人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

インテリア・住居・建築領域アーカイブ

学会誌編集部より建築士課程の卒業設計・論文中間発表会についての記事が届きました!
現在大学は夏季休業中ですが、休暇を迎える前に、大きな区切りを迎えたようです。


こんにちは、学会誌編集部4年I.Iです。
7月に建築士課程の4年生による卒業設計と卒業論文の第1回中間発表が行われたので、紹介します。

今年度の建築士課程には4つのゼミがあり、それぞれゼミの先生方に指導を受けながら準備をしてきました。
午前に卒業論文を選択した学生、午後に卒業設計を選択した学生の発表という流れです。今回は主に、中間発表用要旨とパワーポイントの二つを用いて発表をしました。5分という短い時間で自分の考えるテーマ、課題、どのような研究や提案をするのか伝えなければいけません。

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写真1:卒業論文の発表様子

また、2・3年生の設計実習では2、3人の先生に向けてプレゼンをしていたのに対し、今回の発表は建築系の教員4人に加え、昨年度から着任された特任教授の窪田勝文先生もおられました。2・3年生は実習授業でご指導いただいているので、もう慣れていると思いますが、4年生の私たちにとっては、直接ご指導いただける機会はこれまで多くなかったので、今までの発表の緊張感とは比べものになりませんでした。

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写真2:質疑をする窪田勝文先生の様子

普段とは違う緊張感の中発表は進められましたが、今回の中間発表で図面や模型を用意できた学生はほとんどいませんでした。例年そこまで準備ができている学生は少ない、とのことですが、この時点ではまだ自分がどんなテーマで、どのような建築を作りたいのかはっきりと決められず悩んでいる様子の学生もいました。

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写真3:卒業設計の発表様子

また、自分の考えを文章化し、なおかつプレゼンする相手に伝わるように話すという行為の難しさを改めてこの場で感じることになったと思います。

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写真4:コメントをする真木利江先生・細田みぎわ先生

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写真5:コメントをする塚野路哉先生・小林文香先生

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写真6:コメントをする窪田勝文先生

こういった学生の現状を踏まえて、最後に5人の先生方から全体へのメッセージをそれぞれいただき、中間発表は終わりました。
次回は、10月に第2回目の中間発表が行われます。それまでに今回の発表を通して学んだ自分の論文や設計の問題点や不足している点にしっかりと向き合い、準備していこうと思います。

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写真7:当日披露された作品


I.Iさん、報告ありがとうございました。これまでの課題は敷地や設計条件などが決まっていたので、とにかく図面を考え、模型を作っていくことに必死だったと思います。
ですが、卒業設計や卒業論文では自分自身で課題を設定し、それに向けて、色々な視点で考えていくことが必要です。これまでの学びを十分に活かして、10月の中間発表ではよい発表ができるよう、私たち教職員も応援しています!

また、どんな作品を作っているのか、気になる高校生の皆さん!イブニングオープンキャンパスでは間近に学生作品を見ることができますよ!
インテリア・住居・建築領域だけでなく、グラフィックデザインやファッションデザインに関する学生作品も展示しています。
詳しくは大学HPオープンキャンパスのページへ
10月8日に行われる、推薦入試対策講座の参加についてもお知らせしています。

学科の授業や学生の様子については、学科公式インスタグラム学科公式ツイッターでも発信しています。ぜひご覧ください。

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インテリア・住居・建築領域

現在大学は前期が終わり、9月下旬まで長い夏季休業期間となっています。ですが、7月末から8月上旬にかけては様々な授業で試験が行われたり、レポート課題が出されたりしました。

実習の多い生活デザイン学科では課題の講評会も行われます。「住居・建築設計実習Ⅳ」の授業で第2課題の講評会があったのでその様子を見てみましょう。


第2課題の設計内容は、「メディアセンター」でした。
広島市にある袋町公園周辺を敷地として設定し、既存施設や利用する人々との連携、袋町公園との関係などを考えながら図書館+αであるメディアセンターを設計していきます。

選ばれた数名の学生が発表を行い、授業担当の窪田勝文先生、細田みぎわ先生より講評をいただきました。

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<学生作品>
この作品は、三日月形の
二つの半屋外空間が特徴的な作品です。
「出会いが広がる場所」というコンセプトのもと、
集合場所の目印となるように設計されています。

「住居・建築設計実習Ⅳ」の授業はこの第2課題の講評会で終了しました。後期からは新たに「住居・建築設計実習Ⅴ」が始まります。1年生後期から続いてきた設計実習最後の科目になるので、これまでの実習で学んだことや自身の考えを十分に設計に落とし込んでいきましょう。


建築士課程の特設HPが開設されました。カリキュラムや学びの特徴、これまでの受賞実績などがまとめられています。
ぜひご覧ください。

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インテリア・住居・建築領域

長い間海外への研修に制限がありましたが、今年度から生活デザイン学科では海外研修が復活します。

建築士課程では「ライフキャリア特別セミナーⅠa」という授業で、韓国への建築見学実習が行われます。先日、事前学習と保護者説明会が行われたので、その様子をご紹介します。

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事前学習では窪田勝文先生から見学予定の建築について説明していただきました。今回の見学では下記7つの建築を訪れる予定です。

■アモーレパシフィック新本社屋(amorepacific headquarters) / david chipperfield architects
■リウム美術館(Leeum, Samsung Museum of Art) / Jean Nouvel, Mario Botta, Rem Koolhaas
■ミメシスアートミュージアム(Mimesis Art Museum) / Álvaro Siza
■DDP東大門デザインプラザ(Dongdaemun Design Plaza) / Zaha Hadid
■梨花女子大学校(Ewha Womans University) / Dominique Perrault
■ソウル大学校美術館(Seoul National University Museum of Art) / OMA
■Saya Park Art Pavilion / Álvaro Siza and Carlos Castanheira

各自で予習を行い、見学する建築についてのより深い知識を身につけていきます。

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保護者説明会では、渡航の日程や危機管理、事前の注意事項などについて説明をしました。

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いよいよ今月末に迫った韓国建築見学ですが、見学する建築についての事前学習はもちろん、忘れ物などがないようにしっかりと準備をして臨みましょう。

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