人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

8月20日(日)オープンキャンパスで「4つのデザイン*4つのコンペ 2nd」の結果発表及び表彰式が行われました。
このコンペは、昨年に続き2回目の開催です。

生活デザイン学科には4つのデザインがあり、その学びは多岐にわたります。
このコンペは高校生に向けて、次のことを目的に運営されています。

・本学科が行っている産学・地域連携プロジェクトの活動を、共に実施できないか
・学生とものづくりや企画・提案について、意見交換ができるのではないか
・その内容を共有できるような状況をつくりたい

今回は、応募登録数626件、そのうち7月21日の提出締切までに526作品の応募がありました。たくさんのご応募をありがとうございました。

結果は以下の通りです。

A_「豊かさ」とロゴデザイン

最優秀賞

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坂本拓磨「SAVE THE SEA」広島県瀬戸内高等学校2年

優秀賞

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原田ほのか 「美しい海と私たち」 山陽女学園高等部1年

優秀賞

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平松明莉「未来への架け橋〜SDGS HJU SAVE THE SEA~」 山陽女学園高等部1年

B_「キモノ→リメイク→リサイクル!」

最優秀賞

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髙島李々香「kimono〜手首に彩りをplus〜」 広島文教大学附属高等学校3年

優秀賞

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津田ほのか 「着物のヘアアクセサリー」 清水ヶ丘高等学校2年

優秀賞

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植木愛佳 「2wayおしゃれ着物バッグ」 山陽女学園高等部3年

審査員特別賞_ひろしまきもの遊び賞

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吉田衣舞「和柄ランドセルカバー」 清水ヶ丘高等学校2年

C_「リビングルームの提案」

最優秀賞

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有馬菜々実 「ばなな好きのためのバナナリビング」 山陽女学園高等部2年

優秀賞

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伊藤夏漣「アジアンモダンで安らぎを」 広島県瀬戸内高等学校2年

優秀賞

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上田桃歌 「あまい香り&あまいパンルーム」 山陽女学園高等部2年

審査員特別賞_トータテ賞

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植木愛佳 「令和浪漫」 山陽女学園高等部3年

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上松千帆 「Ideal Living Room」 清水ヶ丘高等学校3年

D_「地域の魅力をスイーツでデザイン」

最優秀賞

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植木愛佳 「紅葉谷ケーキ」 山陽女学園高等部3年

優秀賞

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見世天音「Souhaite la paix」 清水ヶ丘高等学校2年

優秀賞

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高橋翼 「いつくしま夕焼けパフェ」 広島県瀬戸内高等学校2年

審査員特別賞_カフェ・ラスター賞

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森緋彩 「広島ぎゅっとケーキ」 山陽女学園高等部3年

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玉井悠斗 「ひろしまフルーツミルフィーユ」 広島県瀬戸内高等学校2年

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二岡里緒 「折りしゅるクリーム」 広島文教大学附属高等学校2年

当日は生活デザイン学会学生の進行により、講評とともに賞状と副賞が渡されました。

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その後、大学図書館1階フリースペースに移動し、応募作品展を鑑賞し、記念撮影を行いました。
4つのデザイン*4つのコンペ応募作品展は8/21〜9/13まで開催中 開催時間は大学図書館の開館時間に準じます。)

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受賞した作品だけでなく、それぞれの応募作品から選抜されたものが披露されていますので、ぜひ見に来てください。
また、来年度もコンペの開催を予定していますので、興味を持った高校生はぜひご参加くださいね!

学科の授業や学生生活の様子については学科公式インスタグラム学科公式ツイッターでも発信しています。ぜひご覧ください。

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インテリア・住居・建築領域

現在大学は前期が終わり、9月下旬まで長い夏季休業期間となっています。ですが、7月末から8月上旬にかけては様々な授業で試験が行われたり、レポート課題が出されたりしました。

実習の多い生活デザイン学科では課題の講評会も行われます。「住居・建築設計実習Ⅳ」の授業で第2課題の講評会があったのでその様子を見てみましょう。


第2課題の設計内容は、「メディアセンター」でした。
広島市にある袋町公園周辺を敷地として設定し、既存施設や利用する人々との連携、袋町公園との関係などを考えながら図書館+αであるメディアセンターを設計していきます。

