留学体験談
異なる文化を肌で感じ、そこで生活する人と交流する体験は、学びを深めるだけでなく、国際的な視野を広げ、新しい自分の発見にもつながります。海外へ留学することで、何を得て、何を感じたのかを体験者に語ってもらいました。
交換留学

吉村 真菜さん
国際教養学部 国際教養学科
英語系メジャー GSE 3年
比治山女子高等学校 出身
留学先
ボーリング・グリーン州立大学〈アメリカ〉
オハイオ州ボーリング・グリーン
英語で本音を語りたいと感じた留学。開発途上国の未来に貢献したい!
- 自分の英語力を伸ばしたいと思ったきっかけは?
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開発途上国の現実に触れ、自分にも「何かできるはず!」と感じたことです。
小さい頃、カンボジアの子どもたちが飢餓に苦しんでいるテレビ番組を見て、開発途上国の実情に目を向けるようになりました。大学1年の時、授業の一環で2週間ベトナムに滞在した際、現地で活動するには英語力が欠かせないと思いました。
- 留学先での印象的な出来事は?
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日本に詳しい学生との交流を通して文化を伝える難しさ、大切さを実感しました。
日本に興味をもつ学生らの会で、日本文化についてプレゼンテーションをしたとき、ワビサビの文化をうまく伝えられず、悔しい思いをしました。夢は開発途上国の支援に携わることですが、まずは英語で日本人の本音が語れるようになりたいです。

交換留学

國武 春花さん
国際教養学部 国際教養学科
英語系メジャー GSE 4年
広島県立 広高等学校 出身
留学先
ウェスレアン・カレッジ〈アメリカ〉
ジョージア州メイコン市
個性や文化の違いを受け入れられ、自分自身の考えも広がっていきました。
- 留学を希望したきっかけを教えてください。
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前回の留学経験を活かして交流の輪を広げることに挑戦しました。
高校生で経験した際の留学はとても充実していたのですが、大学で学んでいるうちに“もっとこうしておけば”という思いが湧いて、改めて挑戦。現地では自分から積極的に声を掛けて交流の輪を広げ、主体的に行動するよう努めました。
- 留学を経験して変化したところは?
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違いを受け入れられるようになり、気持ちに余裕が生まれました。
アメリカ、ベトナム、フィリピンと、いろんな国の人と交流することで固定観念がなくなり、寛容になれました。さまざまな学問領域を自由かつ主体的に学べるリベラルアーツ教育の中で伸びやかに成長していきたいと思います。

交換留学

福澤 百花さん
国際教養学部 国際教養学科
社会系メジャー 公共政策 3年
呉青山高等学校 出身
留学先
淑明(スンミョン)女子大学校〈韓国〉
ソウル市
留学を経験したことで、粘り強く何にでも取り組めるよう成長しました。
- 留学したきっかけを教えてください。
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韓国のドラマや文化に興味があり入学前から韓国留学を希望していました。
国際交流センターの方のアドバイスで、単語帳やCDを使って韓国語を勉強して留学に臨みました。一人暮らしが初めてだったので目前に迫ると不安に感じていましたが、現地に着くとすぐに環境に慣れ、勉強してきたことが役立ちました。
- 留学して変化したところはありますか?
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一度きりの人生。悔いのないよう挑戦していきたいと考えるようになりました。
授業や課外活動などを通して、発言する大切さ、自ら行動することの重要性を実感したので、これからも積極的に活動したいと考えています。周囲の人には、「しっかりした」、「粘り強く諦めなくなった」と成長を褒めてもらえてうれしいです。

海外研修

山本 華奈さん
人間生活学部 管理栄養学科 4年
山口県立 光高等学校 出身
研修先
管理栄養海外フィールドワーク<アメリカ>
ハワイ州
ハワイでは、異文化交流、現地視察など、日本では得られない貴重な経験の連続でした。
英検準2級に合格し、学内でできる国際交流の機会を活用して日常会話に困らないよう事前に準備をして参加しました。現地の登録栄養士は一度資格を取得してもその都度試験を受ける必要があること、アレルギー対策など先進的な部分がある反面、スナック菓子やファーストフードが給食として提供されている学校もあることを知り驚きました。給食施設などで働く夢をかなえるとともに、視野を広げ、世界で起こっている給食問題や食に関わる活動にも参加していきたいと考えています。