人間生活学部 児童教育学科 ニュース

児童教育学会は、学科の学生・卒業生・教職員が、幼児・児童に関する研究を行うことを目的としている学会で、毎年講演会や研修会、学会誌の発行などを行っています。
3年生、4年生の学生役員を中心に、1年生、2年生も企画運営に参画し、先生方や各課、外部とのやりとりにも関わって企画運営の実践力を鍛えています。

今年度の学会講演会は、6月29日(水)に前期の講演会として映画『こどもこそミライ』の自主上映会を行うことになりました。
上映後には筒井勝彦映画監督によるトークタイムも設けられています。
今回は学会員限定の参加ですが、オフィス・ハルを通して、各団体で鑑賞可能です。下の写真は、映画のプレスシートより、映画の内容を紹介したものです。

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写真①映画の内容

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写真②解説

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写真③学生の作成したちらし

映画について、より詳しく知りたいかたはこちらをご覧ください。
https://kodomokosomirai.officehal.net/

現在、29日の学会講演会に向けて、リハーサルができるように準備を整えているところです。
映画上映後の学生レポートも発信しますので、楽しみにしていてください。

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2022年3月、児童教育学科山下京子教授が、長年にわたる保育士養成事業への多大なる貢献に対し、一社)全国保育士養成協議会より、表彰を受けました。

山下教授は、25年の長きにわたって山口・広島両県の保育士養成に携わって来られました。専門の臨床心理学の知見を活かし、保育士のカウンセリング・マインドの育成、絵本を用いた臨床心理学など、特色ある講義や演習により学生たちの保育者としての専門性を高めてきました。また、障がい学生高等教育支援室の初代室長として、学生のニーズに応じた支援方法・体制を確立し、バリアフリー教育の精神を大学内に浸透させ、誰でも学びやすい学習環境を創り出すことに多大な貢献をなさいました。

表彰に寄せた山下教授のメッセージを一部ご紹介します。
子どもの心の声を聴くことのできる保育士を養成したいという思いで、保育士養成校での授業を担当してきました。子どもの心の声を聴くことは、心のケアにつながると考えているからです。とくに災害時には、心のケアは非常に重要だと言われています。阪神淡路大震災や東日本大震災における保育士の方たちの子どもに寄り添う献身的な働きが、子どもの心のケアに多大な貢献を果たしたことはよく知られています。子どもの心の声を聴くことは、子ども主体の福祉を推進する上でも重要だと考えています。」

山下教授の教えを胸に、これからも「子どもの心に寄り添う」保育者・教育者の養成に奮励してまいります。

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子どもチャレンジラボ

5月8日(日)に、2022年度第1回の森のようちえんの活動をしました。
5家族9名の子どもたちとその保護者が参加し、森の散策と制作活動を楽しみました。
はじまりの会で絵本『わたしのワンピース』のお話を楽しんだ後、森へおでかけです。森では小さな花を見つけたり、虫やカエルに出会ったり、まつぼっくりを拾ったりしました。

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森の散策、出会いがいっぱい

広場に着くと、森で集めたものをワンピースの形の画用紙に貼って「森のワンピース」を作りました。

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お手伝いすることありますか?

森のようちえんに初めて参加した児童教育学科1年生のK.Tさんは、「子どもたちと一緒に過ごすことで、どのように関わっていくとよいのかが分かりました。子どもたちの『やりたい』を受けとめて関わることで、子どもたちは制作に没頭し、完成した時は充実した笑顔を見せてくれました」と、感想を述べていました。

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森のワンピース、できました!

次回は7月3日(日)、学生たちが企画運営をした活動をする予定です。

次の記事:第2回の森のようちえん活動をしました

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