人文学部 国際英語学科 ニュース

英語系
GSE(Global Studies in English)コースの4年生による卒業論文発表会が開催されました。Robert Dormer先生によるコメントと、学生たちによる報告をお伝えいたします。

Message from Robert Dormer sensei

The 4th-year GSE thesis seminar presentation event is always a great experience for all involved. For staff members, we can see the students display the results of their hard work, and also just appreciate how much they have grown as people. It is also a little sad, since they will soon be leaving. However, I know they will be successful in their jobs as they have been on campus. For other students, they have a chance to get some tips and advice from their seniors, and maybe even find inspiration for their own thesis topics in the future. And of course, for the 4th-year GSE students themselves, this is a final event for them to showcase their achievements. Below, each of the 4th-year GSE students have shared some of their own thoughts about their thesis. Well done to them all!
Picture A.png
Mana

小学生の頃に聞いた、ゲストスピーカーによるアフリカの子供たちの貧困の現状についての話が印象に残っていました。 また、生活水準の差に衝撃を受けたことを覚えています。GSEの授業においても、不平等や不公平は多くの異なるクラスのトピックでした。卒業論文のテーマを選択する際、より深くアフリカにおける女性や子どもの貧困について学びたいと思い、「サブサハラ・アフリカにおける女性と子供の貧困」をテーマに決めました。サブサハラ・アフリカは巨大な大陸で、4カ国をケーススタディーとして比較しました。このアプローチにより、独自の特性と類似性の両方を発見することができ、地域全体の政策に関する提案を行いました。GSEコースでの多くのグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションは大変でしたが、とても充実した4年間となりました。
Picture B MY.jpg

Miyu
GSEの授業から、日々の暮らしの恩恵は発展途上国の犠牲の上に成り立ってると知りました。コーヒーが大好きな私は、エチオピアのコーヒー貿易について研究をしました。世界で1日に20億杯ものコーヒーが消費されているにもかかわらず、コーヒー農家を取り巻く環境は依然として劣悪です。論文ではその現状を変えるための新たなビジネスモデルを提案しています。コーヒーを生産者と消費者の視点から読み解くために様々な資料を調べて論文を書き進めました。英語で論文を書くことは想像以上に大変でしたが、その分達成感も大きかったです。卒業論文は私にとって学生生活の集大成と言えるものになりました!
Picture C MN.jpg
Misaki
近年、米中貿易摩擦が大きな問題になっており、アメリカのトランプ大統領が示唆している保護貿易的な政策が日本経済、日本企業にも影響を与えるのではないかと興味を持ち、卒業論文のテーマとして米中貿易摩擦を選びました。この問題は経済的知識や政治知識が必要であるとともに、現在の問題なので事実が変わったりと大変チャレンジングなテーマでしたが、将来自分自身の職業に関わることだったのでモチベーションを維持して卒業論文に取り組めました。私は日々新聞やニュースを見て問題を調べたり、内閣府やJETRO等のホームページから情報を集め問題について分析を行いました。そして、4年間のGSEコースで身に付けた英語力と幅広い国際的な知識は卒業論文で大いに役立ちました。
Picture D MG.jpg
Ayaka
GSEの授業で環境問題について学んた事や、大学在学中の経験がきっかけで、発展が進む一方で環境破壊が深刻化しているパプアニューギニアの持続可能性を卒論研究にしました。動物相と植物相から1つずつ例を取り上げ、既存する保全活動の良い点や改善点を出していくことで持続可能な社会を作っていくための考えを記しました。莫大な量の英語の資料を読んだり、現地の保全団体と連絡をとったりと大変な事も沢山ありましたが、チューターの先生のサポートや友達同士でモチベーションを高めていくことで、最後まで頑張ることが出来ました。英語力はもちろんですが、様々な視点で世界の問題について考える思考力を高めることが出来ました。
Picture E AK.jpg
Mayu
ボランティアや授業を通し、「日本における子供と若者の貧困」を卒論のテーマに決めました。子どもは社会の宝であり子どもの貧困を見過ごすことは将来の経済的損失であることを重点とし卒業研究に取り組みました。日本における子どもの貧困というテーマだったので英語の文献を探すことは困難でした。それと同時に先進国である日本で貧困問題はあまり重きを置かれていないということも発見しました。貧困だけを解決するということは出来ません。社会の仕組みや個人に見合った働き方を提案していかなければ、抜本的な貧困問題の解決にはなりません。国際的な視野を持ち、様々な価値観を持った先生方と過ごした日々は私の視野を広げてくれ、全ての国で普遍的な価値を創造する為にはたゆまぬ努力と時間がかかることを知りました。卒業研究を通して見えてないものを見ようとする努力と困難さはこれからの私の人生においてかけがえのないものになると思います。
Picture F MT.jpg
Gina
Gina's research is all about the important issue of LGBTQ+ representation in the media. In her work, she looked at the history of discrimination against this community, as well as some of their problems in the modern world. The media, as we can all appreciate, is having a greater and greater influence on our lives. The audience learned a lot, and the Q&A session was especially interesting. Thank you to Gina, and all her classmates, for such an interesting and informative time!
Picture G G.jpg
  • LINEで送る

