人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

「きもの」と一致するもの

インテリア・住居・建築領域

生活デザイン学科のインテリアに興味のある1年生から3年生が、一般社団法人「ひろしまきもの遊び」の和室空間のインテリアデザインにのぞみました。

現在、「ひろしまきもの遊び」は産学連携プロジェクト「HJUきものリメイクラボ」でご協力いただいています。
その事務所の一画にある和室には、外国人などの観光客が訪れるため、きものやその装飾品が多く飾られています。

今回、「その空間に合うように壁面に設置されている大・小の開口部をリノベーションしたい」という要望をうけてのデザイン活動となりました。
早速現地調査を行い、外国人から見た和の空間を学び、予算内でのアイディアを練って、プレゼンテーションを行いました。

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現地調査の様子

3年生石井まるみさんの提案「IRODORI YURAMEKI」

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2年生中村優花さんの提案「霰」

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2年生梅岡優真さんの提案「綴じた光」

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1年生佐野詩月さんの提案「かぐや姫」

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今回は都合により実施には至りませんでしたが、実施を前提としたインテリアデザインはとてもよい経験になりました。


生活デザイン学科では小規模・少人数大学だからこそできる、一人ひとりに寄り添った教育、課外活動の支援を行っています。
学生の「やってみたい」という意欲を大切に、様々なプロジェクトに取り組んでいます。
この経験が「自信」となり、そして「強み」となって将来自分らしい生き方へとつながっていくことでしょう。

学生たちの様々な活動の様子は学科公式インスタグラム、学科公式X(ツイッター)でも紹介しています。
入試情報やオープンキャンパスの情報もありますので、是非本学科に興味のある方はフォローをお願いします!

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HJUきものリメイクラボは一般社団法人ひろしまきもの遊びと連携し、日本の伝統文化の一つである着物文化が衰退しつつあること、大量の着物が廃棄されていることを課題ととらえ、始まったプロジェクトです。

これまでの活動は学科ニュースプロジェクト公式インスタグラムをご覧ください。

今回は2月にひろしまきもの遊び学び舎で行ったレクチャーの様子をご報告します。

2024年度から4年目を迎える活動に向けて、メンバーはきものに触れること、商品を考えることを通して、まだまだ着物についての知識に不安がある、という課題が見つかりました。

そこで、ひろしまきもの遊び学び舎にお伺いして、代表の澤井さんから着物の素材や柄、色について教えていただき、さらにレンタルなどで活用されておられる着物や帯、小物を使ってコーディネートを考える、という活動を行いました。

まずは、着物の種類や柄、素材についての基本的なお話を聞きました。

IMG_3756.JPGIMG_3762.JPGIMG_3760.JPGその後、実際の着物や帯を使ってコーディネートの練習です。

IMG_3766.JPGまずは自分が着てみたい、あるいは好きなコーディネートを考えました。
次に、商品を考える練習として、澤井さんに着ていただきたいコーディネートも考えました。

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洋服と共通するところ、着物ならではの組み合わせなど様々なことを教えていただき、学生たちもとても楽しそうでした。
※学生の都合により2日に分けて実施しています

今回の経験をもとに2024年度の活動も頑張っていきたいと思います。そして、新年度の学科オリエンテーションでは新メンバーを募集します。
ちょっとでも興味があれば一緒に活動していきましょう!


学科学生たちの授業の様子や活動については
学科公式インスタグラム学科公式X(旧ツイッター)でも情報発信しています。

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先日行われた「第74回あやめ祭」について、学会誌編集部の学生がレポートをまとめてくれました。たくさんの模擬店の中から学生が気になったものはどんなお店でしょうか?