選ばれた数名の学生が発表を行い、授業担当の窪田勝文先生、細田みぎわ先生より講評をいただきました。

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<学生作品>
この作品は、三日月形の
二つの半屋外空間が特徴的な作品です。
「出会いが広がる場所」というコンセプトのもと、
集合場所の目印となるように設計されています。

「住居・建築設計実習Ⅳ」の授業はこの第2課題の講評会で終了しました。後期からは新たに「住居・建築設計実習Ⅴ」が始まります。1年生後期から続いてきた設計実習最後の科目になるので、これまでの実習で学んだことや自身の考えを十分に設計に落とし込んでいきましょう。


建築士課程の特設HPが開設されました。カリキュラムや学びの特徴、これまでの受賞実績などがまとめられています。
ぜひご覧ください。

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生活プロデュース領域

生活デザイン学科では中学校・高等学校の家庭科教員免許の取得が可能です。免許取得をめざす学生は、教職科目以外に、課外で勉強会や交流会に参加しています。今回は在学生だけでなく、OGも参加した研修会の報告が届いたので紹介します。


こんにちは!学会誌編集部3年N.Mです。
私は、8月上旬に行われた「アイリス家庭科教免の会研修会」に参加ました。今回はこの会について紹介します。

研修会は「持続可能な社会のつくり手を育てる家庭科教育」と題し、OGも含めた交流も含めて行われました。講師には東京都立高校で家庭科教員をされている石倉栄子先生を講師としてお招きしました。前半は模擬授業体験、後半はワークショップ形式で、家庭科の授業の進め方や家庭科教員としての働き方について質疑や意見交流を行いました。

この研修会に参加して私が印象に残ったのは「アルプスの少女ハイジ」を教材として家庭科教育について考えを深めたことです。
研修会では「アルプスの少女ハイジ」を視聴し、4人程度のグループに分かれ、内容についての意見交換ののち、全体での共有を行いました。これを3回繰り返しました。私は家庭科とハイジは無縁のように感じていたのですが、意見交流や石倉先生の解説を聞いていくうちに実は、貧困・経済格差、健康・食生活、環境、人身売買、女性労働などの観点から考えると家庭科教育と深く結びついていることを知りました。
また、石倉先生には教材として「アルプスの少女ハイジ」を活かす方法だけでなく、この教材をどのようにシラバスを組み入れればよいか、試験や評価はどう行ったかなどの実践的なことも教わり、今後の家庭科教育に活かせる知識を習得できました。

①ハイジを視聴する様子.jpg
ハイジを視聴する様子

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模擬授業の様子

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グループ討論の様子

ワークショップでは持続可能な社会のつくり手を育成ために私たちができることも全体で話し合いました。また、参加された現役の家庭科教員の先輩方が抱える悩みや仕事への向き合い方、やりがいを聞くこともでき、教員として働く実状を生で知る貴重な時間となりました。

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全体での話し合いの様子

今回の研修会に参加して、先輩方のお話から、卒業後家庭科教員になったとき、学校によっては家庭科教員が1人しかおらず、家庭科教育に携わる方との交流は減ることもあるため、大学生のうちに学年を超えた交流会や勉強会に進んで参加して、先輩や後輩、他学科の仲間とのつながりを作っていこうと思いました。

また、「家庭科」の学びそのものは自分の実生活にも役立つので、一般企業に就職したいと考える学生、高校生も、家庭科教員免許取得をめざして、ぜひ勉強会や「アイリス家庭科教免の会」に参加してみるといいと思いました!


N.Mさん、報告ありがとうございました。少しずつ、学外の方やOGとの交流が復活してきました。これからもぜひ色々な経験を積み、視野を広げてもらえればと思います。

生活デザイン学科では家庭科教免取得希望者と取得者の双方を応援するため、「アイリス家庭科教免の会」の特設HPを開設しています。月1回程度更新を行い、受験生や在学生向けに教職課程での学びの様子や、就職実績、OG向けの学外講習会や教材情報なども掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

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