10日目>

二週間の研修も終盤に差し掛かっています。研修の最後には日本とアメリカの文化の違いを発表する予定になっています。この日の午前中はその発表のアイデア探しを兼ね、大学近くのスーパーマーケットでさらなる英語でのアクティビティを行いました。

-------------------
In the supermarket, we asked shoppers some questions about Japan. Also, we searched for something not in Japan. It was fun. Then we went to the city hall by train. San Marcos City Hall was big and has good facilities, unlike Japan. It was good to see something I never saw. It became a good memory.
(スーパーマーケットでは、店員に日本に関する質問をしました。また日本のスーパーにはないものを探したりもし、楽しい時間を過ごしました。それから、電車で市庁舎を訪問しました。サンマルコス市庁舎は大きく、日本とは異なる設備が整っていました。これまで見たことのないものを見ることができ、良い思い出になりました。)
-------------------

IMG_1019.jpeg

アメリカでは、一般的なスーパーでも日本の商品が予想以上に多くありますが、パッケージや商品名がアメリカの文化にも馴染むように工夫されているといった驚きがありました。英語で話しかけるチャレンジもこれで3度目になり、日々の生活でもお店の人と話すこともあり、随分と慣れてきたようです。実際に現地の人たちと話すことを楽しいという学生の声が増えてきました。

午後からはサンマルコス市庁舎を訪問し、市長が話しをしてくださいました。現市長はサンマルコス初の女性市長です。女性として責任の大きなポジションにつくことについては学生も興味津々で、市長のキャリアについて質問が出ました。市長は "Be inspired" という言葉を繰り返され、難しいことにもチャレンジするようにとアドバイスをくださいました。気さくに仕事のこと、家族のことを生き生きと話してくださる姿は、学生にとっても刺激になったようです。

C9F963F0-A11A-4805-A047-CC3584EF20A5.jpeg

また、交通課や消防課といったセクションでもそれぞれの担当者から話を聴くことができました。サンマルコスの町は人口が増えている一方で、交通事故は減少しているということで、そのための対策を教えてくださいました。また、山火事の多いサンフランシスコでは消防士というのは子どもたちの憧れの職業だそうで、消防士の方々は誇りを持って仕事のことをお話しくださいました。大学の学生やスタッフとはまた違った視点でサンマルコスについて知ることができ、日本との違いを考える機会を得ることができました。

62E4441F-1FE1-44BA-B1C2-54279FABAEF2.jpeg

A25B7DCB-74F2-446C-ACDF-7F5898CA4347.jpeg

明日は、最後の発表に向けてまとめの授業と準備を行います。

次の記事

[6]:最終プレゼーテンションの準備と思いがけない出会い(11日目)

バックナンバー

[4]:カリフォルニアのカレッジでの交流(9日目)

  • LINEで送る

9日目>

この日は、サンマルコスにある、Mira Costa Collegeというコミュニティ・カレッジを訪問しました。この学校には日本語のクラスがあり、そこで学ぶ日本に興味をもつ20名ほどの学生と交流を行いました。

-------------------
Today, we went to Mira Costa College. We gave a presentation to Mira Costa College students. First, we were divided into three groups and gave a presentation about Hiroshima. Mira Costa college students gave a presentation in Japanese. They were very good at Japanese. When it was over, we made paper cranes. It was very fun. And we took a picture together. Then, we were guided by the students of the college.

(今日は、Mira Costa Collegeに行き、そこの学生たちにプレゼンテーションを行いました。まず、3つのグループに分かれ、広島についての発表を行いました。また、Mira Costa Collegeの学生たちも、日本語で発表を行いました。彼らの日本語のうまさに驚きました。その後、一緒に折り鶴を折り、一緒に写真も撮りました。最後に、カレッジの学生たちが学内を案内してくれました。)
-------------------

IMG_1008.jpeg

この日のために学生たちは日本でも発表の準備をしてきました。(その時の様子はこちら)前日の練習の成果もあり、日本で出発前に保護者の前で発表した時よりも自信を持って、そして楽しんで広島の紹介を行うことができたようです。また、アメリカ人の学生の中にはまだ10週間ほどしか日本語を学んでいない人もいましたが、皆さん日本語で自己紹介をしたり、趣味などを話してくださったりしました。短い時間でしたが、一緒に折り紙をしたり、漢字の当て字で名前を書いてあげたりと、現地の学生と様々な話しをしながら交流を楽しむことができました。

IMG_0986.jpeg

IMG_5896.jpeg

次の記事

[5]:サンマルコス市庁舎を訪問(10日目)

バックナンバー

[3]:カリフォルニアでの休日と研修2週目スタート(7, 8日目)

  • LINEで送る