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大学からのお知らせ

2018年01月23日活動報告

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ICAN ベアトリス・フィン事務局長との意見交換会に学生が参加しました

昨年ノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長の来日にあわせ、1月15日、「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)」を中心とした「核兵器禁止条約のためのヒロシマ共同行動そのⅥ」と題する意見交換会が広島で開催されました。

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本学は、昨年12月ノーベル平和賞の授賞式が行われたオスロに広島から千羽鶴を贈った際、作成に関わったことにより、ICANと関わりが生まれました。このたび、意見交換会に学生4名と教員が参加しました。

20180115 ICAN Hiroshima students.jpg

基調講演において、ベアトリス・フィン事務局長が、広島から送られた折鶴のことについて触れて下さいました。その活動を行った本学の学生が来ているということを知り、ベアトリスさんは、本学の学生をその場に立つように促し、改めて感謝の言葉を述べてくださいました。満席となった会場の皆さんからは、温かい大きな拍手を送っていただきました。

フィン事務局長から、オスロの国会議事堂前を飾った千羽鶴が、ノーベル平和賞のミュージアムに、被爆遺品とともに展示されていると教えていただきました。

フィン事務局長は「ICANのノーベル平和賞受賞は、被爆者とヒロシマ、ナガサキのみなさんのもの。また、功労賞ではなく、これからのための応援である」と語られ、また、「被爆国日本こそが核廃絶のリーダーとなるべき。条約に政府としてすぐに賛成できないことも理解するが、加盟するとどうなるのか、しないとどうなるのか、といった『現実的』な議論であればすぐに始めることができるし、始めるべきである」と語られました。

意見交換のパートでは、本学学生のアイスダ・アジダリさん(国際教養学科4年生)も発言し、多くの方から活発な意見が、具体的なアクションへの提言を伴って述べられました。

20180115 ICAN Hiroshima Isooda.jpg

会の終了後、参加した学生たちは大きな感動に包まれた様子で、また、会の熱気に圧倒されてもいるようでした。それぞれに、何かのアクションにつなげたいという思いを抱いてくれたと思います。

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