こんにちは、学会誌編集部2年のY.Uです。今年も11月12日に「あやめ祭」が開催されました。

今年は去年に引き続きお化け屋敷やキッチンカー、お笑いライブなどたくさんのイベントがありましたが、模擬店などの出店が去年よりも多く、30店舗以上が出展しました。
当日は学生だけではなく学外の来場者の方も多く、楽しんでいただけました。

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その中でも、今回私が取材させていただいたのは、クラフトサークルの方と、ボランティアの方です。

最初はクラフトサークルの方に取材させていただきました。

クラフトサークルでは、主に個人で商品を作っており、その商品をあやめ祭などのイベント時に販売しています。
他にも、オープンキャンパスのお手伝いや、牛田小学校へ行ったり、広島でのイベントに参加したりして、小さい子どもたちとハートシェイカーを作って交流しています。
クラフトサークルの活動は上記に書いたように個人の作業になるため、集まることなく自由なときに商品を作ることができます。
現在、生活デザイン学科の2年生5人、1年生1人で活動しています。クラフトサークルに興味のある方は学内の掲示板に貼っているサークル紹介からお問い合わせください。

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次に、株式会社シンギさんと東罐工業(とうかんこうぎょう)株式会社さんが出店されていた紙コップリサイクルを取材させていただきました。

出展をしたきっかけは何か尋ねると「洗った牛乳パックを、店頭回収のリサイクルゴミ箱に捨てるのと同じように、紙コップも汚いまま捨てるとゴミになるが、洗うと資源になることをもっと多くに方に知ってもらいたかったから」と、優しく熱心に答えてくださいました。
私も、紙のお皿やコップは洗わずにそのまま捨てていたので、もう少しリサイクルを意識して無駄なゴミを排出しないようにしようと思い、とても勉強になりました。

リサイクルにご興味のある方は、「GSHIP」という広島県の企業が集まったものにも参加し、活動をされているため、ご覧ください。

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他にも生活デザイン学科の出店として、「HJUきものリメイクラボ」がありました。

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HJUきものリメイクラボは、使わなくなった着物などの布をリメイクし、日常生活で活用できるポーチや付け襟などを作り、販売していました。
使わなくなった着物が、ユニークな柄で普段使いできるバッグなどに変身させていて、とてもおしゃれでした。
当日は、若い方からご年配の方まで、幅広くお店を訪れていました。


Y.Uさん、ありがとうございました。色々な模擬店がありましたね。学科の学生の活躍もレポートしてくれてありがとうございました。
物づくりが好きな学生の多い生活デザイン学科ではこういったイベントでも大活躍ですね。

学科学生の活躍の様子は学科公式インスタグラム学科公式X(ツイッター)で情報発信しています。

12月10日はクリスマスオープンキャンパス、12月15日にはイブニングオープンキャンパスを開催します!
在学生と一緒に体験をしてみたり、大学生活や学び、アルバイトのことなど色々とお話したりしましょう。ぜひおいでください。

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今年で7年目となる西條鶴醸造株式会社(東広島市)と生活デザイン学科の産学連携プロジェクト「日本酒アートラベルデザインプロジェクト」からお知らせです。

12月1日に学生が考えたアートラベルを冠した日本酒が発売されます。
ここに至るまで、どのようにプロジェクトを進めてきたのかご報告したいと思います。

今年は3月に西條鶴醸造株式会社から次のようなテーマが示されました。

「慈(いつくしみ)」
大切な相手を思いやる気持ち。酒造りも生きもの(微生物 " 酵母・こうじ菌・気候 " )を相手に赤ちゃんを育てるように丁寧に気持ちを込めて育んでいます。そういう気持ちをお酒とラベルで演出できたらという思い。

これを受けて、4月にプロジェクトが立ち上がり、メンバーが4名集まりました。

プロジェクトではまず、酒造りとは何かを知り、デザインを考えるために西条まち歩きを行いました。
西条は皆さんご存じの通り、酒づくりが盛んで、特に駅近くに酒造通りという観光スポットがあります。学生たちは酒造通りを中心に散策しました。

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まずは、連携先の西條鶴醸造株式会社の前で記念撮影をしました。

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それぞれの酒造の資料館やお店にはさまざまな資料があり、またフォトスポットも多く、参加した学生はとても楽しんでいました。

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古い建物も残っており、日常生活では出会えないたくさんのデザインを見つけることもできました。

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もちろん、今回のアートラベルのためのデザインの資料もたくさん見つけることができました。

その後、学内での活動としては、パッケージデザインについての講義を受けたり、実際のパッケージデザインの分析をしたりしました。
学生たちはこの経験をもとにどんな作品を思いつき、また、実用化されたデザインはどのようなデザインなのでしょうか?

