長い間海外への研修に制限がありましたが、今年度から生活デザイン学科では海外研修が復活します。
建築士課程では「ライフキャリア特別セミナーⅠa」という授業で、韓国への建築見学実習が行われます。先日、事前学習と保護者説明会が行われたので、その様子をご紹介します。
事前学習では窪田勝文先生から見学予定の建築について説明していただきました。今回の見学では下記7つの建築を訪れる予定です。
■アモーレパシフィック新本社屋(amorepacific headquarters) / david chipperfield architects
■リウム美術館(Leeum, Samsung Museum of Art) / Jean Nouvel, Mario Botta, Rem Koolhaas
■ミメシスアートミュージアム(Mimesis Art Museum) / Álvaro Siza
■DDP東大門デザインプラザ(Dongdaemun Design Plaza) / Zaha Hadid
■梨花女子大学校(Ewha Womans University) / Dominique Perrault
■ソウル大学校美術館(Seoul National University Museum of Art) / OMA
■Saya Park Art Pavilion / Álvaro Siza and Carlos Castanheira
各自で予習を行い、見学する建築についてのより深い知識を身につけていきます。
保護者説明会では、渡航の日程や危機管理、事前の注意事項などについて説明をしました。
いよいよ今月末に迫った韓国建築見学ですが、見学する建築についての事前学習はもちろん、忘れ物などがないようにしっかりと準備をして臨みましょう。
「住居・建築設計実習Ⅲ」や「住居・建築計画学Ⅲ」の授業等を担当されている窪田勝文教授監修の腕時計が発表されました。
「MONOLITH」と名付けられたこの時計は黒を基調として作られており、ミニマリズムの中に人間と自然とを寄り添わせる美しさや強靭さを持ち合わせたデザインになっています。
「MONOLITH」公式サイト
生活デザイン学科は「生活プロデュース」「被服・ファッションデザイン」「インテリア・住居・建築デザイン」「地域デザイン」の4つの領域に分かれています。
建築デザイン領域で主な授業を担当されている窪田先生ですが、今回の発表にあるようにご自身の専門分野外の領域であるファッション分野でもご活躍されています。
本学科では、他領域の科目も履修できるため専門分野以外のデザインも学生の興味次第で学ぶことができます。いろいろなデザインを学び、窪田先生のように自身の専攻する分野以外でも活躍していきましょう。
こちらのサイトでは、窪田先生が過去に設計された建築作品や、受賞歴、他の雑誌への掲載情報を見ることができます。
また、建築士課程学生の幅広い活躍はこちら ↓ の記事もご覧ください!
G7広島サミット配偶者プログラムユニフォームデザイン実用化!
広島市内にある「おりづるタワー」の建築見学実習を行いました。おりづるタワーは、1978年竣工のオフィスビルを2016年に改修した建物です。
今年3月にオープンした「ひろしまゲートパーク」に集合し、建築と周辺環境の関係性や相互作用を確認するとともに、シークエンスの展開を体感しながら見学していきます。
また、最上階の最上展望では、素材や空間構成、ディティール(細部)などを確認し、レポートとして仕上げていきます。
おりづるタワー入口
屋上展望台
12階 おりづる広場
折り鶴もきれいに折ることができました!
学生の感想
展望台に上ったときにとても視界が開けていたので360°景色が見渡せているのではないかと錯覚した。(Mさん)
本学科建築士課程の特徴の1つに、街に近い立地を活かし、建築現場を実際に体験することがあります。広島市内は住宅や公共の建物はもちろんですが、世界に誇る平和に関する建築物もあります。
そういった思いのこもった建築物を見ることで、自分自身の建築への思い、考えをはぐくむことができます。
建築士課程については、特設HPもご覧ください!