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Study Abroad 私の留学体験談

勝部 友夏 国際英語学科 GSEコース(3年) 島根県立松江北高等学校出身
留学先:テネシー大学マーティン校
    (アメリカ)
※学年は取材時のものです

変化とチャレンジを恐れず 自分自身を追求していく

留学を決めたきっかけは?
A.高校生のとき、2週間ほどアメリカへ留学し、ホームステイを経験しました。その際、ホストファミリー同士が話している会話がまったく理解できず、自分の感情がはっきり伝えられないもどかしさを感じました。
ずっと自分自身に自信を持てず、“自分を変えたい、チャレンジしたい”という思いを体現できる場所はやはり留学をでした。
広島女学院大学を選んだのは、高校の担任の先生から薦められたから。英語でのコミュニケーションが好きな私に、英語で授業を受けられるGSEコースの魅力を教えてくださいました。実際、授業では英語を使ってプレゼンテーションを行う機会が多く、自分の意見や考えを、スライドを使いながらわかりやすく伝える方法まで学びます。多方面から物事を考える力がつけられ、もちろん留学時の自信にもつながりました。成長できるチャンスの多い学科での学びは、とても良い環境だと感じています。
留学中に良かったこと、苦戦したことは?
A.幸運にも、渡米後1週間で気の合う友だちができました。彼女とはほぼ毎日会ってカフェに行ってコーヒーを飲んだり、ハロウィンパーティをしたり、とても濃い時間を過ごせました。
特に、毎晩遅くまで図書室に残って一緒に勉強をする合間に、好きな音楽を聴きあったり、たわいもないことを語り合ったりする時間は、私にとって忘れられない思い出に。
また、自然豊かなキャンパス内は、悩んだときやリラックスしたいときの散歩やひと息に最適な場所。平日は大勢の人が行き交いますが、土日になると人通りが少なく静かになるため、読書などひとり時間を楽しむことも。海外ならではの雰囲気や、日本とは違う景色の楽しみ方など、どれもとても良い思い出です。
留学をはじめ、日々の成長や変化について実感したことは?
A.GSEコースはもちろん、留学をした際も、英語のみという環境に長くいたことがなかったことから、自身の英語力不足に悩んだ一年間でした。その中で意識していたのは、“ほかの人と比べすぎないこと”。自分にできる最大限のことをしようと思えるようになったと実感しています。
今は、授業の中で発言したこと、チューターの先生と会話したこと、日常で起こる出来事すべてに、小さな達成感を感じています。逆に、ささいなことでも常にがんばろうという向上心も持てるようになり、学びや知識が広がることへの関心がますます高められています。
授業以外で充実していたこと、印象的なことは?
A.交換留学を申し込むにあたって、TOEFL-ibtを受験し、61点以上を取得する必要がありました。TOEFL-ibtは4つの技能が測定されるため、すべてにおいて満遍なく力をつけなければなりません。
特に苦手だったリーディングに関しては、TOEFL専用の参考書を使用しながら、短文を読んで問題に答えるという練習を繰り返し、読解力を鍛えました。この努力も含んだ一連の留学という体験で、苦難を乗り越える力がつくなど、大きく成長できたと思っています。
また、オリエンテーションキャンプのリーダーとしても活動していますが、企画考案や課題点の解決など、悩みや製作の大変さも含めて、とても充実した時間が過ごせています。
卒業に向けての目標を聞かせください。
A.今はまだ、はっきりとした将来の夢は持てていません。だからこそ在学中は、自分とはどんな人間なのかを知ることができるよう、何に興味があって、そのために何をしたいのか、授業や学内の活動を通して学びたいと思っています。
その中で達成感や、ときには失敗を経験しながら自分自身を知っていく過程を大事にしたいです。ただ、卒業後は、好きなインテリアやデザインなどの分野と英語を掛け合わせた職に就きたいと考えています。
大学生になってひとり暮らしを始めた私ですが、こんなふうに前向きになれたのは、チューターの先生方の存在があったから。頼りがいのあるサポートを支えに、これからも一歩ずつ歩みたいと思っています。

在校生へのメッセージ

広島女学院大学は、自分を変えるチャンスを何度でもつかめる場所です。高校生の頃は、自分の力でできないことが多すぎて、限られた時間で与えられたことをこなすだけでした。でも、大学生になると自分の時間が増え、その中で先生や職員の方々のサポートを受けつつ、留学したいという目標を叶えられました。新たな自分を見つけるためにも、チャンスがあれば、ぜひ多くの人に留学を体験してもらいたいです。