報告は次回に続きます。


11月12日は大学祭オープンキャンパス、11月24日にはイブニングオープンキャンパスを開催します!
どちらのイベントでも、これまでのアートラベルデザインプロジェクトの実用化作品を見ていただけます。
実習室ツアーにもぜひご参加ください!

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8月20日(日)オープンキャンパスで「4つのデザイン*4つのコンペ 2nd」の結果発表及び表彰式が行われました。
このコンペは、昨年に続き2回目の開催です。

生活デザイン学科には4つのデザインがあり、その学びは多岐にわたります。
このコンペは高校生に向けて、次のことを目的に運営されています。

・本学科が行っている産学・地域連携プロジェクトの活動を、共に実施できないか
・学生とものづくりや企画・提案について、意見交換ができるのではないか
・その内容を共有できるような状況をつくりたい

今回は、応募登録数626件、そのうち7月21日の提出締切までに526作品の応募がありました。たくさんのご応募をありがとうございました。

結果は以下の通りです。

A_「豊かさ」とロゴデザイン

最優秀賞

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坂本拓磨「SAVE THE SEA」広島県瀬戸内高等学校2年

優秀賞

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原田ほのか 「美しい海と私たち」 山陽女学園高等部1年

優秀賞

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平松明莉「未来への架け橋〜SDGS HJU SAVE THE SEA~」 山陽女学園高等部1年

B_「キモノ→リメイク→リサイクル!」

最優秀賞

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髙島李々香「kimono〜手首に彩りをplus〜」 広島文教大学附属高等学校3年

優秀賞

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津田ほのか 「着物のヘアアクセサリー」 清水ヶ丘高等学校2年

優秀賞

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植木愛佳 「2wayおしゃれ着物バッグ」 山陽女学園高等部3年

審査員特別賞_ひろしまきもの遊び賞

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吉田衣舞「和柄ランドセルカバー」 清水ヶ丘高等学校2年

C_「リビングルームの提案」

最優秀賞

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有馬菜々実 「ばなな好きのためのバナナリビング」 山陽女学園高等部2年

優秀賞

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伊藤夏漣「アジアンモダンで安らぎを」 広島県瀬戸内高等学校2年

優秀賞

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上田桃歌 「あまい香り&あまいパンルーム」 山陽女学園高等部2年

審査員特別賞_トータテ賞

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植木愛佳 「令和浪漫」 山陽女学園高等部3年

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上松千帆 「Ideal Living Room」 清水ヶ丘高等学校3年

D_「地域の魅力をスイーツでデザイン」

最優秀賞

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植木愛佳 「紅葉谷ケーキ」 山陽女学園高等部3年

優秀賞

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見世天音「Souhaite la paix」 清水ヶ丘高等学校2年

優秀賞

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高橋翼 「いつくしま夕焼けパフェ」 広島県瀬戸内高等学校2年

審査員特別賞_カフェ・ラスター賞

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森緋彩 「広島ぎゅっとケーキ」 山陽女学園高等部3年

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玉井悠斗 「ひろしまフルーツミルフィーユ」 広島県瀬戸内高等学校2年

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二岡里緒 「折りしゅるクリーム」 広島文教大学附属高等学校2年

当日は生活デザイン学会学生の進行により、講評とともに賞状と副賞が渡されました。

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その後、大学図書館1階フリースペースに移動し、応募作品展を鑑賞し、記念撮影を行いました。
4つのデザイン*4つのコンペ応募作品展は8/21〜9/13まで開催中 開催時間は大学図書館の開館時間に準じます。)

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受賞した作品だけでなく、それぞれの応募作品から選抜されたものが披露されていますので、ぜひ見に来てください。
また、来年度もコンペの開催を予定していますので、興味を持った高校生はぜひご参加くださいね!

