人文学部 日本文化学科 ニュース

さまざまな情報の渦の中、私たちは、情報とどう向き合うべきかを常に意識しなければなりません。得られた情報がフェイクニュースかどうかを見定めるだけでなく、発信された情報の意図や背景を考えたり、発信されていない情報に目を向けたりすることも大切です。

「メディアリテラシー」という授業ではさまざまな角度から情報についてじっくり考えます。また、情報発信の担い手として効果的な情報発信についても考えます。授業の後半では、発信者として、キャンパスライフをテーマにしたポスター制作を行いました。グループごとに共通サブテーマを考え、それぞれがテーマに沿ったポスターを作成しました。

完成した後は、各グループ、制作エピソードを伝えるプレゼンも行いました。どんな想いを込めたのか、どんなところで苦戦したのか、いずれのグループも興味深いプレゼンでした。制作過程のエピソードを知ることで、作品の見方も変わってきます。そのような意識の変化も新たな気づきとなりました。

キャッチコピーをどうするのか、どんなフォントを使うのか、背景をどうするのか、さまざまな要素が見る人の印象を変えます。また、画像や写真とかかわるさまざまな権利についても考えるきっかけとなりました。

今回作成したポスターの一部は、今年の第4回オープンキャンパスで展示しました。来られた方に、「すごいですね」と言っていただき、授業担当者としても大変うれしく思いました。

以下イラストも含めすべて学生のオリジナルです。

⇓ なんといってもこのイラストのクオリティの高さには受講生一同脱帽でした。

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⇓ こちらのイラストも本当にかわいらしいです。色合いがやさしさにあふれています。

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⇓ こちらはなかなか斬新なデザインです。帯のグラデーションが絶妙です。

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こちらは、言葉がメインのポスター。韻を踏んでいます。文字と背景のぼかしのバランスに苦労したそうです。使用したフォントが言葉を引き立たせています。一つ一つの言葉が心にしみます。こんなふうに思っていてくれたこと、ありがたく思いました。

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次年度もすてきな作品と出会えますように。

文責:渡邊ゆかり

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現役合格 4名 !

まだまだ現役合格は難しい公立中高教員採用試験。

なんと、日本文化学科の今春の卒業生のうち、4名が現役合格 !

教員志望の学生全員が正式採用となりました! 

~~ おめでとうございます! ~~

内訳 広島市中学校(国語) 1名
   広島県中学校(国語) 1名
   山口県中学校(国語) 1名
   愛媛県中学校(国語) 1名

   私立中学高校教諭(国語)正式採用 1名

*みなさんこの春から教諭として教壇に立っています*



学科の先生方も、先輩に憧れて勉強を続けている後輩たちも、みんなで応援しています。
日本文化学科ご卒業の素敵な先生方、のびのびと頑張ってくださいね♪

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その他の活動

連休前の4月27日(水)午後、本学初代校長ゲーンス先生の墓前礼拝に参加いたしました。
その日は、前日の雨もきれいに上がって、爽やかな日となりました。

いっぱいにお花が供えられた墓地を、集まった方々で囲み、お祈りと賛美歌のひととき。
日本文化学科からの参加は、1年生の白木陽和子さんと三村由衣さん、そして、小松明日佳先生と私(出雲俊江)です。

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高台にある比治山市民墓地には、ずっと気持ちの良い風が吹いていました。
若くして日本に来られ、一生を広島の地で過ごされたゲーンス先生の生涯を思いました。

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帰り際、振り返ると、木々の間から広島の市街地が一望されました。

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(文責 出雲)  

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