人文学部 日本文化学科 ニュース

教職課程

中学・高校の国語の先生になる!!

今年度(2024年度採用)の公立学校教員採用試験の結果をご報告します

広島県中学校国語 1名
福岡県中学校国語 1名
全て現役合格(全3名中1名は大学院進学)

近年の実績

☆2023年度採用 全て現役合格(全5名)
広島市中学国語 1名
愛媛県中学国語 1名
私立中学・高校 仮採用 2名
臨時採用教師 1名

☆2022年度採用 全て現役合格(全4名)
広島県・広島市中学国語 3名
山口県中学国語 1名
私立中学・高校 1名

夢をあきらめない

日本文化学科では、中・高の国語一種教員免許が取得できます。
教師になるには、免許を取得した上で、教員採用試験に合格しなければなりません。

中学校・高校の教員採用は、浪人が当たり前のような世界なので、これは驚くべき合格率です。

実はこの合格者の中には、毎年、通信制高校や実業高校の出身者含まれています。それがとても自慢です。
教員採用試験は、古典などの履修科目が少ない高校からの進学者にとっては、いっそう難関であるのが現実なのですから。

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教員をめざす学生たちは、少人数で支え合いながら勉強して実力をつけていくのです。
本当に自慢の学生さんたちです。

教職課程での様々な学びは、これから出会う子どもたちのための学びでもあります。
春から教壇に立つ日を胸に思い描きながら、合格後の今も熱心に勉強を続けています。

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基町高校 授業見学

(文責 出雲)

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 今年も「日本語教授法Ⅲ」の授業の一環として学外実習を行いました。今年は3年のYKさんが参加をし、とても充実した日々を過ごされたようです。日本語教育の現場は、学ぶことも多く、大変ながらも、とても楽しい日々を過ごせたようです。今回はその経験をYKさんにまとめていただきました。みなさんの今後の活動の参考になれば幸いです。

渡邊ゆかり


実習報告

 10月16日から10月20日の5日間、「日本語教授法Ⅲ」という授業の一環として、広島YMCA専門学校で日本語教育実習を行いました。実習内容は、授業見学、教壇実習、教壇実習の準備です。そして、宿題の作成も行いました。
 今回、私は初中級の学習者を対象に文法と聴解の授業を行いました。

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 教壇授業の準備で大変だったことは、文法、聴解どちらも教案づくりです。新しく習う文型をどのように説明すれば理解してもらえるか考えるだけでなく、どのように授業を進めていくのか、沢山悩みました。導入部分ではイラストを多く使い、どんな場面で使うのかイメージしやすいように工夫しました。また、授業内の活動として習った文型が言えるように会話練習としてペアワークや発表を多く取り入れることも意識しました。

難しかったこと

実際に教壇実習を行って、難しかったことは、誰に発表させるのか、発表者を当てることでした。人数が多く、全員が発表を行う時間がないため、数人に当てようと考えていましたが、実際に発表する場面になった時、誰を当てるか迷いました。そして、練習問題をしている時、早く終わる学習者と時間をかけて問題を解いている学習者がいるため、時間の区切り方に悩みました。早く終わった学習者が退屈にならないようにする工夫が必要であることを実際に教壇実習を行って感じました。

学んだこと

授業見学と教壇授業を通して学んだことは、学習者とのやり取りを大事にすることです。文型の説明であっても、一方的に説明するのではなく、学習者に質問しながら行うと、身につきやすいことを学びました。また、学習者が伝えたいことを汲み取ることがとても重要であることも学びました。発表したことについて間違いをただ直すのではなく、何を伝えたいのか確認し、学習者の言葉をあまり変えることなく直すことが大切だと知ることができました。

うれしかったこと

最後に実習を振り返って、教壇授業はとても緊張しましたが、とても楽しかったです。休憩時間など、顔を覚えてくれた学習者が挨拶をしてくれたり、声をかけてくれたことがとてもうれしかったです。また、授業中に分からない言葉について質問されたとき、自分の説明で理解してくれた時が嬉しかったです。貴重な体験をさせてくださった、広島YMCA専門学校の先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。

報告:日本文化学科3年 YK


 いかがでしたか。貴重な現場での体験を終えたあとも、引き続き「日本語教授法Ⅲ」の授業では、架空のコースを想定した、カリキュラムデザイン、教案作成、教材分析等の活動を続けています。これからも、学生とともに学びつづけたいと思います。

渡邊ゆかり

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ゼミ紹介

出雲ゼミでは、9月初旬に4年生のゼミ生全員が参加して、ゼミ合宿を行いました!
日程決めから事前準備、当日のあれこれまで全て学生さんが担当してくれました。
以下は、合宿担当のゼミ生による、合宿報告です。

 (文責 出雲)


私たち出雲ゼミ4年生は夏休み中に一泊二日のゼミ合宿を行いました。
舞台は合宿係の私の独断と偏見で香川県さぬき市に。

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気温も高く、5人のメンバーが青春18切符を利用して鈍行で来ていたため、宿についたころには皆ぐったりしていました。
しか~し、そこは出雲ゼミ、一息ついたらひとりずつ中間発表を行います。
自身が研究していることを明らかにし、進捗に加えて卒業論文の章立ても構想しました。
メンバーはみんな準備十分でびっくり!普段のゼミで行う内容よりも、一層ボリューミーな発表と意見交換を行いました。

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夕食はメンバーの一人、中国四川からの留学生のTさんが研究対象にしている四川火鍋をみんなで作りました。
とても辛かったのですがクセになる美味しさでした。
夜は、人狼ゲームをしながら、朝方まで楽しく過ごしました。

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二日目は高松駅近くの栗林公園を観光しました。

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きっと、自分一人や家族と訪れたのではこんなにも楽しい観光にならなかったと思います。
一緒に歩くことで何に関心しているのか知ることができ、撮った写真を共有することでその人の視界やそこに居た自分を確認することができました。
個人的には集中講義で学んだ内容の復習をメンバーと話せたことが嬉しかったです。

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私たちの学年はコロナ入学で、名前を知っているだけの同学科の人もいます。
今回のゼミ合宿はよい思い出になりそうです。

(報告 4年 梶原)

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