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公開セミナー

「広島女学院大学公開セミナー」は、大学学術研究の成果を公開することで地域の皆様の知的探求心におこたえし、地域社会に貢献することを目的に、毎年秋にシリーズで開講しています。

2021年度(第38回)広島女学院大学公開セミナー



第38回公開セミナー開催に寄せて

総合学生支援センター長 下岡 里英

 本年度は「食の科学」をテーマに、公開セミナーを開催させていただきます。
 昨年初頭から新型コロナウイルス感染症拡大という未曾有の事態に見舞われ、どのように対処すべきか手探りの状態でした。そのため昨年は受講生の皆様の安全を第一に考え、このセミナーの開催を見合わせました。今年は、感染予防に努めながら何とか学びの場を提供するまで準備を進めることができたことを大変うれしく思っております。
 昨年から今年にかけて、コロナ禍により生活が一変し、生命を守るということを今まで以上に意識した年であったのではないでしょうか。生命を守る一つの手段が食生活・栄養の管理による健康の維持増進だと思います。今年度は、本学管理栄養学科の教員が、食に関する様々テーマで講演いたします。皆様の生活に役立つ情報がたくさん含まれていることと期待しております。
 秋の深まりを感じられるよい季節に、本学で一緒に知への探求の旅に出ましょう。新型コロナウイルス感染対策を徹底して、皆様の学びの場を準備させていただきます。どうぞ、ふるってご参加くださいますようご案内申し上げます。

テーマの概要

人間生活学部 管理栄養学科 学科長 市川 知美

 毎日の食事は私たちの身体をつくり、健康にも影響を与えます。今年度の公開セミナーは、「食の科学」をテーマに本学管理栄養学科の教員4名が異なる専門分野から、健康を支える「食」について科学的な視点で紐解いていきます。
 身体の状態や食品の鮮度などをあらわす指標(モノサシ)にまつわる話題から、脳梗塞や心筋梗塞を予防するための食生活のポイント、健康長寿につながる身体の組織や細胞の仕組み、健康を支える栄養素のはたらきなど、どの講座も生活習慣病の予防や健康づくりのヒントとなる興味深い内容ばかりです。この講座を通して、これまでの理解がより根拠をもった知識となり、興味・関心を高めるきっかけになれば幸いです。
 新型コロナウイルスの猛威を経験し、一人一人の健康だけでなく、地域全体の健康についてもより深く考える機会となりました。健康を守るためには、病気を予防する正しい知識とそれを実践する行動力が求められます。本セミナーを通して、受講された皆様が「食」についての理解をさらに深め、健康で充実した毎日を送ってくださることを切に願っています。

第1回 からだや食材の状態をおおまかに知る指標の話
~『生体への鉛の蓄積度』『食肉の鮮度と熟成』2つの話題から~

日程 2021年10月2日(土)14:00~16:00
10~15分間の休憩および質疑応答あり
講師 人間生活学部 管理栄養学科 准教授 佐藤 努
概要 本講義では、生体や食肉の全体の状態は、必ずしも1つの指標(モノサシ)では窺い知れないことを見ていきます。まず、一つ目の話題として、生体にとっての必要性など、あまり確かなことが判っていない鉛について、蓄積度の指標である5-アミノレブリン酸脱水酵素活性と鉛との関係を見ていきます。二つ目の話題としては、食肉評価のモノサシである鮮度恒数K値と、肉の鮮度・熟成との関係を取り上げます。モノサシはあて方が重要であることを見ていきます。

第2回 脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患を予防する食生活の勧め

日程 2021年10月9日(土)14:00~16:00
10~15分間の休憩および質疑応答あり
講師 人間生活学部 管理栄養学科 教授 石長 孝二郎
概要 多くの人は、高齢となっても可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けたいと願います。その自分らしい暮らしができなくなる要因に脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患の発症があります。以前より、職場の健康診断で血液検査値の異常などは知らされていたと思います。本セミナーでは、病院で働く管理栄養士が食事調査や血液検査異常を見ながら、どのような食事改善を提案しているのか解説致します。

第3回 研究者から見た健康長寿の秘訣

日程 2021年10月16日(土)14:00~16:00
10~15分間の休憩および質疑応答あり
講師 人間生活学部 管理栄養学科 特任教授 野間 隆文
概要 厚生労働省が2019年に公表した簡易生命表によりますと、2018年の日本人の平均寿命は男女とも80歳を超え、平均寿命も年々伸びて来ています。しかし、自立して生活できる健康寿命との差は、依然10年前後あります。健康長寿には,食事と運動が重要であるものの、私たちが最近経験した新型コロナ感染症対策としての外出自粛や人との距離を置く「新生活」の視点と細胞生物学的視点から、参加者のみなさんとともに健康長寿を見直してみたいと思います。

第4回 栄養素のはたらきと健康 ~栄養学を学んで生活習慣病予防に活かす~

日程 2021年10月23日(土)14:00~16:00
10~15分間の休憩および質疑応答あり
講師 人間生活学部 管理栄養学科 准教授 土谷 佳弘
概要 本講義では、食事から摂取している三大栄養素(タンパク質、脂質、糖質)が、人の体の中でどのような物質に変換され、機能しているのか、代謝経路を中心に生化学的な視点から解説します。それぞれの栄養素の特徴について理解した上で、生活習慣病予防のために、どの栄養素をバランスよく摂取すれば良いのか、普段の食習慣を振り返りながら個人個人に合った食事を考えていきます。

受講について

対象 学生および一般の方
開催方法 広島女学院大学での受講 広島女学院大学 ソフィア2号館201教室
動画配信でのオンライン受講 YouTubeによるライブ配信(予定)
*新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、オンラインのみの開催となる場合もあります。
募集人数 本学会場での受講 70名(先着順)
オンライン受講  70名(先着順)
受講料 無料
申込方法 本学ホームページの申し込みフォーム または 申し込み専用はがき
*ご記入いただきました住所・氏名等の個人情報は、広島女学院大学公開セミナー以外に利用いたしません。
申込締切 9月21日(火) はがきの場合消印有効
受講確定の連絡 会場受講の場合  1週間前に受講はがきを送付します。
オンラインの場合 申し込み完了後に自動受付メールが届きます。
         受講方法等については1週間前にメールで連絡します。
交通機関 バス   広電バス 牛田早稲田団地 行き 広島女学院大学前下車
     広島駅新幹線口発  約20分   紙屋町(江波発) 約25分
タクシー 広島駅新幹線口より 約15分   紙屋町より 約20分
自家用車 学内の駐車場をご利用ください。警備員室でご案内します。

お問い合わせ先

〒732-0063 広島市東区牛田東4-13-1

E-mail: kyomu@gaines.hju.ac.jp
TEL: 082-221-2633(直通)
FAX: 082-221‒5290
開室日: 平日 8:30~17:00
休業日: 土・日曜、祝日、夏季休業日、10/1(創立記念日)、12/25(クリスマス)、年末年始