人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

生活プロデュース領域アーカイブ

地域の景観づくりに貢献する「マンホール蓋デザインプロジェクト」が始まりました。

過去には牛田商店街の街路灯のデザインを提案するプロジェクトがありましたが、今回は大和重工株式会社(広島市)から生活デザイン学科に依頼があったものです。

西広島駅の再開発にともない駅前広場が一新され、そこに設置するマンホール蓋に施すデザインを本学科の学生が提案することになりました。

4月には大和重工株式会社の方が来学され、このプロジェクトがどういうものか、また、マンホール蓋のデザインにはどのような視点が必要なのか、ということをご説明くださいました。

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普段気にならないマンホール蓋かもしれませんが、地面に設置するので滑り止めの効果を狙ったデザインであること、また、デザイン性の高いものは地域のシンボルにもなることを教えていただき、驚いた学生もいたようです。

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大和重工株式会社で作られているマンホールのミニチュアもご持参くださいました。学生が恐る恐る触っている様子です。

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こちらは学内コンペで応募を募り、大和重工株式会社と選考を行い、市へ提案するデザインを決めていく予定です。

応募された作品は学科教員からアドバイスなどを行いブラッシュアップしていきます。

応募者の皆さん、新しい西広島駅のコンセプトをしっかりと反映したデザインを考えていきましょう!

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桜咲く3月20日、広島女学院大学では春のオープンキャンパスを開催しました。生活デザイン学科では学科紹介、2022年度総合型選抜入試(オープンセミナー入試、自己アピール入試)の説明のほか、学生作品や地域連携事業の成果物、授業で使う資料など展示物盛りだくさんで皆さんをお迎えしました。

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外出がなかなか難しい現状で、足を運べなかった方もおられると思うので、こちらでも紹介をしたいと思います。

「生活プロデュース領域」の展示は、国家資格でもある教員免許取得に向けてのプロセスや学科での取り組みが分かるパネル、学生が考えた指導案の展示をしました。

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「ファッションデザイン領域」の展示では、実習授業で作成した課題作品やファッションショーの衣装を展示しました。真ん中から右の3作品は、当日担当してくれた学生が作成したブラウス、タイトスカート、ワンピース、ジャケットです。また、ファッションショーの衣装はこちらからも見ることができます。

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「インテリア・住居・建築領域」の展示作品は1年生の実習課題から卒業設計まで学びの軌跡が分かるものとなっています。インテリア空間をデザインしたものや住居の模型、公共の建物の模型など様々です。

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「地域デザイン領域」ではグローバルフィールドワーク、グローカルフィールドワークの報告パネルや授業で使用する実物資料などが展示されていました。参加した学生の様子がよく分かる資料がたくさんあります。

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地域連携事業での成果物も多様に展示されています。2021年度も色々な産学連携事業が企画されているので、少しずつこちらの展示物も変化していきます。

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教員の説明ばかりではなく、当日担当した学生に取り組んだ時の思いや得た力などを紹介してもらいました。デザインの課題や取り組みを通して、「伝える力」を育んでいく様子が伝わるでしょうか?

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このように、生活デザイン学科のオープンキャンパスでは、在学生の作品展示も多く、また、在学生と話すチャンスもあるので、リアルな学科の学び、そして大学生活についての情報を得ることができます!

また、学科をもっとよく知りたい人は、8月に行われるオープンセミナーがありますので、ぜひ受講ください。実際の授業に近い形で行っており、在学生との交流があるものもあります。

次は夏のオープンキャンパスですね!6月20日、7月4、18日、8月1、22日の5回を予定しています。皆さんのお越しをお待ちしています!

