児童教育学科学科ニュース

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絵本から広がるあそびの世界~絵本研究会が地域の保育所で読み聞かせ活動を行いました~

2026.03.19 子どもチャレンジラボ

 子どもチャレンジラボのひとつである「絵本研究会」の学生が、地域の保育所の0歳児・1歳児・2歳児のクラスを訪れ、絵本の読み聞かせと絵本の世界を味わうミニ活動を行いました。
 この活動は、絵本の魅力を子どもたちとともに味わい、その豊かな世界を遊びへと広げることを目的に、学生たちが企画した楽しい体験プログラムです。実施にあたっては、事前に園を訪問し、子どもたちの興味や普段親しんでいる遊びや絵本などを先生方にうかがいながら、年齢やクラスの様子に合わせて、メンバー全員で心をこめて活動内容を考えました。


 0歳児クラスでは、『ころころころ』の読み聞かせの後、カラーボールを使った遊びを楽しみました。最初は様子を見ていた子どもも、学生たちがボールを転がすと興味を示し、自分から触れたり転がしたりする姿が見られました。子どもの反応に合わせて関わることで、遊びが少しずつ広がっていきました。

 
(子どもたちとボールをころころ)

 1歳児クラスでは、『きんぎょが にげた』の読み聞かせの後、保育室に隠れた5匹の大きな金魚を探す「きんぎょさがし」を行いました。金魚を見つけると、子どもたちは嬉しそうに「いた!」と声をあげていました。
 ひとり1匹ずつ大きな折紙で折った金魚をプレゼントすると、もらった金魚をしっかりもって、泳がせるようにしながら保育室の中を動き回ったり、しっぽのひらひらを興味津々で見つめたりする姿が見られました。絵本の世界を全身で味わう子どもたちの姿に、思わず笑顔が溢れました。

(『きんぎょが にげた』の読み聞かせ)

(子どもと手をつないできんぎょ探し)

(ひとり1匹ずつ、きんぎょをプレゼント)


 2歳児クラスでは、少し長い『ころちゃんはだんごむし』の読み聞かせにも、子どもたちは想像以上に集中して耳を傾けてくれました。その後は、だんごむしの動きをイメージしながら音楽に合わせて体を動かす活動へ。子どもたちの大好きな虫たちが登場する絵本への集中力に驚くとともに、子どもたちをひきつける絵本の魅力を再発見しました。

(『ころちゃんはだんごむし』の読み聞かせ)


 活動後の反省会では、子どもの発言や指差しを拾って丁寧に返すことの大切さや、子ども一人ひとりの反応に応えることで遊びが広がることなど、実際に子どもたちと関わる中で見えてきた学びが多くありました。また、活動の見通しを伝える工夫や、子どもの様子を見ながら遊びを繰り返したり展開したりすることなど、次の活動に向けた具体的なアイデアも出されました。
 府中ひかり保育園の子どもたちや、保育者ならびに職員の皆様、貴重な学びの時間をありがとうございました。
 絵本研究会では、今後も、絵本を仲立ちとした子どもたちとの温かなやりとりや触れ合いを大切に、活動を通して地域と豊かにつながりながら、保育者・教師としての実践力を磨く活動を続けていきます。