人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

インテリア・住居・建築領域アーカイブ

インテリア・住居・建築領域

建築士課程の授業である「構造力学Ⅱ」でも「街に出る授業プログラム」を実施しています。
今回はどこへ行ったのか、実習アシスタントのYさんにレポートしてもらいました。


構造力学Ⅱの学外実習で、建設途中のマンションへ見学に行きました。

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企業の方からこの建築の説明を聞きました。

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建設現場用のエレベーターに乗って屋上へ。

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足場に注意して見学しました。

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学生は配筋検査を体験していました。本数に間違いはなかったようです。

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実際の図面なども見せていただくことができ、お話を聞くこともできました。
普段であれば、体験することのできないことを体験できるのは学外実習ならではです。
実際の体験から文字では学べないことが学べているといいですね。


Yさん、報告ありがとうございました。実物大の建築物を見ることで、また模型作りのアイディアも浮かびそうですね。

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インテリア・住居・建築領域

生活デザイン学科の建築士課程ではデザインに特化した住居・建築設計実習が特徴的な授業の一つです。
2年生で履修する「住居・建築設計実習Ⅱ」の第2課題の講評会の様子が、実習アシスタントのYさんから届きましたので、ご紹介します。


今回の設計内容は、小空間の設計です。
設計内容は、広島女学院大学に訪れた時に一番初めに出会う建築である、守衛所とその周辺を設計する、というものです。
現在の守衛所のサイズ(約4.75m×3.0m)を参考にしながら、必要な機能を入れて、自由な発想で設計しました。

この課題では、ランドスケープも含めて設計を行うため、学生は多くのことを考えなければなりませんでした。
芝や、コンクリートなど、特徴のある素材をどう表現するか、とても考えている姿が見られました。特に広い面積を占める芝は、どんな表現にするかによって全体の雰囲気が大きく変わるため非常に重要です。

前回の課題よりも短期間で製作しなくてはならなかったため、学生たちはとても大変そうでした。また、敷地が特徴のあるものとなっており、高低差があるため、模型作成の際に苦戦している様子が見受けられました。

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紙粘土を使用した模型

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芝生を表現した模型

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リメイクシートを使用した模型

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保存作品模型作品

講評会では、模型や、図面をどのように表現するべきかをそれぞれの学生が試行錯誤し、自身の納得のいくものを考え発表していました。
今回も前回と同じように、最後に次回の設計内容の発表がありました。
第3課題は「森の家・湖の家」ということで、森、もしくは湖に面した住宅の設計を行います。
次回は最終課題ですので、これまでに学んだことを次回の課題でも活用してほしいと思います。


半年の授業期間に3つの課題をこなしていくスピードに驚きますが、学生が頑張って取り組んでいる様子がわかりますね。
これまでの実習授業で選ばれた保存作品はオープンキャンパスで披露されています。写真でも迫力はありますが、ぜひ実物を見においでください。
細かなこだわりを発見するとまた面白さが見えてきますよ!

第3回オープンキャンパスは7月31日(日)、私服来場歓迎の第4回オープンキャンパスは8月21日(日)にあります。事前申し込み受付中です!

また、日曜日の来場が難しい方にはイブニングオープンキャンパスも企画しています。

高校生の皆さん、沢山のご来場をお待ちしています!

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インテリア・住居・建築領域

建築士課程の必修科目「建築材料学」にて、木質材料の破壊試験を行いました。事前に寸法や含水率などを測定した木質試料を専用の加圧試験機によって破壊することで、加圧方向による強度の違いや、樹種ごとの差異などを体感的に学んでいます。

【曲げ試験】

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【圧縮試験】

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また、普段目にすることのない各種試験機の見学を行い、身の回りの工業製品がどのような試験を経て製品化されているかを学びました。学生たちからの積極的な質疑で盛り上がり、有意義な1日になったように思います。

【疲労試験】

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【複合サイクル試験(塩水噴霧試験)】

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【家具の耐久試験】

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【シャルピー衝撃試験】

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以下、受講した学生のコメントです。


生活デザイン学科3年 H.U:

デザインや加工、評価など幅広い分野にわたって技術支援を行っていることが分かりました。また、このセンターで検証している物は私たちがよく目にするものが多く、何度も繰り返し検証を行うことで私たちが安全にそして長く使うことができていることが分かりました。

実際に試験を体験することで、数値でしか見たことがなかった力を目で確認することができ、より力学に対する理解が深まりました。また、普段は見られない機械を見ることができたことも貴重な体験の1つとなりました。


ただデザインをするだけでなく、それを支える技術や実験についての知識も深めることができたようですね。実践的な学びがまた良い作品を生み出してくれることでしょう!

建築やインテリアに興味がある人はぜひオープンセミナーを受講ください。図面を書いたり、模型を作ったり、大学生気分でデザインしてみましょう!

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