人文学部 日本文化学科 ニュース

1年生のブックトークが始まりました。学生はそれぞれにとって思い出深い本を紹介しました。

どれも心惹かれるものでした。小さな頃に読んでもらった大切な絵本も何冊か紹介され、読み聞かせが始まると、教室が温かい空気に包まれました。

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何度も何度も読んで痛んでしまった本を修繕してもらい、今も大切に持っているという話がありました。家族から送られた世界に一冊だけの本のお話もありました。「絵本には、短いお話の中に大切なものが詰まっている」、「この絵本から、何をするにしても近道をしてはいけないと教えてもらった」等の言葉が、心に響きました。

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自分が打ち込んできた部活動の競技に関わる本のお話も、実感のこもったものでした。

また、数学に関わる本の説明では、黒板がうまく使われ、授業を受けているような気分になりました。

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お気に入りの作家の関連性のある本の紹介もユーモアを交えてなされ、「読んでみたい」という気持ちになりました。

ネタバレにならないよう、ちょうどいいところで、「続きは読んでください」で結ばれ、読んでみたいと思った人も多かったようです。何冊かの本は、その場で貸し出されました。

次回の発表も楽しみです。引き続き紹介したいと思います。

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日本語教員養成課程の4年生の国内実習が終わりました。これまで、本学の「外国語Ⅱ(日本語)」の授業で、11月1日、8日、15日、22日、29日と5回にわたり、「お知らせメール」「問い合わせメール」「お願いメール」「アンケート用紙の書き方」「レポート・論文の書き方」について、45分の授業を担当してもらいました。実習最終日のテーマは「レポート・論文の書き方」です。

まず実習生が留学生に質問します。「みなさんはこれまでに論文・レポートを書いた経験はありますか?」
留学生は答えます。「自分の国の大学で書いたことがあります」「今大学で毎週レポートを書いています」
そうです。留学生か日本人学生かにかかわらず、レポートを書くという行為は、大学生活において欠かせません。そして、留学生のみなさんは、日々、日本語でレポートを書くことに苦戦しています。

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今回は、問題のある文章を見ながら、どこがおかしいか問題点をあげてもらうという活動でした。段落の始めの字下げ、段落の分け方、段落の始めに「まず」「次に」などの順番を表す言葉を入れること、自分の感想を書いてはいけないこと、レポートにそぐわない表現は何かなど、次から次へと活発に意見が出てきます。実は、何人かの留学生は、前期に、論文・レポートの書き方について少し勉強しています。今回の授業で、以前勉強したことを、忘れていないことが確認できました。

とはいえ、実際に自分で日本語のレポートを書くとなると、適切な表現が思い浮かばなかったり、どのように展開させたらいいのかわからなかったりと、なかなか思うようにいかないものです。ぜひぜひこれからも実際に書くという行為を通して、どのような書き方がよいのかを学んでいってほしいと思います。
授業が終わってから、今回の授業を担当した実習生に感想を聞いてみました。
今回が最後ということもありこれまでの授業の様子を見聞きした分教室活動をイメージしやすかった、学習者のみなさんに助けてもらえ無事終えることができた、とのこと。しかし、振返ってみるとまだできることがあったと感じているそうです。
年明けには3年生向けの実習報告会を行います。そこで、彼女たちがこの実習を通して何を感じたのか、生の声を聞き、来年の実習指導に役立てたいと思います。

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先月の海外実習に引き続き、11月に入って国内の実践実習がスタートしました。(※国内実践実習は、人文学部の「日本語教授法Ⅱ」「日本語教授法Ⅲ」に引き継がれる予定です。)

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今回の日本語学習者は、本学で「日本語Ⅱ」の授業を履修しているタイ、ベトナム、韓国、中国の留学生6名です。留学生のみなさんは、日本以外の国から来た学生同士の交流を日本語で行うことを楽しんでいます。違う国籍の人たちが混ざっているクラスは、共通語の日本語を使わないと、異なる国の留学生とコミュニケーションができないので、自然と、日本語を使う量は多くなります。留学生にとっては、日本以外の国の文化も学べるし、なかなかよい学習環境だと思います。

さて、本題の国内実習ですが、今週は、先週の「問い合わせのメール」に引き続き、「お願いのメール」の書き方についての授業をしてもらいました。海外実習の時の日本文化紹介とは異なり、今回は一人で教壇に立って授業を行います。

実習生たちは、毎回、留学生の積極的な発言に助けられながらも、なんとか、授業を乗り切っています。授業では、学習者からの予期していなかった質問に戸惑う場面もありますが、実際の日本語教育の現場を知る上でとてもよい経験ができたのではないかと思います。実習生の授業は、あと3回。

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みなさん、大変緊張されているようですが、無事乗り切ってくれることと信じています。

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