人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

受験生向けアーカイブ

今年度の建築士課程では学内審査会を1月下旬に行い、2月上旬から中旬にかけて学内卒業設計展を行ったため、あまり時間に余裕がないスケジュールとなっていました。そんな大変なスケジュールの中であっても、卒業設計を選択した建築士課程の4年生15名全員が今回の広島平和祈念卒業設計展2023に出展することができました。

「広島平和祈念卒業設計展2023」は近畿大学、広島工業大学、広島女学院大学、広島大学、福山大学、安田女子大学、山口大学(50音順)に招待校を加えた各建築系学科の卒業設計から構成される展示会です。また、この設計展は運営や広報等を学生主体で行っているため、学生はこの設計展を通して普段であれば携わることのない設計展の裏側を知ることができます。

なお、今回の設計展で出展された作品と審査会の様子を収録した作品集『ヒロシマソツケイ』が毎年出版されています。出版されましたら、書店等で手に取ってご覧になってください。

中国・四国エリアで卒業設計に取り組んだ学生たちにとっては、学生生活最後の大イベントです。

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「波紋」 舘上 茉優

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「日常に感動を」 迫 明日香

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「てくてくライブラリ」 森岡 雅

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「宮島における新たな場の提案」 川﨑 陽菜

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「サスティナブルビレッジ」 山上 遥菜

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「街のリビングルーム」 三重野 結衣

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「地域と小学校の新たな境界」 木村 安希

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「ひとり空間とパーソナルスペース」 鳥越 ひなた

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「船と鞆」 安高 里保

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「福山デニムの新たな可能性」 山川 未夢

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「samsara」 江上 さくら

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「学びと休息」 小川 采音

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「柳井市を「魅せる」」 隅田 裕

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「日常の中の非日常」 八城 絢香

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「刻の洞窟」 宮脇 菜々子

ご覧くださりありがとうございます。よろしければ以下のURLよりご感想をお聞かせください。
https://forms.gle/YmKQ3iS4WrP9FVau7


3月21日は春のオープンキャンパス!事前参加予約受付中

来場者には学科オリジナルのプレゼントをご用意しています。
今回紹介した卒業設計の作品も一部展示予定です。

学科の授業や活動の様子は公式インスタグラム公式ツイッターで配信中!
ぜひご覧ください。

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今年もあと少しとなりましたが、振り返ってみると今年は様々な学内行事が対面で行われることが多かったですね。在学生のほとんどが初めての大学祭となった「あやめ祭」について、学会誌編集部の1・2年生がレポートしてくれました。少し長いので3回に分けてお届けします。

第1回は3年ぶりに観客を入れて実施することができた生活デザイン学科の学生によるファッションショーについてです。

1.ファッションショー

こんにちは、学会誌編集部のM.Kです。
私は、あやめ祭で行われたファッションショーについて報告します!

ランバスホールで行われたファッションショーはたくさんの人が見に来ていました。2022年のファッションショーのテーマは「Curtain Call」!一人ひとり個性的で素敵なドレスで皆さんとても輝いていました!

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(ショーの様子 クリックすると紹介動画に移動します)

今回、ファッションショーに出ていた2人の方にインタビューをさせていただきました!

A.Oさんへのインタビュー

Q.ドレスを作るときに大変だったことはありますか?

A.腰の部分のフリルにギャザーを寄せているのですが、見映えよく見えるように均等にするのが一番難しかったです。

Q.上手にできたところはありますか?

A.オーガンジーという、キラキラして透けている部分をバランスよく付けられたところです。

Q.ポージングでこだわったとことはありますか?

A.ドレスの雰囲気の "かわいい" が前面に出るように、メインのスカートはミニ丈ですが、オーバースカートで使ったオーガンジーを長めにしたので、 "くるっと" 回ったり、裾をつまんだりして "ふわっと" させて、透けているオーガンジーのフリルの部分がかわいく見えるようにしたところです。

Q.ドレス以外でこだわったポイントはありますか?

A.髪飾りやブーケなども手作りしたところです。好きな緑色を使い、ウエディングドレスのようなイメージをテーマにして作ったので、オーガンジーの余った生地を使ってベールっぽいバレッタを作ったり、100円均一ショップなどで造花を購入し、緑メインのカラフルで上品なイメージのブーケを作ったりしました。

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(ドレスの雰囲気に合わせたポージングをするA.Oさん)

A.Kさんへのインタビュー

Q.ドレスを作るときに大変だったことはありますか?

A.パフスリーブをミシンで縫うところは大変でした。

Q.上手にできたところはありますか?

A.一番頑張ったところは後ろのリボンです。レースと布の組み合わせが可愛いと思ったのですが、そういう生地は購入すると高価なので、レースと布を合わせて縫うところからしました。他にも後ろのボリュームを出すために布を足したところです。

Q.ポージングでこだわったとことはありますか?

A.自分に出来る限りで大人っぽい感じにして、背面のデザインを一番凝ったので後ろを見てもらえるように回ってみたり、後ろを向いて止まってデザインを見せるポーズしたりしました。

Q.ドレス以外のこだわりポイントはありますか?

