学長あいさつ
伝統とは進化し続けること
広島女学院大学は、広島女学院140年にわたる歴史の中で、キリスト教精神に基づく「われらは神と共に働くものなり」という教えを大切に守り続けてきました。この伝統の重みを、今、改めて深く胸に刻んでおります。
私が考える「伝統」とは、単に過去を守ることではありません。その精神を本質としながらも、時代に合わせて最適な形へと進化させ続けることこそが、真に伝統を次代へと繋ぐということだと確信しています。
変化の激しいこの時代に、学生が自分自身を慈しみ、他者と共生しながら未来を切り拓いていくためには、教育のあり方もまた、しなやかに進化しなければならないのです。学生や社会が真に求めている本質を見極め、これまでの枠組みを超えていくことが、今、私たちに課せられた使命です。
数ある大学の中から「広島女学院大学で学びたい」と本学を選んでくれた学生は、私たちの誇りです。4年間の学びを終えたとき、「この大学を選んで本当に良かった」と自信を持って社会へ羽ばたいていけるよう、私たちは全力を尽くして最後まで支援する責務があります。
本学は長年、牛田の地で地域の皆さまに支えられてきました。これからも「開かれた大学」として、このキャンパスが地域の方々と共に学び、交流する拠点となるよう、教育機関としての役割をこれまで以上に果たしてまいります。
変革の過程を経たその先には、広島女学院の魂を受け継いだ学生が、これまで以上に輝く未来が待っています。教職員が心を一つに、一つの方向へ歩むことで、大きな力となります。
広島女学院の誇りを胸に、新たな歴史を共に刻んでいきましょう。
広島女学院大学 学長 渡部 佳美(わたなべ よしみ)
1967年生まれ。広島女学院大学大学院人間生活学研究科修士課程修了。県立広島大学大学院総合学術研究科博士後期課程単位取得満期退学。学位は博士(生命システム科学)。2009年に広島女学院大学生活科学部管理栄養学科准教授として着任。2015年に同教授、2024年から人間生活科学部長に就任。2026年4月より広島女学院大学学長、および2027年4月よりYIC学院大学
※2027年4月 大学名変更予定(構想中)