児童教育学科では、幼児教育コース3年生が中心となって未就園児の親子の子育て広場を下記の通り開催します。保育者をめざす学生たちが、未就園の親子が楽しめる遊び場を提供したいと準備を進めていますので、ぜひお越しください。
昨年度の様子
日時
10月11日、11月8日、11月22日、12月13日
各10:00~11:20
すべて水曜日、都合のいい日にちに参加してください。
場所
広島女学院大学ヒノハラホール5階 アセンブリーホール
対象
未就園児の親子 15組
参加費
無料
駐車場スペースに限りがありますので、開催日前日13時までにお申し込みください
参加条件
当日、参加者、同居ご家族ともに発熱、風邪症状がないこと。
申込方法
8月5日(土)の13:00~15:00に「第5回 ものづくりチャレンジラボ!~科学の不思議を楽しみ、失敗から学ぶ~」(公益財団法人 マツダ財団市民活動支援事業)を開催しました。今回は、子どもたち6名(男子3名、女子3名)と学生7人で「ペットボトルロケット飛ばし」をしました。
第3回のときにペットボトルロケットを作り、前回(第4回)飛ばす予定だったのですが、雨が降ったため再度ペットボトルロケット作りをして、今回(第5回)それらを飛ばすことにしました。グラウンドを予定していたのですが、気温が35度と猛暑だったためヒノハラホールの前で飛ばすことにしました。
ペットボトルロケットは、通常は水と空気を入れて飛ばすのですが、まずは水を入れずに飛ばすことにしました。子どもにとってはペットボトルの中に空気を入れるだけでもたいへんで、学生と一緒に体重をかけて空気ポンプを押していました。
その結果、飛距離は3~10mでした。やはり水を入れないとあまり飛ばないことがわかりました。そこで、次は水の量を子ども一人ひとりが自分で決めて飛ばすことにしました。空気ポンプを押す回数も子どもたちが自分で決めました。
子どもたちは、500mLのペットボトルに、250~500mLまで自分の好きな量の水を入れて飛ばしました。すると、500mLの水を入れたペットボトルロケットは約15mしか飛ばなかったのに、250~300ml入れた場合は30m以上飛ぶことが分かりました。そして、空気ポンプを押す回数も、10回よりも15回、15回よりも20回と、空気を入れれば入れるほど遠くまで飛ぶことを子どもたちは発見することができました。遠くまで飛ぶペットボトルロケットを見て、子どもたちは歓声を上げて喜んでいました。
途中で、本学のキャラクターである「ジョガクインコ」が描かれたペットボトルロケットも飛ばしました。30m以上飛んでいきました。
前期の「ものづくりチャレンジラボ!」は今日が最後でした。後期も10月から月に1回程度開催する予定です。後期は「秋の自然のものを使ったものづくり」「空気砲づくり」を中心とした科学遊びの活動を考えています。前期に参加してくれた子どもの中には「後期も参加したい!」と話してくれた子どももいました。楽しい思い出をつくってくれた子どもたちに、学生ともども感謝したいと思います。ありがとうございました。
最後に、子どもたちと学生が書いた感想をいくつか紹介します。
子どもの感想
◆女学院大学のお姉さんと科学のふしぎを知れてうれしかったです。お手紙をわたすとき、お姉さんたちが「ありがとう」と言ってくれたので、がんばって書いてよかったなと思いました。スライムを作ったとき「すてきなスライムだね」と先生やお姉さんたちが話してくれたのもとてもうれしかったです。次のものづくりも、そしてあやめ祭も行きたいです。そして、女学院大学のお姉さんとまた会いたいです。
◆ペットボトルに空気を入れるとき、お姉さんたちがポンプを押すのを手伝ってくれたおかげで、35mも飛びました。ぬれたけど、水がかかって涼しかった!水を入れる量や空気を入れる量を変えるだけであんなに飛ぶ距離が変わるとは思いませんでした。今日が一番楽しかったです。
学生の感想
◆これまでの活動を通して、子どもたちの探究心はすごいなと思った。泥団子づくりでもペットボトルロケットづくりでも、一回目の経験からどこを変えたらよりピカピカになるか、さらに遠くにロケットが飛ばせるか、と一人ひとりが考えて前の経験を次に生かそうとする姿が見られた。子どもたち自身の考えを尊重することで、もし失敗したとしてもそれが学びになり、次の活動への意欲がさらに高まると感じた。
◆子どもたちは、遠くに飛ばすための工夫について考えるとき、子ども同士で話したり学生と話したり、よく飛んでいた友達のまねをしたりしていた。みんな楽しそうに活動していて、一緒に活動をしている私もすごく楽しかった。子どもたちが、同学年だけでなく、他学年の友達との関わりが生まれているのもいいなと感じた。
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7月12日に、保育実習を控えた4年生、3年生を対象として、学生と園長・保育士の交流会が開催されました。講師として、元広島市立保育園園長の二井岡明子先生、五日市乳児保育園園長の畑手美恵先生、本学を卒業後、保育園ゆりかごに勤務している槇原綾海先生、同じく広島市五日市駅前保育園に勤務している友谷奈央先生をお迎えしました。
園長先生、先輩保育士の先生方からは、ご自身が新人であった頃から現在までをふり返り、保育士としてのやりがいや成長について、また大変なことも率直に、ときに笑いを交えて語っていただきました。保育士として心がけていることや、日頃の子どもたちの様子など、現場の先生方から、身近にお話を伺うことによって、保育士という仕事の魅力を実感することができました。
学生の感想
▷現場に出てからも、学び続けることの大切さを今回、知りました。先生方のように、自分自身も楽しみながら保育ができるようになりたいです。
▷6月の実習では部分実習で多くの改善点が見つかり、自信を失いかけていましたが、今日の話を聞き、自分の良さを見つめ直し、自信をもって就職活動に取り組みたいと思いました。
報道などで保育士の大変さがクローズアップされていますが、交流会を通して、それを上回るやりがいに気づいたり、実習への意欲が増したりした学生も多かったようです。
交流会開催にご尽力いただいた広島県健康福祉局安心保育推進課のみなさま、来学いただいた諸先生方に心より感謝申し上げます。
トークセッションでは、就職活動や実習での疑問をいろいろお聞きすることができました。