A.ドレスに合わせてアイシャドウもオレンジを使ってみたり、ファッションショーのために髪を切り、ロングからボブにイメチェンしたりしたところです。

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(大人っぽく見えるようポージングするA.Kさん)

1年生の時からファッションショーに出るためにファッションに関する実習を頑張っていたことや、2022年2月からドレスデザインを考えて4月から制作していること、生地選びにこだわったこと、ドレスだけではなく小物やヘアアクセサリーを制作し、また、照明、BGMに合うように、何度も鏡の前でポージングの練習したことなどたくさんお話を聞くことができ、2人とも自己プロデュース力がとても高いなと感じました。


M.Kさん、詳細なインタビューをありがとうございました。

現在大学図書館フリースペースにて、あやめ祭ファッションショー衣装展示会が開催されています。1月16日(月)正午までとなっていますので、ぜひ足をお運びください。衣装制作をした学生たちの励みにもなりますので、人気投票にも参加ください。

展示の様子は学科公式インスタグラム学科公式ツイッターからも見ることができます。

※大学図書館の開館情報はこちらから!

次の記事

【学生報告】3年ぶりのあやめ祭!②

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地域デザイン領域

グローカルフィールドワーク」の報告の最終回です。今回は、今年2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台、鎌倉についてのレポートです。


鎌倉

鎌倉の歴史、鎌倉の商店街の取組みと地域活性化など多くのことを学びました。鎌倉駅から小町通りを通って鶴岡八幡宮、江ノ電を利用し、鎌倉の大仏、長谷寺、由比ヶ浜をめぐりました。「NPO鎌倉ボランティアガイド」の丹澤様には、鎌倉や鶴岡八幡宮、小町通りの歴史や現状について詳しくご説明いただき、深く感謝申し上げます。

①鶴岡八幡宮.JPG

学生の感想

私は鎌倉を訪れるのが初めてで、この日をとても楽しみにしていました。鎌倉駅に着き、鎌倉ボランティアガイドの方の案内のもと、鶴岡八幡宮へ向かいました。小町通りの横の静かな細い裏道を歩きながら、鎌倉の歴史についてお話を聞かせていただきました。

鶴岡八幡宮に到着して、入り口には大鳥居があり、そこから先は広く長い参道が続いていました。平日ですが、大勢の参拝の観光客がいました。大石段とよばれる長い階段をあがり拝殿へ行くと、建物は写真で見るよりも大きくて迫力がありました。境内はとても広く、今まで映像や写真でしか見たことがなかったものを実際に見ることができました。 

帰りは、鎌倉駅まで小町通りを通りました。通りには食べ物のお店やおしゃれなお土産店がたくさん並び、観光地・鎌倉をモチーフにした食べ物や商品にあふれていました。(3年生 I.Kさん)

②鶴岡八幡宮.JPG

鎌倉ボランティアガイドの方に案内していただき、鎌倉駅から小町通りや裏の道を通って鶴岡八幡宮を訪れました。小町通りには、観光地ならではの写真映えするような独特な食べ物や店舗が多かったです。ところが、一歩、裏道に入れば、昔ながらの店舗が多くあり、その対照的な部分にとても驚かされました。

現在NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放送されています。そのため、大河ドラマと関連付けたお土産も多く販売されていました。元々ある観光資源を新しい形で広めることで、新しい観光資源となるということを知ることができました。(3年生 S.Tさん)



鎌倉駅からは、江ノ電に乗って、鎌倉の大仏を見に行きました。鎌倉大仏は、青空の下にそのまま大仏だけ建てられているため、以前見た奈良の大仏よりも素朴に見えましたが、大仏にも違った良さがあって良いなと思いました。

その後は、長谷寺へ行きました。長谷寺には木彫仏として日本最大級(高さ9.18m)の十一面観世音菩薩像があり、観音様がいた場所はとても神秘的な空間でした。

最後は、由比ヶ浜に行きました。サーフィンをしている人が多くいて、地元に広い海があって、綺麗な景色をみながら身近に泳ぎに来れるのはいいなと思いました。

今回のフィールドワークで印象に残ったことは、横浜や鎌倉の街並みを自分の目で見て感じられたことです。実際に観光地を訪問して町中を歩いてみて、こんなに変わるのかと驚くくらい、それぞれの場所で雰囲気が違うのを感じました。

この4泊5日の研修旅行では、普段の旅行とは違った角度から楽しむことができました。貴重な体験や経験を通して、自分自身の成長に繋がりました。(3年生 I.Kさん)

③鎌倉の大仏.JPG

④長谷寺.JPG

今回の横浜・鎌倉のグローカルフィールドワークでは、身近にある地域の歴史や知識を身につけることの楽しさを知ることができ、自分自身が大きく成長できたと感じました。これからも今回学んだことを活かしながら、様々なことに関心をもって取り組んでいきたいと思います。(3年生 D.Aさん)

⑤フィールドワークを終えて.JPG

さいごに

2020年のコロナ禍以降、生活デザイン学科では、今年2022年まで海外研修を実施できませんでした。しかしながら、今回のフィールドワークでは、横浜・鎌倉を通して、地域デザイン、公共政策、地域活性化、グローバル化について広く学ぶ貴重な経験を多く持つことができました。

今回のフィールドワーク実施に当たりまして、横浜・鎌倉でお世話になりました多くの方々に感謝申し上げます。参加学生の楽しみながら学ぶ姿勢が、今後の有意義な学生生活、社会生活に結びついてくれることを願っております。

(引率教員 生活デザイン学科 永野)


それぞれの場所で、その土地ならではの学びを深められたようですね。地域デザイン領域の幅広い学びは12/11(日)開催のクリスマスオープンキャンパスでも体験できます。

地域の魅力を知りたい、魅力を発信するデザインを知りたいという気持ちがより強くなると思いますよ!

また、インテリア・住居・建築領域の体験や、被服・ファッション領域のあやめ祭ファッションショー衣装展示など盛りだくさん!

大学HPで事前予約受付中です!

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