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2017年度アジア・アフリカフィールドワークの渡航先は、広島女学院大学では初のアフリカ、ザンビア共和国です。
国際教養学科3・4年生6名が参加しています。
(※2018年度からは生活デザイン学科地域デザインにおいて同様のフィールドワークを行います。)

学生による3・4日目の研修内容のレポートをお届けします。

ザンビア滞在3・4日目も素敵な体験ができました✨

3日目 8月29日

午前中、現在ザンビアで国際協力の活動に携わる日本人の方にお話を伺いました。前日にお話を伺った商社の方とはまた違ったザンビアの捉え方を感じることができ、日本人としてのアフリカへの関わり方について、私たちの考えの幅が広がりました。

午後には、首都ルサカより車で約3時間、伊藤先生が調査をしている農村に移動し、お世話になりました。首都ルサカより標高が低いため気温も高く、育てられる穀物も違っていました。
村の家族からは温かいもてなしを受け、子供たちと日が暮れるまで遊びました。また、ザンビアの女性たちのファッションの一部である髪結いにも挑戦しました。

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夜には、電気がない村で満点の星空を見ることができ、自然を体一杯に感じることができました。

4日目 8月30日

「Sleeping Cow」と名付けられたバオバブの木(牛が寝ている形をしているため)や現地の学校などを見学しました。

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また、生まれて初めて動物(ヤギ)の屠殺を見ました。お昼ごはんには、そのお肉をありがたく戴きました。

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夕方には村から車で約1時間のところにあるシアボンガという町に移動しました。大きな湖の湖畔にある小さいけれど賑やかな町です。

明日は地元の人が利用するマーケットに行く予定なので、より近くから現地の生活を学ぶことができそうです☀

3年 大上真依

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農村部の滞在は、日本では体験できないような新しい体験ばかりだったようです。
予定されている様々な活動に加えて移動時間も長く、特に農村部は暑かったため体力的に辛いときもあったと思うのですが、学生は思う存分ザンビアでの経験を楽しんでいます。
後半の研修でも、彼女たちが何を感じ、何に戸惑い、そこから何を得ていくのか、引率教員として楽しみで仕方ありません。

引率 伊藤千尋

バックナンバー

現地レポート① 企業とザンビア大学訪問

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現地レポート③ マーケット見学と大使館訪問

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2017年度アジア・アフリカフィールドワークの渡航先は、広島女学院大学では初のアフリカ、ザンビア共和国です。
国際教養学科3・4年生6名が参加しています。
(※2018年度からは生活デザイン学科地域デザインにおいて同様のフィールドワークを行います。)

8月26日に日本を発ち、長時間のフライトを経て、8月27日にザンビアに無事到着しました。
学生にとってはもちろん人生初のアフリカ大陸。長時間のフライトに疲れを感じつつ、全員大興奮しています。

学生による研修レポートをお届けします。

2日目 8月28日

ザンビアに来て2日目!
昨日に引き続き、今日もザンビアは晴天です☀︎

今日は午前に「豊田通商ザンビア」を訪問し、ザンビアでの事業の説明を受けました。
海外で事業を行うためには、当該国の方針を把握する事や現地の人々の声を聞く事が重要である事を学びました。

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お昼ご飯には、現地の人がよく利用する食堂にて、ザンビアの主食「シマ」を堪能しました。

午後はザンビア大学との文化交流イベントに参加しました。
私たちは日本の文化や広島についてを紹介するプレゼンテーションを行いました。
イベントの後半では、ザンビア大学で日本語を学んでいる学生の日本語スピーチコンテストの審査をしました。
このイベントによって、私たちはザンビアの大学生とたくさん交流することができました。
ザンビア大学の日本語を専攻している学生は、日本語に魅力を感じたり、外国語を学ぶ事は、自国にとって必要な事だという思いで勉強している事がわかりました。
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今日の研修内容だけでなく、道中でも発見がありました。道路の真ん中で様々な商品を売る人や、バスの大人数で乗り合わせる人がいたり、渋滞が多く起ったりしていました。このことから、首都部の人口の多さが伺えました。

明日は首都から離れ、農村部へ向かいます。
また、新たな発見をする事が楽しみです(*^^*)

4年 古家愛三
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3・4日目は引率教員の伊藤が調査を行っている農村や地方都市へ向かいます。
引き続き、現地での様子をレポートします。

引率 伊藤千尋

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現地レポート② 農村部

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伊藤ゼミでは、地域を多角的・分析的にみる目を養うため、地域からの学びを大切にするために、年に2度の野外演習を行なっています。(※2018年度からは生活デザイン学科地域デザインにおいて同様の取り組みを行います)。今年度春学期は、7月8日(土)に「尾道の歴史・文化とまちづくりの変遷」と題した野外演習を実施しました。

尾道は、港町として、映画や小説の舞台として、様々な顔を持っています。
今回は、尾道の歴史・文化について理解を深めるとともに、近年のまちづくりや観光の動向(食文化、空き家対策、移住者による起業等)から尾道という地域の新たな展開について考えることを目的としました。

当日はNPO法人おのみちアート・コミュニケーション理事・大崎義男氏に案内していただきました。
大崎さんは尾道出身であり、旅行業を営むほか、尾道のまちづくりに古くから関わっていらっしゃる方です。

午前中は、U2、空き家プロジェクト事務所、光明寺、猫の手パンなどをめぐりました。
しまなみ海道の開通以降、尾道ではサイクルツーリズムが盛んになっています。U2では、その拠点施設や、多くの人がレンタサイクルを利用している様子を見ることができました。
また、尾道の魅力のひとつである「坂」も実際に歩きました。2階井戸や地元の方が細い路地をバイクで移動する様子からは、「坂の街」で暮らすことの知恵を垣間見ることができました。

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午後は尾道の繁華街である新開地区を歩きました。人口がそれほど多くはない尾道の街に、これだけの歓楽街があることに驚きました。また、地区内にある旧海岸線の様子も観察しました。p3.JPG

尾道の対岸にある向島にも訪れました。
向島では、移住者の方々が始めたビジネスの現場も見せていただきました。
そして渡し船に乗船し、尾道に戻ってきました。5分弱という短い船旅のなかで、尾道の景観を形作る要素のひとつである川のような海「尾道水道」を実感することができました。

尾道を訪問するまでに、ゼミ生たちはそれぞれの研究トピックを決め、学術文献や資料を読んできました。
そのため、当日もただ歩くのではなく、ぞれぞれの視点から街の魅力を発見することができていたように思います。
また、大崎さんのように地域に詳しい方と一緒に歩くことによって、様々な観点から尾道を知ることができました。
野外演習の実施にあたり、大崎さんをはじめとした多くの方々にお世話になりました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

ゼミ担当教員・伊藤千尋

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