人間生活学部 児童教育学科 ニュース

9月1日より2年生の初等教育実習Ⅰ(幼稚園実習)が始まりました。
初めての学外実習で初日は緊張しましたが、日を重ねる中で少しずつ笑顔で子どもたちと接することができるようになりました。

実習期間の半ば、部分実習をさせていただきました。
4歳児クラスの「新聞紙じゃんけん遊び」は、初めにどのようにルールを伝えるとよいのか、事前に担任の先生にアドバイスをいただき、当日は、ゆっくりと実際に体を動かして、子どもたちにやり方を示しながら伝えることができました。

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新聞紙じゃんけん、ルールはOK!

別の4歳児クラスの「自然物のマラカスづくり」では、子どもたちが園庭のすみずみまで探検し拾ってきたドングリ、葉っぱ、木の枝、石などでマラカスを作りました。

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マラカス、何を入れようかな?

みんなできあがったら、さっそく音を鳴らして・・・。

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みんなのマラカス、どんな音?

子どもたちがお話をしっかり聞いて、それぞれの楽しみ方で遊んでいる姿が印象的でした。
指導案の作成の時に予想していたとおりには実践できなかったところもありましたが、実践後に担任の先生にご助言をいただき、クラス全体への目配りや遊びを展開するための言葉がけを学ぶことができました。

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子どもチャレンジラボ

9月4日(日)、1年生2名が森のようちえんの活動に参加しました。

今回のテーマは「葉っぱに興味をもつ」でした。朝のあつまりの回では、ざらざらの葉っぱ、ギザギザの葉っぱ、細長い葉っぱ・・・さまざまな葉っぱが掲載されている写真絵本の読み聞かせをしました。

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いろんな葉っぱがあるね

その後、森の散策をしながらたくさんの葉っぱを見つけました。

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集めた葉っぱを画用紙に貼ったよ

気がついたら、ズボンに草がくっついていました。「どの草かな?」「あっ、これだ!」「服につけちゃおう!」

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この草がズボンにくっついていた!

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お洋服の模様になった!

森では、たくさんの生き物にも出会いました。

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カエル、イモリ、トンボ、カマキリ・・・

今回参加したF.Nさんは「葉っぱや木、石など、自然のものを手にした子どもたちが発した言葉が印象的でした。細かい形や手触りに気づいたり、想像力豊かなごっこ遊びが展開しました。保護者の方ともたくさん話をすることができました」と感想を述べていました。

次回の活動は11月6日(日)です。秋が深まった森での活動の企画運営をします。

前の記事:第2回の森のようちえん活動をしました

次の記事:第4回の森のようちえん活動をしました

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今年も7月25日(月)から4年生が保育実習Ⅱ(保育所実習)に行き、実り多い日々を過ごしました。

保育職をめざす4年生にとって保育実習Ⅱは、卒業までに経験する実習の中でも最後の実習となるため、プレッシャーもひとしお。4年間積み重ねてきた座学での学びや、これまでの実習で得た経験を全てぶつけて挑みます。

3年次の保育実習Ⅰと同じ園で実習させていただいた実習生は、子どもたちの成長ぶりに思わず感動!自分を覚えてくれていて、さらに感動。子どもたちのためにもと、懸命に部分実習に取り組みました。うまくいったことはこれからの自信にかえて、新たな課題は、後期の講義や演習の中で、仲間たちとともに卒業までにしっかり取り組みます。

また、実習園で、生き生きと活躍する先輩の姿に出会い、一年後の自分を夢見て、公務員試験への意気込みを新たにしたり、少しでも多くのことを吸収して帰ろうと一層実習に熱が入ったりと、とても良い刺激を受けました。

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両端は実習生。中央は、この3月に本学児童教育学科を卒業して、公立保育士になる夢を叶えた仲野真央先生。

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複数の先輩が活躍するあこがれの園で生き生きと実習。午睡中の子どもたちとともに。

実習中の訪問指導で話をした実習生たちは、皆、それぞれに豊かな経験をしていました。各自が実習で得たものは、事後指導や後期の授業の中で仲間たちと共有し、さらに深めていきます。卒業までの期間での、彼女たちのさらなる成長に期待したいと思います。

最後になりましたが、児童教育学科卒業生の仲野真央先生と、写真撮影や掲載をこころよく許可してくださいました、あけぼの保育園の園長先生をはじめとする保育者・職員の皆様ならびに園児の皆様、そして実習生と園児のみなさんとの写真撮影・掲載をこころよく許可してくださいました、府中ひかり保育園の理事長・園長先生をはじめとする保育者・職員の皆様ならびに園児の皆様に、心より感謝致します。

*本学では、保育士資格取得のために、3年生(保育所と施設)と4年生(保育所または施設)で保育実習を実施しています。

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保育実習の訪問指導で訪問させていただいた保育園の乳児クラスで、子どもたちに信頼を寄せられる保育者の一人として、生き生きと活躍している卒業生の姿に出会うことができました。

あたたかな笑顔と優しいスキンシップでそっと子どもたちに寄り添うその姿には、この3ヶ月間の彼女たちのひたむきな努力の成果としてのほのかな自信が垣間見えるようで、とても頼もしく、今後の彼女たちの保育者としてのさらなる成長がとても楽しみになりました。実習生も、活躍する先輩の姿に刺激を受け、一層実習に熱が入っているようでした。

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おもちゃに興味をもった赤ちゃんに優しく言葉をかけている山本実優先生。

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午睡中に目が覚めてぐずってしまった子にそっと寄り添う宮本純礼先生。

子どもたちが、言葉かけに反応して思わず笑顔になったりつぶやきが漏れたりする姿や、優しく背中を撫でるその手のひらに安心して泣き止む姿には、一人ひとりの子どもたちとの確かな信頼関係が感じられました。これからも、子どもたちの健やかな育ちを支える保育者として、子どもたちとともにさまざまな経験を重ねながら、ますます大きく成長していってくれることと思います。大学時代の夢をかなえた彼女たちの明日が、ますます豊かなものとなっていくよう祈っています。

最後になりましたが、児童教育学科卒業生の山本実優先生ならびに宮本純礼先生と、写真撮影や掲載をこころよく許可してくださいました、府中ひかり保育園の理事長・園長先生をはじめとする保育者・職員の皆様ならびに園児の皆様に、心より感謝致します。


「夢を叶え輝く、卒業生の姿に出会いました1」は こちら

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子どもチャレンジラボ

児童教育学科「子どもふれあいサークル・くれよん」が、7月23日に「よるのとしょかん―ぬいぐるみたちの大冒険」を開催しました。

「よるのとしょかん」は、2015年から始まった地域の未就学の親子を対象とするイベントです。子どもたちが連れてきたお気に入りのぬいぐるみを預かり、図書館でぬいぐるみのお泊り会を開きます。ぬいぐるみが夜の図書館内を冒険している様子を写真撮影し、おすすめの絵本紹介と一緒にアルバムにして、子どもたちにプレゼントしています。

今年度は、11組27名の親子が申し込んでくれました。はじめに、学生によるパネルシアターや絵本を楽しんだ後、ちょっぴりさみしいぬいぐるみやお人形とのお別れ。

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この活動を支援するため、1、2年生を中心に20名の学生がボランティアとして集まってくれました。

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週明けの火曜日、ぬいぐるみと再会した子どもたち。アルバムと実際の様子を見比べながら、図書館内を見学しました。

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この活動を通して、子どもたちがますます絵本や読書を好きになってくれることを願っています。参加くださった地域の皆様、ありがとうございました。

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