人間生活学部 児童教育学科 ニュース

子どもチャレンジラボ

7月3日(日)に森のようちえんの活動をしました。
今回は1,2年生7名が企画運営し、11名の子どもたちとその保護者が森の散策を楽しみました。

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途中の広場では「風を感じる」をテーマに、風車とパラシュートを使って遊びました。

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午後からは「夏祭り」をテーマに、まつぼっくりすくいやしゃぼん玉遊び、水遊びをしました。子どもたちは、水に浮くまつぼっくりをじっくり眺めたり、ポイを使ってたくさんすくうことを楽しんでいました。

保護者の方は「2年間、夏祭りが中止になっていたので子どもとの夏祭りの思い出が止まっていました。今日、久しぶりにその雰囲気を楽しむことができました」とおっしゃっていました。

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活動を終えた後、さっそく活動の振り返りをしました。周囲の状況を把握して参加者の安全を確保すること、子どもたちの発想で多様な遊び方ができる遊びを準備すること、また、メンバーで協力し合って役割分担して準備することが課題として挙がりました。次回の活動へつなげていきたいと思います。

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6月29日(水)に、2022年度の春季児童教育学会総会と講演会が催されました。
総会の議事内容は、2021年度活動報告や2022年度活動計画、決算予算及び役員の承認などがありました。

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学生による進行

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学生役員

続いて春季講演会として、筒井勝彦監督の「こどもこそミライ」という映画を上映しました。
1・2年生、3・4年生に分かれ、一堂に会して鑑賞しました。
保育士、幼稚園教諭、小学校教諭をめざす学生にとって、3つの保育の姿を率直に伝えるドキュメンタリー映画は、心動かされる体験になりました。

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映画の一場面

また、映画鑑賞後には、筒井監督に遠隔からトークタイムをとっていただき、感想を伝えたり質問に答えていただいたりしました。

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筒井勝彦監督

120人以上の学生から寄せられた感想文から、一部感想を紹介します。


複数の幼稚園の特色ある取り組みをリアルな視点から観察することができる映画で、とても多くのことを学ばせていただきました。1番印象に残ったのが円になって心のもやもやを互いに話し合う様子で、保育者は子どもの話の展開や発言をさり気なくサポートしていて、それだけでも高度なことなのに、時には子どもだけで話すよう促すその大胆さに感銘を受けました。(3年)

子どものミーティングがあることで、子どもどうしで相手の気持ちを考え合うことができ、自分の気持ちを言葉にしようとすることで、様々な思考力を養えると思った。 また、障害のある子どもも、そうでない子も共に支えながら成長することで、偏見や差別がなくなり、温かい心が育っていくと思った。(2年)

子どもたちにどう育ってほしいかを大人が押し付けるのではなく、子どもが主役で子どもの姿ありのままを受け止められる人になりたいと思いました。また、禁止ばかりするのではなく、活動をすることで子どもたち自身で危ないところの判断をできるようになることが大切だと思いました。(1年)


児童教育学会の学生は、場所の確保、機材の準備、座席指定などの会場設営及びちらしやポスターの制作などの広報活動、司会や機器操作、監督や情報管理職員とのやり取り、当日の司会原稿や配布物、学会誌編集等の役割を果たして、また一つ大きく成長した姿を見せてくれました。

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役員と学科教員

これからは3年生が主体となって秋の講演会を創っていきます。

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今年も、初等教育実習の訪問指導で訪問させていただいた幼稚園で、生き生きと活躍している卒業生の素敵な笑顔に出会うことができました。

この4月に夢を叶え、幼児教育の現場に立って約2ヵ月と少し、元気いっぱいの子どもたちと日々奮闘しているその姿は、とても生き生きとして美しく、わずかな間に社会人の顔になった彼女の瞳はきらきらと輝いていました。

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実習生の姿に1年前の自分を重ね、感慨もひとしおの様子。実習生もまた、先輩たちの姿に良い刺激を受け、モチベーションが高まっています。

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クラスの子どもたちに囲まれているその姿には、子どもたちとの確かな絆が垣間見え、実に頼もしく感じました。これから、子どもたちと共に歩みながら、保育者としてますます豊かに成長していってくれることと思います。経験を重ねていく中でさらに磨かれて、彼女の夢と保育者としての可能性が、ますます大きく花開いていくことがとても楽しみです。

最後になりましたが、児童教育学科卒業生の和田奏愛先生と、写真撮影ならびに掲載をこころよく許可してくださいました、焼山こばと幼稚園の園長先生をはじめとする教職員の皆様ならびに園児の皆様に、心より感謝致します。

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