人間生活学部 児童教育学科 ニュース

学校インターンシップアーカイブ

11月9日(水)に、1年生14名が「学校インターンシップ」で広島市立早稲田小学校を訪問しました。そして、授業を参観したり、掃除を一緒に行ったりして有意義な時間を過ごしました。

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子ども達は一生懸命に掃除をしていました。そんな子ども達と一緒に教室の床をはいたり、廊下を雑巾で拭いたりしました。後ろに下がりながら2タイル分ずつ丁寧に拭くことを教わった学生達は、小学生に戻った気分で熱心に掃除に取り組みました。

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特別支援学級「なかよし」での授業や6年生の体育科、5年生の家庭科や学活の授業を参観しました。6年生の体育科の授業では、タブレットを使って一人ひとりが走り高跳びを上手に跳ぶコツを学習していました。そして、二人一組になって跳ぶ様子をお互いに撮影し、その映像を見て振り返りながら練習を行っていました。学生達は、タブレットを使った授業、そして子ども達自ら練習に取り組む姿を見て、たくさんの学びを得ることができました。

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体育科の授業の後半には、6年生の子ども達が数日前の運動会で行ったフラッグを使った団体演技を見せてくれました。演技終了後には、参観した学生全員が感想を話しました。子ども達一人ひとりの真剣な表情、息の合った演技に涙が出そうになったと発言した学生もいました。

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5年生の家庭科の授業では、参観するだけでなく、子ども達と一緒に学習に取り組む機会をいただきました。子ども達との触れ合いを楽しみながら、学生達もたくさんの笑顔を見せてくれました。

早稲田小学校の訪問を通して、「小学校の先生になりたい」という思いを強くした学生も多かったと思います。今回の訪問では、高学年の授業や特別支援学級の授業を参観し、掃除の時間にも参加させていただきました。来週の訪問では、低・中学年の授業、そして帰りの会を参観します。学生達は、次回の訪問もとても楽しみにしています。

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「学校インターンシップ」で早稲田小学校に2回目の訪問をしました

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共通テストでは全国の高校生が新しい生活様式と折り合いをつけながら受験勉強に挑んだことと思います。それぞれの道で笑顔を咲かせる春が来ることを心待ちにしています。本当にお疲れ様でした。

さて、感染が拡大しているため、広島女学院大学では一部の試験などを除いて現在遠隔授業を行っています。今回は11月に行った授業の紹介です。

後期の科目「学校インターンシップ」で、広島市立牛田小学校校長の宅見政子先生から、「教師について(印象深い先生・こんな先生に担任をしてもらいたい・教師の価値とは)」「学級経営(集団づくり)について」「授業について(覚えている授業内容)」「人間力について」など興味深い話を伺いました。

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宅見校長先生は、学生に「先生になりたい」と心に灯を付ける講義をしてくださいました。

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次に、学生の感想を載せます。

講演の中に児童に対する接し方が細かく話されていてとても勉強になった。また、小学校の算数の問題を考えて、「小学校の算数だからできる」と安易に考えていたけれど分かったつもりになっていた。その「分かっていたつもり」を本当の意味で児童に分からせることが、授業力が高い先生にはできるのだと気づき、そのような先生を目指したいと思った。

今回、宅見校長先生に来ていただき、どんな先生になりたいのかを明確にすることができました。分かりやすくて夢中になる授業をするために、ゲーム形式で実施するなどが良いと分かりました。時間をかけるのでは無く、時間を決めて子どものメリハリをつけていくことを私もしていこうと思います。

宅見校長先生の講話で、教師の価値や夢中になる授業とはどういうものか、そして人間力について教わりました。中でも夢中になる授業とは、「①自分の伸びが分かる②分かっていないと実感できる③逆転現象が起きる」ことだとおっしゃっていて、なるほどと納得しました。

学級経営と授業は両輪であるということになるほどなと思いました。授業づくりをどれだけ頑張って準備しても子どもたちが楽しんでくれないと意味がないなと思いました。この先生には敵わないなと思わせることが大事だと聞いて、私も自慢できることを1つでも見つけようと思いました。

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 〔学校インターンシップ・宅見校長先生と一緒に〕

授業「学校インターンシップ」は、「小学校の今」と関わる魅力を備えています。

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学校インターンシップ

1年次後期の科目「学校インターンシップ」で、広島市立牛田小学校の指導教諭(先生を指導する立場の先生・広島市に2名しか在籍していません)の福永佳栄先生から、模擬授業を通して、小学校教諭に求められる資質・能力や授業づくりのポイント、学級経営のコツ、プロフェッショナルとしての小学校教諭の在り方などについて伺いました。

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福永先生は、普段の授業を擬似的に体験させながら、学生に深く考えさせる素晴らしい講義をしてくださいました。

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学生の感想を紹介します。

「教師がどんな人であるかっていうのが模擬授業をうけてみてわかった気がした。小中高の時はなんにも考えずに、授業を受けていたけど教師がどんなことをしているかというのを聞いて、大変だけどやりがいもあるということが分かった。」

「今回、私たちが色んな学年になって実際の授業を受けて教師とは何なのかを改めて知る機会になりました。児童の興味を引き出す様な教材を用意したり、それぞれの教科で問題を出したりして、児童たちが出来る部分と出来ない部分を見つけ出し、1つ1つの児童の行動を見逃さないということが分かりました。」

「私は"学校で学ぶ意味"を感じる授業をすることの大切さを学ぶことが出来ました。『グループになることで、自分の思いを伝えやすくする』『問題を子どもが見出し、授業で解決していく』など、先生は子どもたちが対話的に、主体的に学んでいくことが出来るように、資料を提示したり、様々な発問をしたりして、工夫をされていることが分かりました。」

「今回の模擬授業を受けて、とても楽しい授業だと率直に思いました。そして、授業に入る際、いきなり本題に入るのではなくひと工夫することで、子どもが自ら進んで学びたいと思うようになり、45分間飽きずに授業を受けることができることが分かったので、将来クラス担任を受け持った時に試してみようと思いました。」

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*広島市立牛田小学校には本学のOGが2名勤務しており、福永先生から、「非常によく頑張っています」と評価していただいています。

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福永先生、私たちの学科に現場の空気や、授業の在り方について教えていただき、本当にありがとうございました。
目指すモデルを提示していただいたことで、学生たちの意欲もますます高まったと思います。
これからも素敵な先生になれる学生を、学科総力を尽くして育てていきたいと思います。

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