学科の授業や学生生活の様子については学科公式インスタグラム学科公式ツイッターでも発信しています。ぜひご覧ください。

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2021年4月から始まったHJUきものリメイクラボ、2022年度の活動もそろそろ終わりが見えてきました。

この活動は日本の伝統文化の一つである着物文化が衰退しつつあること、また大量の着物が廃棄されていることを課題ととらえ、一般社団法人「ひろしまきもの遊び」と連携して始まったプロジェクトです。廃棄物を減らす、という観点はSDGsともかかわっており、この活動では若者向けのきものリメイク商品を企画・制作・販売することで、着物文化の良さを伝え、リメイクによる資源の有効活用の喚起を図ることを目標としています。

少し難しい説明になってしまいましたが、簡単に言うと、着物って素敵だよ、捨てるなんてもったいない!ということを若い世代が主体となって発信していくことが主な活動です!

2022年7月には「ひろしまきもの遊び」主催のイベントで実売を行い、2021年度の商品を皆さんに見ていただくことができました。

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(販売ブースの様子)

また、公式インスタグラムも開設し、学生自らが文章を書いたり、写真を加工したりして、活動について発信しています。

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(インスタグラムの画面/フォローお願いします!)

さらに、今年の商品企画についても検討し、今年の商品は「つけ衿」と「ミニポーチ」に決定!3年ぶりに行われた本学の大学祭「あやめ祭」での模擬店で販売を行いました。

当日午前中はあいにく雨模様でしたが、午後からは晴れ、在学生、地域の方、そして、オープンキャンパスも同時開催だったため、高校生にもアピールすることができました。

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(左側1番のブースで販売を行いました!)

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(ディスプレイの様子)

この日のために、制作グループ、広報グループに分かれて準備をしてきたので、終わったときには充実感でいっぱいでしたね。

その後、これまでの振り返りや今後の展開について検討をしました。今年はまだコロナ禍の影響もあり、オンラインでミーティングを行うことも何度かありました。

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(オンラインミーティングの様子)

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(対面でのミーティングの様子)

連携先である「ひろしまきもの遊び」からも、ミーティングやイベント後に講評やアドバイスなど、社会の中で実際に活動されている方からの評価をいただき、実りの多い1年となりました。

「ひろしまきもの遊び」から受講生への最終評価コメント

一年間、お疲れ様でした!
物を創って売る、という経験を通じていろんな成長があったようで大変嬉しく思います。
お金を払って買ってくださる方がいる
その方に気持ち良く、長く愛用いただくためには高いクオリティを追及していくことは当然ですが、そんな中でも「創る楽しさ」がないと、長続きしませんし良い商品にはなりませんので(よく、商品には魂が宿る、と言います)プロジェクトを楽しみながら走っていきましょう!


これらの活動を経て、活動した学生からは、視野が広くなった、「伝える力」が成長した、デザインをカタチにする力が付いた、などこれからの学びや将来に向けて得られるものがあったという声が届けられました。

来年度も色々な活動を学生主体で進めていきたいと思います。どうぞお楽しみに!

(この活動は「地域連携デザインセミナーⅠ・Ⅱ」という授業とも連動しています。授業に参加することで、卒業単位にもなりますので、活動に興味がある人はぜひ授業としての履修も検討ください。詳しくは各学期初めのオリエンテーションで説明会を行いますので、参加してくださいね!)

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前回に引き続き、生活デザイン学会学会誌編集部の学生による、あやめ祭の報告をお届けします。今回はヒノハラホールの展示、模擬店、キッチンカーについてです。

4.ヒノハラホール展示

こんにちは。学会誌編集部1年R.Sです。
当日午前は雨が降りましたが、たくさんの方がご来場くださったようです。大学祭といえば、大学生が主役かと思いきや、ご高齢の方からお子さんまで、幅広い年代の方がいらっしゃったので少し驚きました。特にヒノハラホール前のキッチンカーには長い行列ができていたのが印象的でした。

さて、私は、ヒノハラホールの1、2階の学科展示について紹介します。

1階では管理栄養学科、国際英語学科、生活デザイン学科の展示などがありました。

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(ヒノハラホール1階の様子)

国際英語学科
海外研修や海外インターンシップの紹介の展示をしていました。

管理栄養学科
資生堂と連携した肌診断が行われていました。私も肌診断をしてもらい、肌のお手入れのアドバイスをいただきました。他にもアルコールパッチテスト、朝ごはんの推進の展示などもありました。管理栄養学科の学生が来場した方々に案内をしていました。

