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大学からのお知らせ

2019年02月15日活動報告共通教育部門

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「基礎英語」楽しくて安全な子供向けの絵本

2月も中旬を迎え、本学では2018年度後期科目の授業が終わりました。学生たちは学期末を迎えるにあたり、一学期間の集大成として様々な課題に取り組みました。
基礎英語でも、各クラスで課題を設けていますが、本日は、Paul Spicer先生が担当される児童教育学科1年生クラスのプロジェクトワーク(課題)、題して"Writing a Children's Book"を取り上げます。

学生たちは、ペアで2〜4歳の幼児を対象として一冊の絵本を作ります。もちろんAll in English(全編英語)です。課題のポイントは「おはなし」を考えるだけではなく、その絵本から子供達が何かしらのスキルを学べるように工夫することです。

例えば写真にもあるように、数、アルファベット、色、モノの感触の体験と学習です。

基礎英語(絵本).jpg

学生たちは、色やキャラクターに工夫を凝らし、それぞれ自分たちが決めた学習の内容をわかりやすく、そして楽しく子供達が学べる絵本を作りました。

さらに、これらの絵本の素晴らしいところは、子供たちにとって「安全」なものだという点です。ホッチキスなど肌を傷つけてしまう材料を使わず、糸などを使って綴じてあります。また、ボタン、キラキラのスパンコールがついたシール、小石、貝殻などは、見た目の華やかさや特徴的な手触りから子供たちの興味をたやすく引くことができるので使いたくなりますが、これらのものも使っていません。なぜなら、何でも口にしてしまう幼い子供達が誤って飲み込んでしまう恐れがあるためです。そのようなことにも気を配られています。

学生たちは、「絵本を書く」だけにとどまらず、子供の目線と親の目線に立って手に取る人のことを考えながら課題に取り組み、興味を持って、安全に楽しめる学習絵本を仕上げました。

2019年度も基礎英語にまつわる様々な活動を紹介していきたいと思いますので、楽しみにしてください。

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