今回は建築士課程の2つの授業で行われた講評会の様子をご紹介します。
住居・建築設計実習Ⅲ
窪田勝文先生、小林文香先生が担当する2年生授業「住居・建築設計実習Ⅲ」の授業で第2課題の講評会が行われました。
今回の設計課題は、カフェ併用住宅です。
敷地は広島市を流れる太田川沿いの一角が設定されています。
カフェや住宅内部の設計の他に、隣接する公園や道路、川との関係を考えながら課題に取り組みました。
[学生模型]
[講評の様子]
「住居・建築設計実習Ⅲ」の授業はこれで終了となりますが、3年生の前期からは「住居・建築設計実習Ⅳ」が始まります。これまでの実習で得たことを活かしながら次年度も様々な設計をしていきましょう。
住居・建築設計実習Ⅴ
小川晋一先生、中村勝己先生、真木利江先生が担当される3年生科目「住居・建築設計実習Ⅴ」の授業で第二課題の講評会が行われました。
今回の設計内容は、街の中にある小学校です。
小学校には様々な機能を持った空間が存在します。それらの空間をどのように配置するか計画し、周囲の街とどのように関係を持たせるかという点も設計をするうえで重要なポイントになってきます。
また、これからの小学校がどうあるべきか、建築を通して教育の在り方についても考えながら設計しました。
[学生模型]
[講評の様子]
今回の授業で1年生の後期から段階的に続いてきた「住居・建築設計実習」は終了になります。4年生になると、それぞれ卒業論文や卒業設計に向けて各ゼミでの活動がメインとなっていきます。これまで学んだことを大切にしながら4年生でも頑張っていきましょう。
これまでも学科ニュースで建築士課程の授業の様子を紹介してきました。カテゴリー欄から「インテリア・住居・建築領域」を選んでいただくと建築士課程の学びについて様々な記事を見ることができますよ!
建築士課程は大変そう、と思う人もいるかもしれませんが、自分の考えを形にする、伝える力をつけるには実践あるのみです!多彩な経歴をお持ちの先生方に指導いただきながら、あなただけのデザインを考えていきませんか?
学生作品を間近に見ることができる今後のオープンキャンパスの日程は以下の通りです。
イブニングオープンキャンパス:2月22日、3月8日
春のオープンキャンパス:3月20日
どちらも事前登録受付中です!ぜひおいでください!
本学着任から12年間生活デザイン学科を牽引し、学生を教え導いてくださいました細田みぎわ教授が今年度末で定年退職されます。
退職にあたり1月27日に最終講義が行われ、本学の在学生や卒業生、教職員など数多くの人が参加しました。
最終講義の題目は「ミニマムを求める建築思考─Architectural thinking for sensitive space」です。最終講義には建築士課程の学生を中心とした在学生の他に卒業生、他学科の教員や職員が参加しました。
講義ではこれまで細田先生が携わってきたプロジェクトや、自身が設計された作品や安藤忠雄建築事務所に所属されていた時に経験したことなど沢山のお話をしていただきました。
講義の様子
参加した人たちは皆、真剣に聴講されていました。
茶話会の様子
集合写真
講義後には和やかな雰囲気の中で茶話会が行われました。時間が限られていたためあまり話せなかった人もいるかもしれませんが、皆さんとても楽しそうでした。今回参加することが出来なかった卒業生や話足りない人は、ぜひ細田先生に連絡して訪ねてみてください。
細田先生、残り短い期間にはなりますが最後までどうぞよろしくお願いいたします。
最終講義のその他の様子や学科学生たちの授業の様子や活動については学科公式インスタグラム、学科公式X(旧ツイッター)でも情報発信しています。
建築士課程については特設サイトもご覧ください。
1/31(水)~2/9(金)12:00まで図書館フリースペースにて学内卒業設計展を開催しています。
この設計展では、1/20(土)に行われた卒業設計最終審査会に提出した模型とプレゼンボードが展示されています。卒業設計最終審査会の様子はこちらの記事をご覧ください。
設計展に展示する模型はどれもサイズが大きく、搬入の際に壊さないよう注意しながら設営を行いました。
※模型、図面には手を触れないで下さい。
※模型はとても壊れやすいです。カバン等ぶつけないよう注意してください。
学内での展示を終えると次は学外の設計展である「広島平和祈念卒業設計展2024」へ出展します。プレゼンボードは新たに作り直し、必要な人は模型の修正等も行います。
広島平和祈念卒業設計展では例年、広島県内を中心としたさまざまな大学の卒業設計が出展されます。他大学の学生作品を見る機会はあまりないので興味のある人は是非足を運んでみてください。
「広島平和祈念卒業設計展2024」に関する最新の情報はこちらをご覧ください。