生活デザイン学科
生活デザイン学会執行部が主催する「Zoom 私だけのシャッター」という写真コンテストの展示を行っていました。来場した人全員が、投票できる参加型の展示で、空や動物、植物など様々な部門の美しい写真を見ることができました。これについてはこちらの記事もご覧ください。

2階には、日本文化学科、児童教育学科の展示がありました。

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(ヒノハラホール2階の様子)

日本文化学科
ゼミの紹介や学生が作成した研究についてのパワーポイントの紹介の展示がありました。

児童教育学科
絵本の紹介や手作りのおもちゃ、ピカピカの泥だんごなど遊び心のあるものを展示していたり、おもちゃ作りや玉入れなどのゲームも用意したりしていて、お子様が楽しんでおられました。

他にもサークルや同好会の紹介も展示されていて、これはぜひ高校生の皆様に見ていただきたいなと思いました。

私はあやめ祭に初めて参加しましたが、学科展示を通して様々な学科の活動について知ることができました。この日はオープンキャンパスも同時開催だったので、来場した高校生もこれらの展示を見て、本学のことを知ることができたのではないでしょうか?また、この記事を通して、少しでも広島女学院大学のあやめ祭に興味を持っていただけたら幸いです。

5.模擬店、キッチンカー

こんにちは、学会誌編集部1年Y.Uです。
あやめ祭にはたくさんの出し物がありましたが、その中で私が取材させていただいたのは、アイリスカフェと模擬店とキッチンカーです。どのお店の方も丁寧に対応してくださいました。

最初は、あやめ祭実行委員主催の「アイリスカフェ」に取材をさせていただきました。

Q.カフェを出店するのに工夫した点はありますか?

A.あやめ祭がピンクのイメージなので看板や、お皿など女の子らしさが出るように工夫し、装飾の面では飾り付けも頑張りました。

とても明るく楽しそうな雰囲気のお店でした。

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(アイリスカフェの様子)

次に、模擬店の「きものリメイクラボ」に取材をさせていただきました。こちらは生活デザイン学科の学生が主催している着物リメイクプロジェクトの商品を販売していました。

Q.ディスプレイで工夫した点はどこですか?

A.お客さんに手に取ってもらいやすくなるようにつけ襟をハンガーに掛けたり、ポーチは手に取って生地を確認してもらうためにサンプルを置いたりと工夫をしました。また、試着してもらうことも想定した配置も心がけました。

お店では、つけ襟を販売の学生さんもつけていて販売の工夫が見られました。

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(お店の様子)

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(販売準備をする学生の様子)

最後にキッチンカーの「Lavi`s Kitchen(らびずきっちん)」に取材をさせていただきました。

Q.今回出店するのに工夫している点はありますか?

A.三種類あるカレーは本来、値段がバラバラですが、700円均一にして工夫をしています。

現在コロナ禍でギャップのあることをしたく、東広島市にある店舗だけでなく、キッチンカーを始め、地元である広島県の食材を使ってカレーを作っているそうです。

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(キッチンカーの様子)

3年ぶりの開催で、どのお店の方も楽しそうな雰囲気であやめ祭を盛り上げておられました!


R.Sさん、Y.Uさん、ありがとうございました。1年生の2人もしっかりあやめ祭を楽しんでくれていたようで何よりでした。

3回にわたり、学生によるあやめ祭の報告を行いました。あやめ祭はあやめ祭実行委員会という学生団体が運営をし、学科、クラブ・サークル、教職員や他大学、学外の皆さんと一緒に作り上げています。来年度はさらにパワーアップして開催されることと思います。どうぞお楽しみに!

前の記事

【学生報告】3年ぶりのあやめ祭!②

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10月28日にテレビでも話題となった、広島女学院大学のキャンパス内で、初めての試みであるハロウィンイベントという催しが行われました。

生活デザイン学科の学生がプロジェクトリーダーとなり、様々な学科、学年の学生と協力して、企画・運営したものです。そこで、生活デザイン学会学会誌編集部のT.Kさん(3年)とN.Mさん(2年)の2人が、リーダーへのインタビューと当日の報告レポートを書いてくれたので紹介します。

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<生活デザイン学科の授業の様子>

プロジェクトリーダー学生 竹内さんへのインタビュー

Q.なぜこのイベントを開催しようと考えましたか?