※2022年度入試については、順次お知らせするので、大学HPをぜひご覧ください。

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今年4月に入学し、前期をオンライン授業で過ごした1年生2人から、受講しての感想が届きましたので紹介します。どのような気持ち、状況で1年生はオンライン授業を受けていたのでしょうか。

seikatsu-zenki2020.jpg<前期オリエンテーションの様子。1年生が大学に来れたのは4月の数日だけでした。>

「こんにちは、生活デザイン学科一年のI.Iです。生活デザイン学会学会誌編集部に所属しています。

今年はコロナのため、入学してから前期は全て遠隔の授業となりました。今回は、遠隔授業が始まった当初の様子と、その後対面授業になってどのように感じているかについてお話ししたいと思います。

入学当初は、念願の大学生活が始まるんだとうきうきしていました。しかし、入学してさっそく全ての予定されていたイベントは中止され、授業も全て遠隔へと変わりました。授業では主に、Melly、Google Classroom、ポータルサイトなどを用いて授業内容を進めていきました。たまに音声通話での授業もあり、ツールは先生によって違いましたが、主にZoomやGoogle Meetを使いました。

最初は、慣れない遠隔授業やアプリで戸惑い、ストレスも溜まる一方でした。しかし、先生方や大学側からのサポートがしっかりとあり、とても助かりました。分からないところや、不安に思っていることを先生方に相談したら、すぐに話を聞いてくださりました。

遠隔授業で残念だったのは、音声通話の授業ばかりで、同じ授業を受ける他の学生の顔がまともに見れなかったことでした。全てが慣れないことだらけで、ずっとパソコンの画面とだけ向き合って勉強をしなければいけなかったので、集中力を保つことがとても辛かったのを覚えています。

9月下旬から後期に入り、本格的に対面授業が開始されました。本当なら4月に行けた大学も、会えたはずの友達との交流もようやくスタートし、とても不思議な気持ちでした。改めて、やはり大学に来て先生に直接勉強を教えてもらえるということは素晴らしいことだと気づくことができました。私は、どちらかというと勉強が好きではありませんでした。しかし、今は毎日が楽しく、新しいことを学べることに感謝しています。」

「こんにちは、生活デザイン学科1年、F.Aです。生活デザイン学会で学会誌編集部に所属しています。

新型コロナウイルスの拡大に伴い、前期はオンライン授業という形で大学生活はスタートしました。今回はその感想を皆さんにお伝えしたいと思います。

私はまず、パソコンに慣れるところからのスタートでした。「ファイルって何?」というくらい初心者だったため、最初は課題を提出するのもやっとでした。

seikatsu-zenki2020-2.jpg<手書きで書き込んだ『生活経営学』の課題>

まだWordを使うこともできなかったため、課題を印刷し手書きしたものをスマホで写真に撮って提出していました。

授業の受け方としては、スマホで授業の動画を流しながらパソコンで課題を進めていく、といったスタイルでした。課題がとても多かったため、毎日のように深夜まで課題をしました。

Google Meetで顔を映して行う授業もありました。服は部屋着でメイクもしていないため、初めはとても抵抗感があったのを覚えています。他の人もおそらく似たような状況だったと思うのですが、入学式以降ほとんど話したことのない同級生とのやり取りも最初はぎこちないものでした。しかし、前期の終わりごろにはなんとか慣れて、お互いに大変な状況を共有しているという一体感が生まれてきたように思います。

後期は大学に通って通常通りの授業を受けることができています。基礎英語ではクラスの人と顔を合わせてペアワークを行うことができ、他の授業でも先生に直接質問しながら授業を受けられることに感動しました。

学校に通えることのありがたさを、オンライン授業を通して実感できたように思います。」

I.Iさん、F.Aさん、ありがとうございました。二人とも前期は慣れない中での受講はとても大変だったと思います。そして後期授業は対面授業でスタートしましたが、先日また新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン授業へと切り替わってしまいました。しかし、クラスの学生と交流ができ、今度はまた違ったオンライン授業の受け方になっているかもしれませんね。

不安なことがあれば、科目担当教員やチューターに何でも聞いてみてください。皆さんの学びを形が変わってもサポートしていきたいと思います。

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