人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

食育サークルアーカイブ

管理栄養学科の食育サークルは、安芸太田町の特産品である祇園坊柿を用いた商品開発に取り組んでいます。

商品を開発するにあたって、祇園坊柿について理解を深めるため、10月29日(土)に安芸太田町に行ってきました。
午前中は、道の駅で町の特産品の市場調査を行い、商品開発に向けてのアドバイスをいただきました。
昼には安芸太田町の名物漬物焼きそばや田舎寿司、祇園坊柿を使ったシャーベットを試食しました。

P1000603.jpg

P1000606.jpg

午後は安芸太田町寺領地区の安芸太田元気村で柿の収穫と加工を体験しました。初めての収穫体験で器具の使い方を教えていただきました。

P1000632.jpg

P1000634.jpg

P1000640.jpg

あおし(渋抜き)柿の試食や、干し柿の加工を見学しました。干し柿が一度に硬くなり過ぎないよう行う「もみ作業」を手伝いました。

P1000625.jpg

P1000626.jpg

P1000623.jpg

P1000646.jpg

プロジェクトメンバーの感想

 安芸太田町で道の駅の視察や柿の加工場の見学、柿の収穫、干し柿の手揉みなど、沢山の貴重な体験をさせていただきました。 干し柿の吊るしや手揉みを手作業でされていることを知り、驚きました。祇園坊柿に携わる方々や地元住民の方々が、祇園坊柿を愛していることがとてもよく分かりました。地元の皆さんが愛する祇園坊柿をさらに多くの人に愛していただけるよう、商品開発に尽力したいと思います。 今回の見学で学んだことを、今後の商品開発に活かしていきたいです。【M.K】

 収穫体験や干し柿の作業は一度もしたことが無く、とても貴重な体験ができたと思いました。また、干し柿の作業は手作業が多く丹精込めて作られているのだと感じる事ができました。 祇園坊柿についての説明や祇園坊柿を使用した商品を食べてみて、より一層よい商品を作りたいという思いが強くなりました。【H.E】

 ソフトクリームやアイスバー、シェイクなど祇園坊柿を使用した様々な商品を安芸太田町で食べました。また、祇園坊柿の収穫や干し柿を作る体験を通して祇園坊柿への思いが深まりました。今回の視察で学んだ知恵を活かして、商品開発に励みます!【H.K】

 祇園坊柿の収穫体験や干し柿の作業を体験しました。農地の広さや、皮むきや紐に柿をつける作業を見て、私が体験した以上に大変なのだろうと感じました。一方で、それほど手間と時間がかけられている祇園坊柿だからこそ、あそこまでおいしいものが作れるのだろうと感じました。そのため、生産者の努力を無駄にしないように、次は私たち食育サークルの部員の力で、おいしい柿をさらにおいしく感じてもらえるような商品を提供したいと思いました。【Y.K】

安芸太田町地域商社あきおおたならびに元気村の皆様、大変お世話になりました。今回の経験をもとに商品開発に向けて取り組んでいきます。

  • LINEで送る
食育サークル

IMG_2929変更.jpg

 10月20日(木)の木曜日チャペルにて、食育サークル部長、管理栄養学科3年生の菅 葉菜未 さんより『るうてる食堂クレヨン活動報告』のお話がありました。この活動は、日本福音ルーテル広島教会の立野先生にご縁を頂いてのものです。先日の学科ニュースでも紹介していますので、是非ご覧ください。

IMG_2933変更.jpg

 るうてる食堂は、こどもだけではなく、幅広い年代の方が参加できるのが特徴です。いろいろな人と繋がることができる場であり、親子で参加している方、子ども2人だけ、お年寄りの方、赤ちゃん連れの家族など、様々な方が訪れています。

IMG_2938変更.jpg

 るうてる食堂は、参加者同士が知り合うきっかけになったり、情報共有の場所ともなっています。いろいろな人とつながることができるので、安心感がうまれ、SDGsの10と11の目標達成にも寄与しています。

 10. 人や国の不平等をなくそう
 11. 住み続けられるまちづくりを

 また、賞味期限が近い食材、出荷期限に外れた食材も用いるため、フードロス削減に貢献し、SDGsの12(つくる責任つかう責任)の目標達成にも寄与しています。 

IMG_2945変更.jpg

 活動には、4月から8月前半までは、第2第4火曜日に、配膳作業を中心として携わらせていただいたとのことです。そして、8月23日には、学生9名での『女学院ごはん』提供を、調理業務を含めてさせていただくことになりました。

IMG_2947変更.jpgIMG_2951変更.jpg 当日は、ボランティアの方々や先生方、参加した学生など全員の協力を得て、無事提供することができました。実施後にサプライズでいただいた参加者の直筆の感想からは、その筆遣いからどんな方が書いてくださったのか楽しく想像するとともに、『苦手だったのに食べてくれた』とのお母さんのメッセージなどからは、がんばって立てた献立が相手の方に伝わった喜びを戴きました。
 また、調理場に何人入るか、教会にある調理器具の把握も必要であり、大学での大量調理実習は経験していても、それとは違った環境で同じような食数を作るとなると、難しいという発見もありました。

IMG_2957変更.jpg るうてる食堂でのボランティアでは、家族や子どもたちが楽しそうに食べてくれていることが、喜びだったとのことでした。
 第2弾への期待も大きいようです。またぜひ、ご活躍くださいね。

  • LINEで送る

日本福音ルーテル広島教会では毎月 第2・4火曜日に「るうてる食堂クレヨン」が開催されます。

8月23日(火)は夏休み特別企画として学生が考案したメニューで調理提供を行う機会を頂きました。
同教会牧師で主催者代表の立野先生が「広島女学院ごはん」と名付けてくださいました。

220823_luth_1.jpg220823_luth_2.jpg

管理栄養学科食育サークルを中心とした3年生3名、1年生12名が参加し、11時半から準備を開始し、多くの方のご支援を受けて、何とか16時の開始時刻に間に合わせることができました。

メニューは「ひじきごはん、トマトそうめん、スパニッシュオムレツ、チンゲン菜の磯香和え、ミニトマト、そうめんチュロスのフルーツソース添え」です。アンデルセンからいただいたパンもありました。

220823_luth_3.jpg

来場された方からも「美味しかった」「彩りがカラフル」「家でも作ってみたい」など多くの心温まる言葉をいただきました。

220823_luth_4.jpg

準備から当日の調理・片付けまで、教会の方々には大変お世話になりました。広島女学院高校の生徒もボランティアとして参加され、一緒に活動をすることができました。

当日の動画を作成していただきました。ぜひご視聴ください。

「広島女学院ごはん」@るうてる食堂クレヨン
( ↓ 画像をタップすると動画が再生されます )
220823_luth_5.png

参加学生のコメント

私たちが考えたメニューを自分たちで作って提供するということは初めてで、実際に子どもたちに提供される様子を見て、感動しました。不安もありましたが、ボランティアの方々や先生方、参加してくれた学生たち全員のおかげで喜んでいただける食事を提供できました。今後も美味しい食事の提供ができる管理栄養士をめざして、様々な活動に取り組んでいきたいと思っています。

夏休みの思い出に残る活動になりました。
これからもるうてる食堂での活動が楽しみです。

るうてる食堂クレヨンの活動については、下記からぜひご覧ください。

るうてる食堂クレヨン ホームページ

  • LINEで送る