A.入学してからコロナ禍により大学生活で印象に残る思い出が無かったため、学生たち自らで、学校全体を盛り上げる活動をしたいと思ったからです。

Q.いつから準備を始めましたか?

A.ハロウィンイベントの発案なども合わせて8月下旬ぐらいです。

Q.イベントを企画・開催する中で大切にしたことは何ですか?

A.普段できないイベントだからこそ、とにかくハロウィンフェスタの雰囲気を楽しんでもらうことです。

Q.イベントを企画・準備・開催する中で大変だったことは何ですか?

A.1つ目は、実行委員の構成メンバーは学科学年がバラバラなので、スケジュールがなかなか合わなかったことです。オンラインミーティングを行いましたが、顔合わせが出来ず不安でした。
2つ目は、学内装飾をしたことです。空きコマを利用して、シールやその他の飾り物を学内のあちらこちらに付けることが大変でした。また、ヒノハラホール1階がフォトスポットになっており、たくさんの風船を膨らますことも大変でした。

Q.イベント開催にあたり、来年以降の目標はありますか?

A.来年も、ぜひ学生主体のイベントや季節ごとのイベントを増やして欲しいです。また、今回のようにハロウィンフェスタも継続してくれると嬉しいです。

Q.学生に呼びかけたいことをお願いします。

A.大人数で活動することが好きな人や、学校生活で達成感を味わいたい人は、ぜひイベントを主催してほしいです。初めは不安でも、学生が動けば教職員の方も支援してくださるので大丈夫です!

竹内さん、たくさんの質問に答えて下さりありがとうございました!

当日の様子

当日はキッチンカーやフォトスポット、カチューシャ貸出などがあり、ハロウィンを楽しめる工夫が多くありました。また教職員の皆さんがお昼休みには仮装をしてパレードをしており、参加し、楽しむ人が学生だけではないイベントであるところが大きな特徴です。

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フォトスポットのあるヒノハラホールの様子

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キッチンカーと学生たちの様子

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教職員による仮装パレードの様子

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学内の装飾の様子

このように学校全体を巻き込んでのイベントになり、普段とは違う1日を過ごせた人も多いと思います。
また、学外の皆様にも、広島女学院大学の魅力や自由さが伝わったのではないでしょうか...!ハロウィンフェスタは今年初めて開催しましたが、大盛況に終わりました。
私は、学生が自ら「何かしたい!」という気持ちさえあれば、実際に何でもできてしまうというところが広島女学院大学の魅力だと思います。残りの学生生活をより濃いものにしていきたいです。


T.Kさん、N.Mさん、ありがとうございました。生活デザイン学科の学生を中心としたたくさんの想いが色々な人の協力により形となり、本当に良い1日でした。

次の学生が活躍するイベントは11月13日のあやめ祭ですね!
生活デザイン学科ではヒノハラホールで教職員と学生のフォトコンテストや、ランバスホールでのファッションショー、様々なプロジェクトが模擬店を企画しています。

大学祭オープンキャンパスも開催されますので、ぜひ遊びに来てくださいね!

☆HJUきものリメイクラボ☆公式インスタグラムで2022年度のリメイク商品の情報を配信中!

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8月21日(日)オープンキャンパスで「4つのデザイン*4つのコンペ」の結果発表及び表彰式が行われました。

生活デザイン学科では衣食住の暮らしにまつわる 4 つのデザインを学ぶことができます。同時に多くの産学連携活動を実施してきました。そこで、高校生に大学での学びを紹介するとともに、その社会とのつながりを実感してもらうために、今回の 4つのコンペを実施するに至りました。記念すべき第1回に応募登録されたのは253点でした!沢山の参加をありがとうございました。

結果は以下の通りです。

A_「高校生が考える豊かさ」

最優秀賞

該当作品なし

優秀賞

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渡邉陸月 「車以外を使って移動しよう!」 広島県瀬戸内高等学校2年

