人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

インテリア・住居・建築領域アーカイブ

今年入学した1年生から、前期に受講した必修科目「キャリアプランニング」についての紹介記事が届きました。


こんにちは、学会誌編集部1年のN.Oです。この度、私が紹介する授業は、「キャリアプランニング(1年前期)」です。

この授業では、第7回の授業から学科の特徴をまとめ、各自でポスター作成を行い発表しました。このプログラムは、学科の特徴を具体的に知り、見る人に向けて分かりやすく紹介するポスター作成を行い、これからの自分の成長に活かすことがねらいです。

今回は私が一番印象に残っている学生のポスターを紹介します。

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こちらのポスターを作成したのは、生活デザイン学科1年の坂田あゆみさんです。

教職課程の履修を考えていた坂田さんは、「なりたいの味方 〜家庭科教員になりたい!〜」というキャッチコピーで制作を行い、4年間の学びの流れと授業紹介をポスターにまとめました。

このポスターを作る際、黒板のように見せるために、周りを黒で囲ってみるなどの工夫をしたそうです。苦労したことは、白いボールペンで文字を書く際に、色が上手く写らないことや、細かくて見えにくいため、上から何度も文字を重ねなければならないことだそうです。

家庭科教員ということから、ポスターを黒板のようにデザインをしている発想がとても素晴らしいと思います。斬新なデザインであり、教職課程の授業が簡単に説明されていて、分かりやすくて、見ている人を惹きつける素敵なポスターだと感じました。

坂田さんが今回作成したポスターで伝えたかったことは、「女学院は教職のカリキュラムが充実していること」だそうです。ポスターを通して女学院の良さをたくさんの人に発信できたのではないでしょうか。

坂田さんの他にも、女学院の良さを伝えるために多くの学生が詳しく女学院についての情報をまとめ、ポスターにまとめていました。自分が通う大学について詳しく学ぶことで、今後の自分のビジョンが見えたのではないでしょうか。これからの学生生活が楽しみです。


N.Oさんありがとうございました。記事を書いてくれたN.Oさんに、他に印象に残っているポスターはありますか?と聞いたところ、次の作品も推薦してくれました。

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「インテリア・住居・建築デザイン領域のあれこれ!」
石井まるみさん

背景や文字の色にメリハリがあり、また手書きのイラストもとてもかわいらしいですね!

この授業では働くことについての講義や、就職活動を終えた4年生や社会で活躍する卒業生のお話を聞く回などが前半にあります。そして、後半に自分の興味のあるキャリアについて調べ、自分のキャリア観を育成するだけでなく、人に視覚的に説明するという「伝える力」も育成しています。

様々な領域がある生活デザイン学科だからこそ、色々な考えに触れることができ、多様なキャリアをみなさんと描いていきたいですね。

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インテリア・住居・建築領域

牛田住宅情報スクエア[アスタ]で「夢の住まいづくりアイデア展」が10/2(土)〜24(日)、開催されています。本学の学生の2作品が、審査員特別賞を受賞しました!

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これは、牛田住宅情報スクエア[アスタ]の開設20周年を記念したコンペで、広島県内で住まいや暮らしについて学ぶ3大学(本学・近畿大学・広島工業大学)の学生作品12点(入賞作品を含む)の展覧会となりました。

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牛田住宅情報スクエア[アスタ]と展覧会場の様子

作品は、中国新聞社の特設HPに掲載されています。

本学では、建築士課程の必修科目「住居・建築設計実習Ⅳ」の課題として取り組み、全作品21点の中、厳選された4点を出展しました。それでは、出展作品を紹介しましょう。

<審査員特別賞>「樹をいだく家」小川采音さん/福本玲奈さん/今田乃愛さん

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<審査員特別賞>「川辺の家」迫明日香さん/八城絢香さん/銭谷和奏さん
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「かこまれた家」隅田祐さん/山上遥菜さん/山川未夢さん

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「Sechs」川崎陽菜さん/江上さくらさん/宮脇菜々子さん
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本学科の建築士課程では、実習等の授業で日々、建築や空間のデザインに励んでいます。コロナ禍において、実際の建築作品を展示する機会は減っていますが、今回、広島県住宅産業三団体協議会のご協力により実現しました!
10/24(日)まで、住宅展示場である牛田住宅情報スクエア[アスタ]のセンターハウスに展示されていますので、興味のある方はぜひ見に行ってみてください。

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インテリア・住居・建築領域

建築士課程の必修授業「建築材料学」において、材料の圧縮破壊試験を行いました。

写真1.jpg建築材料学は、建築に使用される材料の特性について学ぶ授業であり、座学だけではなく、学内にある試験機を用いた各種実験を行っています。
今回の材料実験では、コンクリートの供試体に200kN(およそ20トン)ほどの荷重を載荷し、崩壊時の荷重測定、ひび割れが入る様子の観察をしています。

写真2.JPG建築材料学では、他にも木材や鉄筋の破壊試験、構造骨組みの作成など、建築に関わる材料の特性を体感できる機会が多数あります。

以下、受講した学生のコメントです。

生活デザイン学科3年 A.Y:
コンクリートは我々にとっては身近であり、何年も前から人間たちを支えてきた重要な材料です。そのコンクリートを安全に使用するためには、必ず実験をしなければなりません。日常生活でコンクリート製の製品や建築をよく見ますが、壊れていたり、ひび割れていることはめったにありません。それは、専門家や技術者の方々が何度も試験を行ってより安全なコンクリートの製品を作っているからです。今回の圧縮破壊試験では、コンクリートの性質を知るための大事な実験の一部を行うことができました。破壊試験と聞いていたため、コンクリートが激しく飛び散る様子を想像していましたが、実際は加圧をしてどれくらいでひび割れを起こすか見るという内容で、壊れるのはほんの一部だけでした。破壊することはもったいないと思っていましたが、壊すことで発見できることもあり、良い経験になりました。

生活デザイン学科3年 A.S:
コンクリート破壊実験という普段経験できない実験が出来たことは光栄に思います。RC造の荷重のかかり方を倍速で見ているようで、ゆっくりひび割れが入っていく様子が見受けられました。

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