。

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この班では、5歳児向けの読み聞かせについて考え、発表を行いました。子どもたちの集中を妨げることなく、それぞれが絵本の世界を十分に味わえるように読むことを心がけました。大げさな表現は用いず、淡々と読み進めながらも棒読みとは全く異なる、読み聞かせの奥深い世界と難しさを実感しました。

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班ごとに読み方や子どもへの対応について工夫があり、学生一人ひとりの中で引き出しが増えました。また、実演後のディスカッションを通して、それぞれの保育観や子ども観にも触れ、自身の保育観・子ども観について考えるきっかけにもなりました。

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1年生対象の授業「児童教育基礎セミナーⅠ」の最終回では、各クラスの学生によるこどもさんびか発表を行いました。事前に代表的なこどもさんびかを学び、その中から自分たちで2曲ずつ選び、どう表現すればそれぞれのこどもさんびかがもつ普遍的メッセージをうまく子どもたちに伝えられるのか、各クラス真剣に考えてふりつけを行い、放課後や授業の間の休憩時間などをつかって一生懸命練習し、発表に臨みました。

aクラスは「君が好きだって」と「ことりたちは」を歌い、歌詞の中に登場する善悪のイメージも子どもたちにわかりやすく表現し、それぞれに大切な存在であるひとりひとりが互いに愛を伝えあうことのすばらしさが伝わってくる発表でした。

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bクラスは「主イエスと共に」と「ひとりひとりの名を呼んで」を歌い、喜びや悲しみなども子どもたちが親しみやすいしぐさでうまく表し、フォーメーションや手指の表現を工夫して、抽象的な神の愛なども上手に表現されていました。

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cクラスは「どんどこ」と「キリストの平和」を歌いました。舞台上での複雑な入れ替わりの息もぴったり合って、「キリストの平和」では歌詞を手話で表現するなど、動と静の表現をうまくつかった工夫がなされていました。

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皆でひとつのものを作り上げていく大変さと醍醐味を味わい、練習を通してクラスの連帯感も深まりました。発表までの過程で育まれた、目には見えないけれど貴重な学びは、それぞれのこれからに生かされていくと思います。

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