審査員特別賞_生活デザイン学会賞

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佐竹佑太 「海の豊かさを守ろう~海を守るゴミ拾い大会~」 広島県瀬戸内高等学校2年

B_「キモノ→リメイク→リサイクル!」

最優秀賞

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木村心音 「夏帽子」 広島文教大学附属高等学校3年

優秀賞

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武田月姫 「玉手箱~メイクセット」 広島文教大学附属高等学校3年

優秀賞

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北岡芽愛梨 「Kimono shoes」 広島文教大学附属高等学校3年

審査員特別賞_ひろしまきもの遊び賞

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田谷瑞紀「着物とスマホポーチ」 清水ヶ丘高校3年

C_「彩りカフェの空間提案」

最優秀賞

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中垣こはる 「ゆったり落ち着くカフェ」 広島県瀬戸内高等学校2年

優秀賞

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能美俊介 「forest cafeteria」 広島県瀬戸内高等学校2年

優秀賞審査員特別賞_トータテ賞

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上田 桃歌 「しばふの中に流れる川」 山陽女学園高等部1年

審査員特別賞_トータテ賞

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田谷瑞紀 「See Through」 清水ヶ丘高校3年

D_「地域の魅力をスイーツでデザイン」

最優秀賞

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唐木田美月 「ピース・祈り」 清水ヶ丘高校3年

優秀賞

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矢上実咲 「広島といえばレモンじゃろケーキ!!」 清水ヶ丘高校3年

優秀賞

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上條 奏、福田杏夢 「See Quittetorte」 長野県松本深志高校2年

審査員特別賞_カフェ・ラスター賞

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見田雅人 「ひろしま柑橘タルト」 広島県瀬戸内高等学校2年

審査員特別賞_カフェ・ラスター賞

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藤川知佐 「Hiroshimaパフェ」 清水ヶ丘高校3年

審査員特別賞_カフェ・ラスター賞

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安西可奈 「Hirosima rassembler」 清水ヶ丘高校3年


当日は生活デザイン学会学生の進行により、最優秀賞と優秀賞は生活デザイン学科長から、協賛企業・団体による「審査員特別賞」はそれぞれの代表の方から講評とともに賞状と副賞が渡されました。

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※記念撮影のため、一時的にマスクを外していただきました。

また、大学図書館1階フリースペースでは全応募作品展を行いました。(8/21〜8/31開催)

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高校生の素晴らしいアイディア、発想に驚かされたコンペでした。
来年度もコンペの開催を予定していますので、興味を持った高校生はぜひご参加くださいね!

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2021年度から始まったひろしまきもの遊びとの地域連携プロジェクト「HJUきものリメイクラボ」からお知らせです。

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2021年度に企画検討、制作したリメイク商品のうちリバーシブルトートバッグを、ひろしまきもの遊びが主催する「ひろしま浴衣あそび2022」に参加し、以下の日程で販売します。

7月2日(土)10時~17時(完売次第終了)
場所:エンホテル広島 ロビー

※ひろしま浴衣あそび2022についてはこちらから

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販売予定のトートバッグ

今年度「HJUきものリメイクラボ」は、2021年度の商品の販売促進グループと2022年度の商品企画グループに分かれて活動しています。

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引き続き、それぞれの活動をご支援ください。

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皆さんのおうちには、着なくなった和服や古くなった帯はありませんか?

今、日本の伝統服といわれる着物、和服文化が危機的な状況にあります。日本人でありながら、着付けができない、着物のことを知らない、という若者は少なくありません。

しかし、新しい学習指導要領では和服文化について取り上げられていることもあり、改めて和服のよさや伝統文化に目を向ける機運も高まっています。

生活デザイン学科でも、着物文化を広める活動をされている方に講演を依頼したり、着物イベントに学生が参加したりしてきました。

そして、今年4月から「一般社団法人ひろしまきもの遊び」と連携し、きものリメイクプロジェクトが始まりました!

