人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

生活プロデュース領域アーカイブ

生活デザイン学科は4つのデザイン領域を広くも深くも学ぶことができる、一人ひとりに寄り添った学びを重視する学科です。また、学びを深めることでキャリアにつながる9つの国家資格・免許の取得を支援する課程を設けています。

今回紹介するのは教職課程(中学校・高等学校 家庭科)と学校図書館司書教諭課程です。

本学科では、所定の科目を履修し、成績条件をクリアすると、4年次に教育実習に行き、卒業時に中学校、高等学校の家庭科教員免許が取得できます。

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(教育実習の様子 上)高校 下)中学)

取得単位数の違いで中学と高校の両方あるいは、どちらか一方を取得でき、本学科では両方取る学生が多いです。
「家庭科」の学びは自分の実生活にも役立ちますし、教職の学びは一般企業での指導的立場において活用もできると思えば、頑張りがいのある免許ではないでしょうか?
そんな免許を取得したい、キャリアに活かしたいという学生を支援するため、大学では学科(※)、学年を超えた勉強会や交流会、相談会を企画し、運営しています。

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(教職課程勉強会(模擬授業)の様子 2022年度は調理実習模擬も再開)

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(交流会ではOGも一緒に宮島に行き、もみじ饅頭手焼き体験を行いました!)

課程で学ぶ学生の実績や勉強会の様子は受験生、在学生、卒業生向け情報サイト「アイリス家庭科教免の会」で発信しています。
昨年度の免許取得学生の就職率は100%でした。教員になった学生も、一般企業に就職した学生もいます。一般企業に就職した後、教員を目指したい、というニーズにも対応しています。

また、教職課程を履修する学生は、プラス5科目で図書館司書教諭の資格を取ることもできます。図書館司書教諭とは、小中高等学校の学校図書館で、児童、生徒の図書をはじめとしたあらゆるメディアの活用をサポートする教員で、学科には実際に高校で司書教諭として働いたことがある教員もいるので体験談を身近に聞くことができます。

どれも一度取得すれば一生使える免許・資格です。多様な社会を自分らしく生きるために、一緒に取得を目指しませんか?

生活デザイン学科について知りたい人はぜひオープンキャンパスにおいでください!お申し込みはこちらから!

また、学科の授業の様子については学科公式インスタグラム学科公式ツイッターでも発信しています。ぜひご覧ください。

※教職課程(中学校・高等学校 家庭科)は管理栄養学科にも設置されています。

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生活プロデュース領域

2022年12月13日の記事でご紹介した、西條鶴醸造株式会社との産学連携プロジェクト「アートラベルデザインプロジェクト」の日本酒が今年も早々に完売を迎え、その売り上げの一部を2023年2月21日に中国新聞社会事業団を通じ、子ども食堂応援資金として寄付しました。中国新聞に掲載されたのをご覧になった方もおられるかもしれませんね。

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アートラベルデザインプロジェクト広報担当学生と関係者の皆様

今回は、販売促進活動メンバーによる、動画の作成や、酒商山田幟町店での販売のお手伝いもさせていただきました。

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(クリックすると販売促進動画が流れます!音声注意!)

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動画撮影のため、メンバーは東広島へロケハンに行きました

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酒匠山田幟町店での販売会のお手伝いの様子

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クリスマスイブだったので(?)サンタさんも買いに来てくださいました!

生活デザイン学科の学生がデザインしたラベルをイメージした、西條鶴醸造株式会社の醸造酒は毎年味が異なり、毎年楽しみにしてくださる方もいらっしゃるとのことでした。

引き続き、デザインと地域、社会に貢献できるアートラベルデザインプロジェクトをよろしくお願いします!


学科では様々な活動や授業を行っています。特に学生主体の実習が盛りだくさん!どんな風に取り組んでいるかがわかる公式インスタグラム公式ツイッターもぜひフォローください!

3月21日は春のオープンキャンパス!在学生が課外活動についてのプレゼンを行います!
来場者には学科オリジナルグッズを進呈!学科イベント参加者にはプチスイーツもあります♪ぜひ参加申し込みを

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2021年4月から始まったHJUきものリメイクラボ、2022年度の活動もそろそろ終わりが見えてきました。

この活動は日本の伝統文化の一つである着物文化が衰退しつつあること、また大量の着物が廃棄されていることを課題ととらえ、一般社団法人「ひろしまきもの遊び」と連携して始まったプロジェクトです。廃棄物を減らす、という観点はSDGsともかかわっており、この活動では若者向けのきものリメイク商品を企画・制作・販売することで、着物文化の良さを伝え、リメイクによる資源の有効活用の喚起を図ることを目標としています。

少し難しい説明になってしまいましたが、簡単に言うと、着物って素敵だよ、捨てるなんてもったいない!ということを若い世代が主体となって発信していくことが主な活動です!

2022年7月には「ひろしまきもの遊び」主催のイベントで実売を行い、2021年度の商品を皆さんに見ていただくことができました。

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(販売ブースの様子)

また、公式インスタグラムも開設し、学生自らが文章を書いたり、写真を加工したりして、活動について発信しています。

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(インスタグラムの画面/フォローお願いします!)

さらに、今年の商品企画についても検討し、今年の商品は「つけ衿」と「ミニポーチ」に決定!3年ぶりに行われた本学の大学祭「あやめ祭」での模擬店で販売を行いました。

当日午前中はあいにく雨模様でしたが、午後からは晴れ、在学生、地域の方、そして、オープンキャンパスも同時開催だったため、高校生にもアピールすることができました。

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(左側1番のブースで販売を行いました!)

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(ディスプレイの様子)

この日のために、制作グループ、広報グループに分かれて準備をしてきたので、終わったときには充実感でいっぱいでしたね。

その後、これまでの振り返りや今後の展開について検討をしました。今年はまだコロナ禍の影響もあり、オンラインでミーティングを行うことも何度かありました。

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(オンラインミーティングの様子)

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(対面でのミーティングの様子)

連携先である「ひろしまきもの遊び」からも、ミーティングやイベント後に講評やアドバイスなど、社会の中で実際に活動されている方からの評価をいただき、実りの多い1年となりました。

「ひろしまきもの遊び」から受講生への最終評価コメント

一年間、お疲れ様でした!
物を創って売る、という経験を通じていろんな成長があったようで大変嬉しく思います。
お金を払って買ってくださる方がいる
その方に気持ち良く、長く愛用いただくためには高いクオリティを追及していくことは当然ですが、そんな中でも「創る楽しさ」がないと、長続きしませんし良い商品にはなりませんので(よく、商品には魂が宿る、と言います)プロジェクトを楽しみながら走っていきましょう!


これらの活動を経て、活動した学生からは、視野が広くなった、「伝える力」が成長した、デザインをカタチにする力が付いた、などこれからの学びや将来に向けて得られるものがあったという声が届けられました。

来年度も色々な活動を学生主体で進めていきたいと思います。どうぞお楽しみに!

(この活動は「地域連携デザインセミナーⅠ・Ⅱ」という授業とも連動しています。授業に参加することで、卒業単位にもなりますので、活動に興味がある人はぜひ授業としての履修も検討ください。詳しくは各学期初めのオリエンテーションで説明会を行いますので、参加してくださいね!)

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