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このプロジェクトでは「ひろしまきもの遊び」に寄付された、様々な思いがこもった着物や帯、着物小物を使って、生活デザイン学科の学生が「若者向けの商品」を企画します。

4月の第1回ミーティングでは「ひろしまきもの遊び」の澤井律子さんから、これまでの活動とこのプロジェクトにかける思い、学生に求めることなどをお話しいただきました。

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この時、残念ながら参加できなかったメンバーもいたのですが、プロジェクトの名前、商品を売るためのブランド名の名前などを提案し、検討していきました。

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リメイクしたい素材をそれぞれ選び、より具体的に商品提案していきます。

商品の完成は来年春をめざしていますが、今後生活デザイン学科ニュースで経過報告もしていきます!

どんな商品が生み出されるのか、どうぞお楽しみに!

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生活デザイン学科では2019年度生活デザイン学会秋季講演会でご講演いただいた「一般社団法人ひろしまきもの遊び」澤井律子さんとのご縁から、これまでに色々と課外活動をおこなってきました。

そんな課外活動のひとつに、縮景園にておこなわれる「にわかふぇ」のお手伝いがあります。「にわかふぇ」は紅葉や梅、桜の季節に設営される、和のスイーツ・ドリンクを楽しみながら縮景園の自然を愛でることができる屋外型の和喫茶スペースです。

そちらの接客と和文化空間の創造のお手伝いを本学学生が担っています。

今年も桜の開花に合わせて「にわかふぇ」が企画され、学生がキモノを着ておもてなしをしました。

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この催しはファッションや生活文化、地域のデザインを学ぶ学生たちに特に人気の催しです。

お手伝いをしながら、大学で学んだ知識や技術を実践したり、これからのキモノ文化や日本の伝統、地域振興を考えたりするよい機会となっているようです。例えば大学で学んだ浴衣の着装実践を踏まえ、「ひろしまきもの遊び」からもご指導いただいて、学生自身でキモノの着付けをしています。

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そして、2021年4月から新たに、生活デザイン学科の学生が「ひろしまきもの遊び」とコラボして、「きものリメイクプロジェクト(仮)」を立ち上げることになりました!伝統文化とコラボしながら「伝える力」を実践的に育てる取り組みです。

この活動についても今後こちらの学科ニュースで紹介していきたいと思います。どうぞお楽しみに。

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10月30日、11月1日に旧市民球場で行われた「花れて 輪になれ えがおひろしま2020」内「ひろしまきもの文化祭」に本学科学生がボランティア参加をしました。

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新型コロナウィルス感染予防対策を十分にされた上で、広島の生産者直販の農産物や特産品の提供、ヨガ体験、ミュージシャンやパフォーマー、文化・スポーツ団体などのライブなどもあり、2日間で約7500人が来場するイベントとなりました。

本学学生は昨年度学会秋季講演会にお招きした「一般社団法人ひろしまきもの遊び」のご指導・ご協力のもと、和や着物に関わるブースの販売やイベントのお手伝いをしました。

もちろん全員着物姿です。

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当日、和装下着を使わずタートルネックカットソーやリボンタイブラウスを着たり、スニーカーを履いたりと、着物をもっと身近に、がコンセプトのカジュアルな着装だったので、学生は「こんな着こなしがあるなんて知らなかった」「きものをもっと普段から着てみたいと思った」と実体験したからこその感想を抱いたようです。

また、休憩中には他のブースの見学も行い、広島の農産物や特産品、様々な企業や団体を知ることもできました。インターネットやSNSでの出会いとはまた違う、新しい出会いもあったようです。

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11月1日には「令和モダンきものショー」がライブステージで開催され、そちらにも学生モデルとして出演させていただきました。

普段使っている帽子やカバン、スニーカーと着物を合わせた令和ならではの着こなしで、会場からも大きな拍手をもらっていました。

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新型コロナウィルスにより、色々なイベントが中止になり、活動も制限される中で、久しぶりに多くの人とふれあい、着物や地域を愛する人たちに囲まれ、またそれを広める活動に参加することができました。今度は文化や地域を発信する側として何ができるか、どんなアプローチができるかを考えてもらいたいと思います。

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なお、「令和モダンきものショー」は「ひろしまきもの遊び」のHPからご覧いただけます。どうぞご観覧ください。

<ひろしまきもの遊び「令和モダンきものショー」>

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